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PRライターという仕事

スタートアップは体制がととのったら1秒でも早くPRを! 広告なしでモデル事務所を成功させ、新規事業も順調に幕を開けた、スタートアップ流のPRとは~株式会社アクエリアス代表取締役社長 中村康介さん~

Writer: itty selection Inc.のPRライター
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PRライターという仕事

企業の広報・PRをの現場を支援する、PRライター。PRやマーケティングの基礎知識、PR視点のライティングについて 、PR成功事例インタビューなどをお届けします!

新規事業やサービスを、1人でも多くの人たちに届けよう。そんなとき、PRの取りかかり方に迷う人は、多いのではないでしょうか。とくに広報・PR初心者の方、起業したての経営者の方からは、そんな声がよくとどきます。

そこで、PRに成功しているモデル事務所アクエリアスを構える代表取締役社長の中村康介さんに、PRライターKisaがお話しを伺いました。

アクエリアスは、北青山に設立した当初、モデル・アーティストの総登録数は6人。今では100人を超える規模にまで成長しています。

さらに、2017年6月と8月に、2つの新規事業も立ち上げられ、多数のメディアに取り上げられています。そのPR成功法を、スタートアップ企業の目線から丁寧に教えていただきました。

モデル事務所設立から5年。今だから感じるPRの大切さ

───この5年間、モデル事務所を成長させることができた要因として、PRとしては、どのようなポイントがあったのでしょうか。

中村康介(以下、中村):アクエリアスが大切にしている「これからのモデルの在り方」を発信し続けて来たことによって、多くのモデルから「共感」を集めることが出来、企業成長につながったと考えています。

そもそも「モデルやアーティストたちがライフイベントを諦めずに夢に挑戦し続けることが出来る環境を創りたい」という想いで創業したんですね。

私自身も13年前からモデルをしていますが、モデルという仕事は華やかな世界である一方、一部の成功者を除いて、経済的にも精神的にも不安定な毎日です。だから、結婚や出産などのライフイベントが後回しにされるという傾向が強く、夢と安定の間で選択を迫られる場面が多々あります。

実際に経済的な理由で、夢を諦めていってしまった諸先輩方も多くいらっしゃいました。この問題を解決するために、夢も安定も手にすることが出来るプラットフォームを作れないだろうかと考えるようになりました。

そこで創業以来、アクエリアスでは、「子供達が憧れるような粋な大人を創出する」という理念のもと、ルックスはもちろん、モデル一人一人が持つそれぞれの才能や特技(スペシャリティ)を伸ばすことに注力して来ました。スペシャリティは、料理でもゴルフでも美食研究家でも筋肉マニアでも、もう何でもいいんです。

何でもいいから、何か一つの道を極めていくことで、ルックル+αを持ったユニークな存在となる。モデルは競争優位性を築くことで、「その人にしかできない仕事」が増えるので、精神的にも経済的にも安定を得ることが出来る。

結果的に、結婚や出産などのライフイベントもこなしていくことができ、夢も安定も手にすることが出来るのです。

これらをモデル一人一人の個性と価値観に合わせて、丁寧に育てていくという人材育成に力を注ぎました。その考え方や実際の事例をSNSで発信し続けていったんです。

多様なワークスタイルが許される現代に合わせた「これからのモデルの在り方」を発信しつづけたことで、ユニークなモデルが集まる、ユニークなモデル事務所となり、PRの成功へとつながりました。

───会社設立当初からPRには力を入れていたのでしょうか。

中村:設立当初はPRに対する意識は低かったです。というより、PRやってみたいけど、何から始めたらいいのか分からなかったんです。

だから、とりあえずやれることっていうので、SNSの発信だけはずっとやっていました。今思えば、偶然ですが、あれがPRになっていたような気がします。

だから、ついこないだまでずっと「ああ、PRやってみたいなぁ。」と思っていました。(笑)実は、プレスリリースも5年目である今年、初めて配信したんですよ。長かった……(笑)。

本格的にPRを学ぼうと思い、新規事業をはじめるタイミングで、PRプランナー・PRライターのかみむらゆいさんのセミナーに足を運びました。そこで、プレスリリースの書き方を1からきちんと教わったんです。このセミナーが素晴らしかった!

プレスリリースを書くのは大変で、毎回頭を悩ませています。どうしたら読んでいただいた方が「自分ごとである」と感じてくれて、さらに「他の人にも伝えたくなる」のか。とても難しい作業ですが、私たちが思うに、プレスリリースは、報道関係者各位に対する手紙だと思うんです。

「こんなの今までなかった!」という新規性や「こんなものがあったらいいよね」という社会性を兼ね備えていること、「なぜこの事業を始めたのか」という背景などを記載することはもちろんですが、そもそも自分が手紙をもらったときに、「どんな内容であれば、友達に話したくなるのか」という視点を持つことが大切だと気づきました。

でも、これが本当に大変。だって、「みんなに公開される手紙」になるわけですからね。本当にプレスリリース書く時は、目が血走ってます。(笑)

