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三味線ガールは海を渡る

ボカロやロックきっかけで三味線を始めたいんだけどおk…?もちろんおkです!

Writter: 鬼龍院 花枝
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スライド1

三味線ガールは海を渡る

20代のほぼすべてを三味線の師匠として過ごした鬼龍院花枝さん。時に海を超えて語りに行く三味線が持つ魅力、その真髄をポップな語り口でお届けします。あなたも趣味としての三味線を始めてみませんか?

講演や、演奏会へ出向きます。入り口で挨拶をすると、係りの方が迎えて下さいます。丁寧にお辞儀をされ後、私の顔を見てこう仰います。

「今日はよろしくお願いします!…えーと。ところで先生はどちらです?」

貫禄ゼロの鬼龍院花枝です。

私が三味線を始めたきっかけを振り返ると

「本当は三味線をやってみたいけれど、生半可な気持ちで始めちゃいけないような気がする。」と言われる度に思うのです。

「え?じゃあ聞きますけど……。貴殿は私がとてつもなく明確な理由と目的意識を持って三味線を始めたとお思いか?」

と。

話せば長い?いえいえ、私のきっかけなんて簡潔に10文字以内に収まります。

ふと振り返ると、三味線を初めて触ったのは中学二年生の頃。まさに中二の真っ只中だった私は、何を迷ったか三味線を始めることになりました。

と、言うと「ああ、そういうおハイソなお宅なんざましょ?」と言われそうですが、それは違うのですね。夕食の時間は常におかずの争奪戦だった我が家から、いったいどうしてハイソのハの字を見つけられましょう。

私は小学校入学時から近所の教室で日本舞踊を習っていたというのもありますが、具体的なコトの発端は、母親が自宅で三味線を練習していたこと。しかもカルチャースクールで習っていたので、全然本格的でも何でもありません。

単純に「人と違う」ことをやりたかっただけの中学時代

そんな調子外れな三味線を練習する母を見て、当時の私は「人と違う楽器を始めたら超クール!!!」と思ったようです。

そして小学校の頃に読んだ、小山ゆう先生の「お~い!竜馬」に登場した、三味線を持つ高杉晋作が格好良かった!という理由も盛大に背中を押しました。もうこの時点で当時の私が重度の厨二病に侵されていた様子が伺えます。

(ちなみに、坂本龍馬の半生を描いた武田鉄矢氏原作、小山ゆう先生作画の「お~い!竜馬」は殺陣の描かれ方が超クールな作品なので、是非皆様に広くお読み頂きたい作品です。)

さて、そんな私は「学生だから昼間の教室には通えない」という理由で、お師匠様のご自宅の教室へ通い始めました。

しかもコトの発端を作った母は、私の入門と同時に早々に三味線をやめたのです。まるで登ったハシゴを爆破されたような気分でした。その後母は二度と三味線を触ることはありませんでした。そこから私の三味線人生が始まりました。それが今から約16年前の話です。

と、ドラマチックでも何でもない。私が三味線を始めた経緯なんて、10文字以内でこのようにまとめられましょう。つまり「行き当たりばったり」。

きっかけはこだわるところじゃなくてもいい

結論から言うと、きっかけはなんでもいいのです。行き当たりばったりで始めた私が言うのです。ご安心下さい。

ボカロ(VOCALOID)がきっかけでも良い、現代曲を弾いてみたいという理由でも良い。「ちょっと初めてみたいな!」というカールのような軽い気持ち、むしろ大歓迎です!

江戸時代なら若い人が三味線を習いに行くきっかけなんて「横丁に美人(またはイケメン)の三味線の師匠が越してきたから、お近づきになりたくて習いに行く」…と言うのがデフォルトです。薄紙よりも軽い理由だったのですから、それに比べれば皆さんが考える理由なんて全く軽いとも何とも思いませんよ!

三味線も一つの娯楽だということを忘れないで

三味線は見方によっては敷居が高く、気軽な気持ちで始めるも憚られ、一度始めたら抜け出せない沼ッ…!というように感じられているかもしれません。ですが、もともとを辿れば三味線はギターやピアノのような娯楽楽器の一つなのです。

私も高校生に三味線を教えていて感じますが、彼彼女らが始めるきっかけはボカロの曲であることが多いです。

ですが、それで良いのです。それをきっかけに三味線に興味を持ってくれ、やりたかった曲を演奏し、本人はもちろん、それを他の誰かに喜んでもらえるのなら。ある程度続けていれば、「最初のきっかけなんて何でもいいんだ!」ということが見えてきますよ。

鬼龍院 花枝

鬼龍院 花枝

三味線指導、演奏家。気づけば20代の9割を三味線の指導と演奏に費やし、「三味線を教えている」と自己紹介すれば二度見されることにも慣れてきました。堅苦しさ皆無で三味線の魅力を知ってもらえればと思い、執筆活動もしています。

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