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酒と泪と女と女

卵子は待ってくれない。

Writter: 川崎貴子
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酒と泪と女と女

女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取るninoya取締役の川崎貴子が、昼の人材コンサルティングから、夜の酒と泪の現場まで。若いお嬢さん方へ、いまを生き抜く術をお伝えするブログです。

次のブログを読ませていただきました。

子供作りたいけど決断出来ないはてなブックマーク - 子供作りたいけど決断出来ない

都内在住32歳結婚3年目。共働き世帯年収450万円夫婦仲円満。

そろそろ子供をと思っているが私が妊娠したら世帯年収が約半分になる。

私たち見たいなというのは、産みたいけど「金銭的」に産むことが難しい層の事。

20代後半から30代前半女性で、

「子供が欲しいけれど決断できない。」と思っている未婚、既婚女性は意外にたくさん居て、

私も仕事柄、よく相談を受けます。

踏み切れない理由としては、

金銭面の不安。

パートナーの不安。

実家が遠くていざという時の助けが無いという不安。

キャリアの中断を余儀なくされてしまうという不安。

自分の時間が取れなくなる不安。

親になることへの漠然とした不安。

などが大半でしょうか?

ただ、これが30代後半から40代前半の女性達の相談になると、

「結婚相手をこれからすぐに探して、速攻で妊娠するには?」

「不妊治療で有名な病院は?幾ら位かかるの?」

に変わります。

「キャリアを積み、ある程度稼げるようになり、一通り経験して、気付くと出産リミットまで来ていた。どうしても子供が欲しい。」

という女性達の今、なんと多い事か。

その「あきらめたくない。」という切実な叫びを聴き、不妊治療の精神的、肉体的、金銭的な労力を垣間見ると、

若いお嬢さん達には、

「いつか欲しいと思うなら今すぐ妊娠準備を。」

と、提案せざるを得ません。

卵子は待ってくれないからです。

芸能人、著名人が40代出産を発表すると、「まだまだ先でも大丈夫。」という印象をもってしまいます。

しかし、40代出産実績は全体の3.2%足らず。

この世代は不妊治療も多いので、自然妊娠に至っては更に少ない数になります。

私の友人達も40代初産が多く、出産のリスクは高いもののその落ち着いた子育てを傍で見ていると、

「社会的成熟度や精神的、金銭的な面も含め、40代出産はあり。」

と、思ってしまいがちです。

しかし、33歳頃から妊娠力は低下の一途をたどります。

私も第二子を40歳で生みましたが、流産のリスク、染色体異常のリスクを懇々と説明され、検査漬けの妊婦生活でした。

ですから、40代出産3.2%の女性達は相当な努力の末、もしくは「レアケース」と認識した方が間違いないでしょう。

実際に、多くの不妊治療経験者が、「10年前に解っていたら」と口を揃えて言います。

また、33歳~35歳ぐらいまでに出産するとなると、現代女性の生き方、そのスピードを相当巻いていかないと間に合いません。

以上のようなことを鑑みると、いつか産みたいと思っている20代前半の女性は、

30歳前までにキャリアを確立するという目標を掲げ、頑張る必要があります。

皆さんが30代になるころには、女性の経済力が確実に「結婚」や「子育て」に有利になっています。

のんびり人生設計をしている男性同期の3倍は根性出して、ポジションをいち早く確立し出世するのです。

そして、いつか産みたいと思っている20代後半女性は、すぐ目の前の「仕事と育児の両立」を視野に入れ、管理職を含め、自由度の高い働き方を目指してください。

プライベートでも、結婚対象を決め始める時期。

彼氏がいる人は「結婚」に対して具体的なアクションを。

居ない人は婚活をスタートしましょう。

また、実際に結婚している先輩のライフスタイルを参考にしたり、会社の制度を調べたり、情報を集め参考にしましょう。

いつか産みたいと思っている30代女性に関しては、

「彼氏がプロポーズしてくれない。」

「良い人が現れない。」

などと言っている場合ではありません。

婚活は働きながら、最重要業務として遂行してゆきましょう。

プロポーズなど、待ってないで女性から致しましょう。

断られたり、お相手がどうにも結婚に向いていないなら、笑顔でリリース。

速攻で次に行きましょう。

既婚の方は、一点クリア主義で妊娠に踏み切って下さい。

お金、お相手の年収、趣味の時間の確立などなど、全て揃うのを待っていたら、50歳を過ぎます。

年収が少なくても、夫婦仲が良く二人で頑張れそうだ、とか。

親は頼れないけど、都心から少し離れれば保育園の空きはありそうだ、など、

実際、子供ができたら本当に何とかなるもんだ、というのが多くの親たちの実感です。

特に母親は、自分でもコントロールが効かない程、「お母さん」になります。

「この子を守るのは私なんだ。」

という思いに突き動かされて、

お金が無ければ何とか稼ごうとするし、

子供が病気になれば良い病院を調べ上げどんなに遠方でも通い、

放射能があると聞けばコミュニティを捨てて子供と一緒に知らない土地で暮らす。

他人や社会がどう言おうと関係ない、

子供の為に何とかする、自然に何とかできるのが母親の強さ。

そして、ただ強いだけじゃなく、

愛する者の為に人生をアクロバティックに変えられるのも、

女性性の幸せな所なんじゃないかと最近思うのです。

私は36歳の時に一度流産しています。原因はわかりません。

景気が急激に悪くなった時期で、当時一家の大黒柱だった私は、

客観的に見れば妊婦になっていられる状態ではありませんでした。

夫も長女も喜んでいたので残念でしたし、私もショックでしたが、

「運命なのかな・・・。」と納得し、その後子作りを何となくあきらめました。

それから、3年後。

39歳になった途端、40歳を目前に抗い難い欲求に駆られました。

「運命などないわ!私の人生だった!」

と、一念発起。夫に妊娠中のリスクや高齢出産のリスクを説明し、

何かあったら、の為に外で働いてほしいと説得。

基礎体温で無事妊娠しましたが、結局出産前日まで働いて産後3週間で復帰。

家族会議の結果、実家の母を呼び寄せ同居し、助けてもらいながら現在1歳10か月の次女を育児中です。

女性の生き方の選択肢はいっぱいあります。

結婚して子供がいない仲良し夫婦を目指すもよし、独身で自由に過ごすもよし、

でも、将来子供が欲しいと思っている人に関しては、

運命なんかに身をゆだねず、パートナーマターにせず、

あくまでも女性主導でコンセンサスを取り、

「やらなかった後悔」をしない妊活をして欲しいと願っています。

例え叶わなくとも、

チャレンジすることでまた新たな目標が見えてくるのが人生で、

その人生のドラマを全て味わい尽くせるのが、

我々女性達が共通して持つ「逞しさ」であり、「女を生きる醍醐味」であると思うからです。

川崎貴子

川崎貴子

ninoya取締役

1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取る。プライベートではベンチャー経営者と結婚するも離婚。8歳年下のダンサーと2008年に再婚。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。

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