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酒と泪と女と女

彼氏や夫への「賢いクレームのつけ方」

Writter: 川崎貴子
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Illustration by 増山慶彦

酒と泪と女と女

女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取るninoya取締役の川崎貴子が、昼の人材コンサルティングから、夜の酒と泪の現場まで。若いお嬢さん方へ、いまを生き抜く術をお伝えするブログです。

先日「ぼくらのクローゼット」という男性向けサイトに、「女の怒りの鎮め方」というブログを書きました。

そこでも触れたのですが、一般的に女性達は、近しい人(彼氏や夫や親しい友人)へのクレームを伝えるのが異様に下手です。

空気を悪くしたくない、うるさい女だと思われたくないから、不満をコップいっぱいにため込んで最後の一滴がこぼれるやいなや怒りの大噴火。結果、洒落にならない大災害を引き起こします。

勿論知ってますよ。その間、多少不機嫌になったり、多少ぼかしながら「私は今不愉快」を小出しに伝えている事を。

でもね、このブログで何回も何回も書いておりますが、やつら(男達)は、察するという事が出来ないんですよ。脳の機能として付いていないのじゃないか?っていうぐらい、仕事では空気読んだり客や上司の意図を察したりしてるくせに、プライベートとなると自動的にシャットダウン。それも無意識に電源落としてるものだから余計にタチが悪い。

ですから、「はっきりと言葉でクレームを言う」というのが本来一番伝わるのですが、溜まっていく不満の一つ一つって実は取るにならない事が多く、わざわざエネルギー使って、空気悪くしてまで言いたくない事ばっかりなんですよね。

そこで今回は、以前「魔女のサバト」でもシェアして好評だった、Sさんという女性の事例を引き合いに出して、夫や彼氏への「賢いクレームのつけ方」を勉強してゆきましょう。

Sさん(妻33歳 東京在住、関東近郊の地方都市出身、大学入学から上京)

Nさん(夫34歳 東京在住、東京都出身)

2人はずっと東京に住んでおりますが、彼女の実家は関東近郊の地方都市。夫は東京出身者です。子供は未だ作らず、共働きの仲良し夫婦。現在結婚4年目になります。

夫は家事にはそんなに協力的ではないものの、基本的にとても優しい人で、会話も多く、妻のSさんは夫Nさんに対して細かいものはさて置き、大きな不満はありません。ある一点を除いては。

Sさんの不満−。それは、Nさんが彼女の出身地の事を悪く言う事でした。

毎年お正月にSさんの実家に行ったり、その駅の映像がテレビに映るたびに、夫は「田舎だよね~」とか「やっぱり住んでる人も田舎くさいよね~。」などと言っていたそうです。

彼女に対して他の事は全く差別的じゃないのに、何故かその地方都市に限ってそんな風に言うのか理解できず、また、最初はあまり気にならなかったものの、(ほんとそうだよね~と彼女も笑っていたそう。)何年も続いたのでさすがにとうとう釘を刺すことに。

今年、帰省する電車の中で、案の定Nさんは「どんどん田舎に近づくと乗っている人も雰囲気変わってくるね。」と例の如く、無邪気に言い出したそう。

そこで彼女は穏やかに、窓の外を遠く眺めながら言いました。

「私もこの半端な田舎が嫌いで早々に都内で一人暮らしを始めたんだけどね。社会人になってお付き合いした人が、『この街に仕事で来るたびに、今まではただの地方都市だという認識だったんだけど、ああ、この街でSちゃんが生まれて育ったんだな、と思うと特別な街に見えるようになった。』って言ってくれたことがあってね、それから私もこの街が愛おしく見えるようになったのよ。だから、私を育んだ街なんだ、と思って見てくれると嬉しいな。」

微笑みながら言う彼女に対して、ぐうの音も出ない夫、N氏。

「そういう視線に欠けてた、不愉快にしてごめんね。」と謝ってくれたそう。そして、実際にその街で、「その街良いとこ探し」のデートに行ったそう。ああ、なんなの!このイイ話。

このように、本人を直接ディスっていないケースは、言っている本人も言われた本人もお互いにツボは違うし、本人の事ではないからと、「あり」になりやすい。でも、言われている方はやはり、冗談かもしれないけれど続けば面白くない訳です。

そこで一般的に言われた側の女性がやらかしてしまいがちなのは、不満のコップがいっぱいになったタイミングで、

「昔の彼はこんな風に言ってくれたのに!」

と心の中で反芻し、男性に対して何に怒っているのかを伝えず、

「私の事、本当は愛してないんじゃない?」

などと突然拗ね始め、絡みはじめる事です。

そして更には、何で絡まれたのか理由が解っていない男性に対して、

「どうして解らないの!察してよ!」

とドライブがかかってしまい、大ゲンカに発展させたりするのです。

男性の方は突然攻撃されたとしか思わないので、自分の失言より、妻の感情的な様子や訳の分からなさにフォーカス。結果、Sさんが夫に与えた反省程に、例え真相がわかったとしても導くことはないでしょう。

この事例の注意点は、「過去お付き合いした男性の話をする。」というところ。

これは諸刃の矢ではありますが、彼女は今まで夫の前で、過去の男性の話をしたことも過去の男性と比べる事も一度もしたことがなかった上で、「今が一番幸せ。」といつも言っていたという実績の上で強行に及んでいます。

ちょっと器の小さい男の場合は、問題をすり替え、「昔の男と比べられた!」に固執して面倒な展開も予想されますが、彼女の場合は夫のキャパ、彼女の実績を計算して、満を持して使ったので美しいカウンターパンチが決まったのでしょう。

聞けば、Nさんのお父さんが3代続く江戸っ子で、彼が小さい頃からお茶の間で、地方都市をからかう発言をするのが口癖だったのだそう。夫は何も考えず、「あろうことか彼女も一緒に笑ってくれると思い、夫婦の会話として採用していた」んですね。ほんとにもう、なんてくだらない理由(笑)

でも、その「くだらない理由」が火種となり、大ゲンカに発展し、別れたり、結婚に及ばなかったりする「もったいない」が、男女にはなんと多い事か。

お互い他人同士だから、親の癖や育ちの癖、恋愛の癖や考え方の癖をそれぞれに持ち寄って恋人になり、夫婦になる訳です。

感情を乱さずに「私はこうされるとさびしいな。」をフラットに、上手に伝えられるスキルがあれば、男女のいさかいは大幅に軽減し、成就率も上がります。

若いお嬢さんだけでなく、淑女の皆さんにおかれましても、女性側が2枚も3枚も役者が上になると、男女のコミュニケーションは格段に通りが良くなります。

是非とも、「溜めない、拗ねない、絡まない」を合言葉に、共に修行を積んでまいりましょう。華麗なるカウンターパンチの事例、随時お待ちいたしております。

川崎貴子

川崎貴子

ninoya取締役

1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取る。プライベートではベンチャー経営者と結婚するも離婚。8歳年下のダンサーと2008年に再婚。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。

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