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地方でフリーランスとして生きること

フリーランスで13年働き続ける筆者の仕事へのモチベーションと目標

Writer: 奥地 美涼
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地方でフリーランスとして生きること

鹿児島で12年以上フリーランスの仕事を続けている奥地さん。フリーの仕事自体が珍しかった当時から現在まで。どのように仕事を得て、どのように暮らしてきたのか。フリーランス × ローカルの視点で語ります。

こんにちは。
地方でフリーランスとして働く奥地です。

皆さんは、どのようにゴールデンウイークを過ごされましたか?

私は、親兄弟と一緒に1泊から2泊で旅行に行くことが多いのですが、今年は珍しく日帰りの旅を全力で楽しみました。
毎日疲れ果てるまで遊んだせいか、今週はスッキリした気持ちで仕事が進んでいます。

ウイスキー工場見学

G.W.にウイスキーの工場見学に行ってきました!

今回は、13年間フリーランスという形で働き続ける私の、仕事へのモチベーションについてご紹介します。モチベーションを保ち続ける工夫も取り上げていますので、参考になりましたら幸いです。

筆者にとっての仕事へのモチベーション

働き始めて6年ほどまで

5月15日で個人事業主として開業して13年になります。
新卒フリーランスの私にとって、開業届を出したときがキャリアのスタート。

転勤族のパートナーと一緒に暮らしながら、働けるということだけが嬉しくて、「バリバリ働くぞ!」という意欲だけで仕事を始めました。
先の見通しなどなく、1カ月先すら全く考えていない状況でした。

仕事を通して何をしたいかといった夢があるわけでもなく、「働ける」ということだけが仕事へのモチベーションだったのです。

そして仕事をする中で、自分の夢や、やりたいこと、モチベーションが生まれてきました。

最初に生まれたモチベーションは、「仕事で認められたい」という気持ち。
特別なスキルを持たない私が、まず欲しかったのが、自分を必要としてくれる場所でした。

報酬はいくらでもいいから、とにかく自分の居場所が欲しかったです。
当時の仕事を時給に換算すると100円ぐらいだったかもしれません。
それは発注金額がおかしいというよりも、自分のスキルのなさが原因です。

とにかくスキルが足りないので、それを実感しては勉強するということの繰り返し。「自分は、ダメだな」という気持ちが原動力になっていました。

6年後から12年まで

仕事を始めて6年後に業務委託契約を結んでいた会社から「ベストPM賞」をいただき、その頃から仕事へのモチベーションにも変化が生まれました。

自己満足に近いところから、クライアントさんやその先にいる顧客の役に立ちたいという気持ちに。
今、振り返ると、「やっと……!?」と自分でも思いますが、6年経ってやっとです。

自分のスキル不足を補うために勉強していたのが、他の人の役に立ちたくて、何かいい方法がないかと知識を補う方向へシフト。

ちょうどこの時期に、ひとり親家庭向けの就労支援事業にかかわれたのも大きかったです。私自身が父を早くに亡くし、母子家庭で育ったこともあり、思い入れも強かった事業。
思うように進められずに悩むことも多かったのですが、凹んでいても仕方がないと思え、毎日がとにかく精一杯でした。
微力であっても何かしら誰かの役に立てていると感じられる日々は、とても充実していました。

ただ、あまりにも一生懸命だったからか、この事業が終わったと同時に仕事へのモチベーションも低下。
自分が目指すものが分からなくなり、第三子の妊娠・出産もあり1年ほどゆっくりしました。

最近の1年間

第三子が保育園に通い始めた頃から、徐々に仕事へのモチベーションが回復。

そして、今からちょうど1年ぐらい前から、モチベーションのひとつに、誰かの役に立ちたいという気持ちに加えて、報酬面が加わりました。
正直、仕事を始めて12年ぐらいは、報酬にあまり関心がなかったのです。
保育料ぐらいは稼ぎたいな、子供の学資保険を私の収入から払いたいな、といった程度。

もともとの性格もあると思いますが、報酬よりも、誰かの役に立ちたいという気持ち、働ける幸せが勝っていたのだと思います。

でも1年ぐらい前から長女が塾に通うようになり、教育にお金がかかることを実感。塾の費用が必要なのはもちろんなのですが、とても裕福な家庭のお子さんが多く通う塾ということもあり、お金があるのとないのとでは、選択肢が変わってくるのだなと気付きました。
例えば、鹿児島から福岡まで新幹線通学で私立中学に通うお子さんがいるのです。わが家では、考えられない選択肢だったので、とてもビックリしました。

こういう教育を目指しているということではないのですが、今後、3人の子ども達が大きくなったときに、希望の進路を選べるように頑張らないといけないなと考えています。

モチベーションを保ち続ける工夫

仕事へのモチベーションを高く持ち続けるために行っているのは次の2つ。

  • 目標を毎日見て、結果を見える化する
  • ツイッターで自分のモチベーションを高める

目標を毎日見て、結果を見える化する

手帳の月間ページに月ごとの目標書き、頻繁に目にすることで意識を保つ工夫をしています。
「クライアントさんの役に立ちたい」など漠然とした目標であっても、「○回、褒められる」といったように分かりやすい形に置き換えるのがポイント。

また結果も見える化しておくといいでしょう。
例えば、「○回、褒められる」と書いた横に、正の字で回数をメモする程度でも気持ちが高まります。

報酬の場合は、業務形態にもよりますが、毎日売り上げが分かるような場合は、毎日手帳などに書いてもいいと思いますし、月間契約が多い場合はエクセルなどに売り上げが決まった時点で記録していくのがおすすめです。
私の場合は、月間契約も多いので、月の見込み金額と、実際に確定した金額をエクセルに記載しています。

ツイッターで自分のモチベーションを高める

ツイッターはFacebookよりも、気軽にフォローなどをしやすいので、私はツイッターの中で自分のモチベーションが上がる環境を作っています。

フリーランスとして働く知人の頑張りをツイッターで感じると、自分も!と元気をもらえます。仕事以外のつぶやきから、元気をもらうことも多いです。

そして、意識の高いツイートをされている方からは、自分の弱さに甘えてしまいそうな気持ちを立て直していただいています。すごい人ほど努力をされているんだなと日々思い知らされ、コツコツ頑張る大切さを教わる毎日。

仕事仲間への愛が溢れている方からは、仕事の厳しさの中にある優しさを学んでいます。自分もこうありたいなという形に近い方です。

モチベーションや目標を認識すると、叶えられる

最後になりましたが、モチベーションや目標を認識し、日々意識していると、叶えられるものだなと感じています。

毎年立てている目標は、ほぼ叶っています。
「ベストPM賞が欲しい」なども、年間目標のひとつでした。

分かりやすい例だと、報酬は特に一目瞭然ですね。
これまでも徐々に増えてはいたのですが、この1年の伸びは大きいです。

2017年は、前年度比で1.25倍に増え、2018年は1月から4月の合計が前年度の約半分になりました。
以前は、仕事に追われて生活の満足度が落ちると感じる月の売上金額があったのですが、気付いたらそのラインを越えていて自分でも面白いなと思います。

何を仕事のモチベーションにし、目標にするのか、それは自由の多いフリーランスだからこそ、とても重要なことなのだと思います。

奥地 美涼

奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。

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