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作家を目指すあなたへ

【編集者インタビュー】金井田 亜希さん「“ひらめき”の宝庫である著者の頭の中を理論化。新しいPRの教科書へ」

Writer: 鬼塚忠
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作家を目指すあなたへ

書店に自分の本が並ぶ。それは、ごく限られた才能と人脈を持つ人でしか成し得ないことでしょうか。私はそうは思いません。どうすれば、あなただけが持つ深い知見とアイデアを、多くの人に届けられるのか。「作家のエージェント」がお伝えします。
毎週火曜:アップルシード・エージェンシー代表 鬼塚忠のコラム
毎週木曜:本を出版した著者と、その担当編集者へのインタビュー

書籍づくりの現場ではどのような作業が行われているのか。実際に本を出版した著者と、その担当編集者のインタビューを公開します。企画の経緯から執筆・編集・デザイン・売り方まで、生の声をお届けします。

書籍:『ブームをつくる 人がみずから動く仕組み』(集英社新書)

ブームをつくる 人がみずから動く仕組み (集英社新書)
集英社 (2016-03-18)
売り上げランキング: 30,858

編集者:金井田 亜希さんさん

───最初に今回の企画をお考えになったのはどんな経緯からでしょうか?

著者としての殿村さんの魅力と合わせて教えてください。

金井田 亜希さん(以下、敬称略):本をつくる中で「本を売るのは大変だ!」と思っていました。そこでPRという仕事に興味を持った、というのが企画の出発点です。

そんなとき、殿村さんの手がけてこられたお仕事をいくつか拝見してから、是非執筆をお願いしたいと思い、ご連絡させていただきました。

殿村さんは“ひらめき”の宝庫のような方ですので、そこをうまく言語化して、殿村さんの頭の中を再現可能な理論にすることができれば、これまでにない新しいPRの教科書になると考えました。

──本書の真髄は、殿村さんの手がけてきた「うどん県」や「ひこにゃん」といった成功事例の秘密が詳しく書かれているだけでなく、「PRを通じて永続的な文化をつくる」という殿村さんの使命感が、随所に感じられる点だと思います。

そのなかでも、金井田さんが一番おもしろいと思われたのはどの部分でしょうか?

金井田:まさにご指摘の「文化をつくるPR」という点です。

バレンタインに代表されるように、いまや文化となっているイベントも、最初はなんらかの商品やイベントのPRだったという例は数多くあります。

殿村さんが手がけられた「今年の漢字」も、いまや年末の風物詩のひとつですが、文化に昇華するまでの過程」にとても関心がありました。

───本書のサブタイトルは、「人がみずから動く仕組み」となっていますが、PRの職業ではない、一般の読者にとってもどんな点が特に参考になると思われますか?

金井田:読者の方の多くは、PRには関係のないご職業に就いておられるかもしれません。しかし、どんな仕事においても、人と人とのコミュニケーションや信頼構築が必要なのはご存知のとおりです。

本書のなかでは、殿村さんが実践されてきたクライアントへの折衝方法(時には裏の手を使ったり、正攻法で攻めたりといった方法)が、特に読者のご参考になるのではないかと思います。

───タイトルや構成、帯のデザインなど、類書と差別化するために工夫された点を教えてください。

金井田:タイトルについては、ストレートなわかりやすいものにしました。新書というサイズですので、書店で本を見かけた際に読者が一目でそのコンセプトを理解できるような明快さが必要だと思いました。

帯については、殿村さんをご存知ない方でも、殿村さんのこれまで手がけてきた仕事(ひこにゃんやうどん県など)を載せることで、「ああ、これを手がけてきた人なのか」とわかるようにしました。

そして、殿村さんご自身のお写真も帯に入れています。これは、今後テレビや雑誌などに露出されることを想定し、著者が誰なのかがビジュアルでもわかるように、という意図によるものです。

───本書はどのような方に読んでもらいたいと思われますか?

金井田:ビジネスに関わるすべての方です。

───普段企画を考える際に、どんなことを大事にされていますか?

また、今後手がけてみたいテーマがあれば、教えてください。

金井田:時代のすこし先を読むような企画を考えたいと思っています。これから手がけたいテーマというのは、今のところとくにありません。どちらかというと、今やらなくてはいけないテーマがたくさんある、と思っています。

また、時代のすこし先を読むためには、いま起きている現実の裏にはどんな問題があるのか、一方からの見方ではなく他方からの見方を持つようにしていますが、個人的には、新聞やテレビはもう“信用”していません。各分野の専門家による1次情報を得るように心がけています。

───「一緒に本をつくってみたい」と思う著者はどんな人物ですか?

逆に、「こんな著者とは一緒につくりたくない」と思うのは、どんな人物ですか?

金井田:伝えたいメッセージをお持ちの方、でしょうか。また、その方が発信するメッセージに私自身が共感できる方です。

例えば、美術系の新書をつくったとしても、単なる美術という専門分野の話にとどまるのではなく、そこから一歩広げて、世界の見方や情報の汲み取り方などにまで言及できる著者とのお仕事は、やはり刺激を感じます。

一方で、一緒に仕事がしづらいと思うのは編集者の意見をなかなか聞いてくれない方でしょうか(笑)。

──本づくりにエージェントが関わることのメリットにはどのようなことがあると思われますか?

金井田:チームとなって本をつくれることだと思います。

著者と編集者だけでなく、これまでさまざまな分野の書籍にかかわってきたエージェントの方の多くの知恵や知識が集まることで、アイデアがさらに練られ、本の内容がよりいっそうブラッシュアップされると思います。

──最後になりますがビジネス書作家を目指すブログ読者のみなさまにメッセージをお願いします。

金井田:今はお金を出さずとも多種多様な情報を得られる時代ですので、本をつくる際には、どこが著者独自のアイデアなのか、どこが情報として新しいのかという点を、はっきりと読者に伝えることが大切だと思っています。

───金井田さん、お忙しいところありがとうございました!

ブログをお読みの皆さんで、本にしたら絶対売れる!!という企画・原稿をお持ちでしたら、弊社あてにご応募ください。

くわしくは企画原稿検討の要項をご覧ください。検討させていただきます。

ご意見・ご感想は(info@appleseed.co.jp)までお願いいたします。

鬼塚忠

鬼塚忠

アップルシード・エージェンシー代表。大学在学中に英国留学し、卒業後は働きながら、4年間で世界40か国を巡る。帰国後、海外の本を日本に紹介する仕事を経て、独立。「作家のエージェント」として、多くの才能を発掘している。自身でも小説を執筆し、著書に『Little DJ』『カルテット!』『花いくさ』『風の色』等がある。

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