人生はマウンテンありバレーあり。

 

今日も元気にトゥギャザーしてますか？

ninoyaの古越です。

 

取引先から「CPA」や「CVR」などの単語を連発されて、その場で流し聞きしつつ、デスクで資料の数字をGoogle検索しながらにらめっこ。そんなご経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。

 

今回はパードゥンできないwebマーケティング用語を解説します。

 

AdWords（アドワーズ）

Googleが提供するクリック課金型広告サービス。

 

よく似た単語にAdSenseがあり、リスティング代行会社の新人営業が「ぜひ弊社にAdSenseをお任せ下さい！」と鼻息荒い営業を受けた人がいるとかないとか。

 

AdSense（アドセンス）

Google等が提供する広告配信サービス。

 

メディアやブロガーなど、ネットでコンテンツを提供する側の代表的な収益手段として用いられる。プロブロガーの収益三本柱（AdSense・バナー掲載・アフィリエイト）の一つ。Google社のAdSenseはアダルト系ブログには貼れない。

 

ASP（エーエスピー）

アフィリエイト広告の配信事業者

 

工藤静香と石橋貴明によるユニットLittle KissのA・S・A・Pを思い出したあなたはきっと30代後半。作詞は秋元康。生でダラダラ続けます。

 

 

CMS（シーエムエス）＝Content Management System

ユーザーが制作会社に頼らず自身でHPを更新するためのシステム。

 

導入したあとで、意外と思い通りに使えないことに気がつく。HTMLやCSSの基礎知識がないとお互いに不幸を呼ぶ、顧客と制作会社泣かせの罪な男。

 

CPA（シーピーエー）＝Cost Per Acquisition

顧客が利益に繋がるアクション（購入・問合せなど）を起こすのに掛かった広告費用

※広告費÷商品購入数

 

「で、御社にお願いするとCPAなんぼになるの？ん？？」と詰められると、中小企業のweb担当者としては一人前らしい。合掌。

 

CPC（シーピーシー）＝Cost Per Click

広告のクリック単価

※広告費÷クリック数

 

「皆、CPAやCVRに注目するけど、実は広告代行業者の質が一番問われる指標だ」とおじいちゃんが言ってました。広告会社が管理画面を公開しない理由の一つではありません。

 

CTR（シーティーアール）＝Click Through Rate

広告のクリック率

※クリック数÷広告表示回数

 

「実は広告クリックの9割はBOTだ」というまことしやかなニュースが流れた時に存在価値が揺らいだ指標。

 

 

CV（シーブイ）＝Conversion

顧客のアクション（購入・問合せ）の総称

 

HPの目的は顧客により異なるため、利益を持たらすアクションの総称として用いられる。口語はコンバージョン、筆記はCVという、通っぽく見えて別に特別なことは何も言ってない単語。

 

CVR（シーブイアール）=Conversion Rate

広告クリック数におけるアクション（購入・問合せなど）の割合

※購入数÷クリック数

 

「御社のペルソナとの既存UIやUXのマッチングの部分でグロースハック的に光速でABテスト回しつつEFOも掛けてPDCAしましょう」というルー語のようでルー語でないミサワな提案を受けたことはあります。

 

Impression（インプレッション）

広告露出量の総称

 

口語はImpression、筆記はImpと略されることもあり。会議室で中年男性が膝を突き合わせて「露出・露出」と連呼するシュールさを回避するために生まれたのかは定かではない。

 

LPO（エルピーオー）＝Landing page optimization

縦長1枚のページとリスティング広告を組み合わせた顧客獲得手法

 

楽天メソッドと風刺をこめて呼ばれることがあるもの、よく分からないマーケティング手法よりも費用対効果は確かである。LPO会社のLPは一様にテンションが高い。

 

PV（ピーブイ）＝Page view

HPにおけるページ閲覧数

 

各指標の分かりづらさから今もって注目される数字。メディアのページ分割や無限スクロールに対する悲喜こもごもも、PV絶対主義による派生問題。

 

PPC（ピーピーシー）

検索エンジン連動型広告

 

「リスティング」じゃない「PPC」だ、という教義から重用されるワード

 

SEO（エスイーオー）＝Search engine optimization

検索エンジンの仕様に自社HPを最適化させる技術

 

マーケティングとセットではじめて成果が挙がるものの、枝葉の技術だけで論じられる不毛な手法。腕の立つSEO担当はやがてポエマーや旅人になる業の深い技術。

 

UU（ユーユー）＝Unique user

HPを訪れた訪問人数

 

webマーケティングに関わりのない人が最初に混乱する指標。PV数は閲覧数で、UU数は訪問人数なのだが、そもそも2つ並べることに何の意味が？と問われると意外と答えに窮するらしい数字。

 

UI（ユーアイ）＝User Interface

画面の表示形式や、メニューにおける表現や操作感の総称

 

一時UI/UX論が盛り上がったものの、UIという単語における”印象”に対して、UI（）と嘲笑される不憫な子。優れたデザインは構造的である。

 

UX（ユニキス）＝User Experience

HPやアプリにおけるユーザー体験の総称

 

「UIあってのUXやない！良質なUXを作り出すためのUIなんや！」論に対して、UX（）と嘲笑される不憫な子。有益なデザイナーさんの話をきちんと聞きましょう。

 

WordPress（ワードプレス）

CMSの一種

 

セキュリティ対策や更新・保守問題のリスクを説く前に「とりあえずWordPress」でと「とりあえず生」ばりに人気のあるCMS筆頭。

 

名著の改訂版に当たる「本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書 Ver.4」が発売されたが、知らずにver.3を買っている人が少なくない。

 

 

以上、覚えておきたいwebマーケ用語18選でした。