そうして書き上げたプレスリリースを配信したら、仕事依頼の問い合わせがきたり、メディアに掲載していただいたり、業務提携のパートナーが決まったりと、会社にとってプラスになる大きな変化がありました。苦労して書いた甲斐がありました。(泣)

PRの価値は、本業をスムーズに走らせる油の役割

───広告などの選択肢もあるなか、なぜPRに力を入れているのでしょうか。

中村:広告ならすぐに利益へつながるかもしれない。PRってすぐに利益に結びつくわけではありませんよね。

でもPRに力を入れる良さは2つあると思っていて、一つは、社外の方に事業内容や理念を知ってもらう機会を持つことで、成長スピードを飛躍的に上げるような強烈な出会いが待っていること。

もう一つは、メディアに掲載して頂いたりすることで、社内の士気を高める効果があることです。広告が短期的な戦略だとしたら、PRは中長期的な戦略に当たると思います。

───ご自身で積極的にPRを学ばれているようですが、気をつけているポイントはありますか?

中村:そうですね。やみくもにあらゆる手法に手を出してみるのでなく、私たちの会社の成長段階に合わせて、今のステージだと何をするのがベストなんだっけ?と常に考えるようにしています。

PRは車に油をさして、よりスムーズに走らせる作業のようなもので、なくても走れるけど、あった方が楽に走れる、というものだと思います。
だから、スタートアップの会社は、体制が整っている状態であれば、1秒でも早くPRを初めてみることをオススメします。今思うと、私たちももっと早い段階でPRの重要性に気づいて行動に移していれば良かったな、と思いますね。

立ち上げたばかりの新規事業にも、PRを取り入れ好調

───6月と8月には、2つのサービスをリリースされたそうですが、どんなPRをされているのでしょうか。

中村:まずは、立ち上げと同時にしっかりプレスリリースを練り込んで書き、配信したことで、メディアに取り上げていただくことができました。

嬉しかったのは、プレスリリースを出したことで、スタートアップを支援している企業に勤める友人から資金調達の話をもらったり、中国系企業と取引のある経営者の先輩からビジネスパートナーを紹介していただいたり、想像していなかった広がりを持てたことです。おかげさまで、利用者数も順調に増加しています。

2つのサービスのうち、1つめは、「東京ファッションコーディネートラボ」という訪日中国人の「コト消費」ニーズにマッチした、パーソナルスタイリング事業。2つめは、「アクエリアス スピーカーズ」というファッション・メイク・食・コミュニケーションなどに関して、各分野の専門家を講師として手配するサービスです。

立ち上げ前から、自社サイトなどでちょこちょこ紹介していたのですが、ただ単にサービス内容だけを紹介していたために、効果を得ることができませんでした。

プレスリリースを配信したことで、サービスに対する想いやサービスが生まれた背景などを伝えることが出来ました。実際、ブログのPV数や問い合わせ件数の増加など、数字的にも効果が出ています。

───PRの効果を実感している中村さんから、スタートアップ企業へのアドバイスをお願いします。

中村:私たちもスタートアップなので、おこがましいことは言えませんが……。自戒の念も込めてもうし上げますと、スタートアップはとにもかくにも知ってもらう必要があると思うんです。

最高のサービスやプロダクトを持っていたとしても、机に座っているだけじゃ全然知ってもらえないんです。だから、積極的にPRを行って認知してもらう必要があります。

PRの方法自体は、プレスリリースの配信でもオウンドメディアにおけるユーザーとの関係構築でもいいと思います。

いずれにしても、PRは短期間に成果が出るものではなく、中長期的な視点で行なっていく事で、じわじわとファン・仲間・チャンスを増やしてくれる効果が期待できます。じわじわとです。(笑)

だからこそ、早く始めた方がいいですよね。

何から始めるか迷ったときは、規模感が似ていて、1歩先をいっている他社のWebサイトや発信の仕方をチェックして、自社で実現しやすそうな手法を考えてみるといいかもしれないですね。PR関連のセミナーを受講するのもオススメです。

私たち自身、まだまだ始めたばかりですが、PRは本業をあらゆる面で加速化させてくれる大きな可能性が詰まっていると思っています。だから、今後も休まずに発信していくことで、じわじわと広めていければと思っています!(笑)

インタビューを終えて

PRは、木に水をあげるような作業。すぐに成果はでないけど、コツコツと積み重ねることで結果がでる。

取材を通してあらためてPRとは、会社と社会にとってより良い関係性をつくることができる重要なコミュニケーションであると実感しました。人の感情に寄りそう発信の仕方、わたしも一度立ち止まって考えるきっかけとなった取材でした。

(取材・執筆:PRライター kisa agatha/編集:吉川実久)

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PRライター/PRプランナーとしてninoyaでも活動してきた、かみむらゆいが2016年に設立。PR・マーケティング、キャリアプロデュース(フリーランス支援・NYとつながるサービス)によって、企業や人びとの「セレクト」=「価値のある選択」をサポートする会社です。

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