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こころをつなぐ翻訳の心得

多言語化でマーケットを広げる。英語翻訳にプラスα

Writter: 八戸秀一
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こころをつなぐ翻訳の心得

翻訳ははるか昔から国や文化・時間を越えて様々なことを伝えてきました。いま国内ではインバウンドや語学教育など、ともすればその言葉尻に注目が集まっています。しかし大切なことはどんな時にでも書き手の伝えたい想いと、読み手の理解したい想いをつなぐこと。それがぼくの考える「こころをつなぐ翻訳の心得」です。

最近、「外国人のための外国語」をよく感じませんか?

それは、商品のキャッチコピーが英語という昔からのものではなく、例えば日本語パンフレットと一緒に英語や中国語版が置いてあったり、Webサイトに多言語ページが用意してあったり、街中を歩いている時に日本語に続いて外国語のアナウンスが聞こえたり、というような感じです。

無意識に視界に入ってきて、耳に聞こえてくる外国語。もちろんそれは外国人が増えているからですが、ビジネスで考えればマーケットが存在していることでもあります。今回は、そんな多言語化で広げるマーケットについてお届けします。

英語にプラスする意味

日本で目や耳にする外国語といえば、もちろん英語でしょう。

英語は世界で50を超える国や地域で公用語として採用され、第二外国語としての話者人口も考えると当然のことです。でも、英語は話せるし読み書きもできるけど、やっぱり母国語だと安心する、というのが人の気持ちですよね。

日本人でも海外に行って、日本語の説明やメニューがあればつい頼ってしまうし、それは世界中の人みんなが同じです。つまり、多言語化でターゲットの外国人に関心を持ってもらいたい、集客したいと思うならばやはり英語プラスαがよいのです。

言葉で丁寧な対応ができれば、手に取って読んでもらったり、立ち止まって話も聞いてもくれる可能性もずっと高くなります。ビジネスであれば売上げにもつながるでしょう。英語プラスαの多言語化は、相手の気持ちに寄り添ったコミュニケーションなのです。

多言語化の言語の選び方

それなら実際、英語にプラスして多言語化する時に「何語にすればいいの?」という疑問が湧いてくると思います。言語を選ぶ時は、グローバル展開するか、それともローカルにターゲットを集中するかを基準に選ぶとよいと思います。

グローバル(特にWebサイト)の場合、プラスαの言語はヨーロッパの言葉となり、フランス語かスペイン語が選択肢となります。これは、フランス語が世界の幅広い国や地域で使用されている為であり、スペイン語は南米で広く話されているからです。

どちらか一か国語を選ぶとすれば、ターゲットが南米人でない限りフランス語でしょう。ただ、フランス語とスペイン語の両方を翻訳するとさらに効果的ですし、最近の傾向では中国語も加わっているようです。

反対にインバウンドや在日外国人向けのローカルな多言語化では、マーケティングが必要です。どの国や文化の人達に情報を発信すべきかをきちんと調べましょう。インターネットでアクセス解析(グーグルのアナリティクスやサーチコンソールなど)ができれば効率的です。

ただ、マーケティングができない場合でも、目につく外国語や雰囲気(街中で聞こえる外国語など)などでもおよその予想はできます。全体的な傾向としては、中国語や韓国語でしょうか。さらに、地域特性によってはポルトガル語などのケースもあるでしょう。

多面的に検討して言語が決まったら、次は多言語化への準備の開始です。

多言語化で必要な「モノ」と「ヒト」

英語も含めて多言語化というのは、基本的に「モノ」と「ヒト」で構成されています。まずはモノから入ると取り組みやすいでしょう。「モノ」は何かというとWebサイトやパンフレットなどの制作物のことです。

翻訳会社や制作会社へ相談し、翻訳のクオリティーと写真をベースにしたビジュアルを大切にしながら制作してください。なお、Webサイトの多言語化では、前回の連載でも書きましたのでよろしければご参考にどうぞ。

次に「ヒト」についてですが、これはとても難しいですが避けても通れません。ましてや、英語以外の言語ならなおさらです。

広告宣伝や集客、またオンラインショップまでは「モノ」だけでもなんとかなりますが、実際のビジネスやインバウンドなどでは「ヒト」でなければ対応できません。なぜなら人材はコミュニケーションの中心であり、電話での問い合わせや、打合せ、交渉、接客、販売など、全てにおいて重要な役割を果たすからです。

解決策としては、日本人バイリンガルや労働ビザを持っている外国人の採用や派遣、留学生アルバイトの雇用などがあり、最近では、日本の学校を卒業した外国人留学生を採用する企業も増えてきました。

「ヒト」に寄り添う多言語コミュニケーションは、やはり「ヒト」が大切な鍵となります。

多言語化と新たな人とのお付合い

多言語化はマーケットを世界に広げ、英語プラスαではさらにターゲットを拡大し選択することまでできます。でもそれは、異文化の人達と新たなお付合いが始まるということでもあります。

ただ、完璧に対応しようと思って準備しすぎないでください。最初はWebサイトやパンフレットの制作から始めて、他のことは必要に応じて対処すれば充分です。

国籍や文化に関係なく、人との付合いはすぐにお互いを理解できるものではありません。環境や状況によっても違いますから、ケースバイケースで対応しましょう。

いい加減なようにも思えますが、海外は毎日こんな感じで動いていて、世界は結構大ざっぱにできています。だから心配し過ぎないで、ぜひ多言語化をどうぞ。

八戸秀一

八戸秀一

株式会社桜想 代表取締役

株式会社桜想 代表取締役。フランスへ留学し、仏語を習得後にパリ大学へ入学。映画制作を学ぶ。留学期間約4年6ヶ月。帰国後は映像制作会社を経て、仏語教師やアテネ・フランセなどで語学教育に従事。その後、翻訳・通訳に携わり2014年に桜想を設立。多言語翻訳サービス、多言語・インバウンドコンサルティングを提供。

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