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インターネットを巡る旅

「俺メディア」としての「ブログ」ってどういうこと?

Writter: けいろー
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インターネットを巡る旅

web集客を知るならば、恋せよ旅せよインターネット。ninoyaライターのけいろーが送るインターネットの世界。ネットとリアルの接点が当たり前のものとなったいま、企業と私たちが目指すコミュニケーションの姿とは?

ブログは自由にログを書き、いつまでも消えないように保存して、また、いつでも見ることができます。自分のすべてを表現し、記録できる、ソーシャルメディアに対する「俺メディア」と言えるのが、ブログなのです。

“最も分かりやすいブログ入門書”として評価の高い、『必ず結果がでるブログ運営テクニック100』を読み返していました。本書が発売されたのは2年前。当時からブログの収入で生活しているプロ・ブロガー、コグレマサト(@kogure)さん、するぷ(@isloop)さんの2人による共著です。

インターネット上の流行は変化が激しく、2、3年も経ってしまえば当時の知識は通用しないという話もあります。しかし、本書の内容は今も変わらず参考にできる、普遍的な「ブログ入門書」と呼べるような印象を受けました。いつもお世話になっています。

そんな『必ず結果がでるブログ運営テクニック100』の中から今回は、ブログとして「記録する」ことの意義について紹介します。僕自身、ずっと同じ考えを持ってブログを書き続けているので、自分の考えも合わせる形で引用させていただきます。

「俺メディア」という名のホームグラウンド

冒頭でも引用しましたが、本書では「ブログ」の位置付けを「俺メディア」という表現で説明しています。サブタイトルも“プロ・ブロガーが教える”俺メディア”の極意”となっているくらい、この点は重要なポイントとして推しているようですね。

ブログをWeb上の自分の「ホーム」──拠点、中心として、それぞれのソーシャルメディアには「出張」するような感覚で利用するのです。

言うなれば、ウェブ上のホームグラウンドとしての「ブログ」。

他のソーシャルメディア――TwitterやFacebookなど――でも自分のアカウントは持っているものの、そちらはあくまで「出張」先。日常を呟くことはすれど、自分の考えや意見が詳細に書かれた媒体としては「ブログ」の方が詳しいので、私のことを知りたいならそちらを読んでください!と言うくらいのイメージでしょうか。

この考え方をまさにそのまま体現しているブロガーさんとして、僕の中で真っ先に思い浮かぶ人が一人、いらっしゃいます。先日も紹介しました社会派ブロガー、ちきりん(@InsideCHIKIRIN)さんです。

ブログ名からして、「Chikirinの日記」ですもんね。ネット上の人格としての「ちきりん」という存在の考えをテーマごとに記しまとめた、ひとつの媒体。

「日記」という言い回しではありますが、既に膨大な量のコンテンツが蓄えられており固定読者も大勢いることから、もはやひとつの「メディア」であると言っても間違いではないでしょう。それも、ちきりんさん個人の考えを記した、まさに「俺メディア」として。

「俺メディア」と意識することで生まれるもの

では、自分のブログそのような「俺メディア」と意識することによって、どのようなメリットがあるのかと言いますと。ざっくりまとめれば、2つの利点があるのではないかと僕は考えています。

自己表現の場として、好きなことを“書ける”

まずひとつに、そこが「自分だけの場所」であるという明確な意識が生まれることによって、自分の好きなテーマを自由に書くことのできる、自己表現の場として形が定まる点。

ブログによっては寄稿を募集したり、誰かと共同で運営したりということもあるでしょうが、基本的にそこでコンテンツを作り出すライターは自分自身となります。

何はともあれ、自分が書かないとコンテンツも増えないし、何も始まらない。そうした意識をしっかりと持つことによってブログを書くモチベーションにもなりますし、自分のホームとしての愛着がわけば、長く書き続けていくひとつの理由となるでしょう。

自分を映し出す鏡として、下手なことは“書けない”

自分の「ホーム」として、「俺メディア」としてのブログは、言わばネット上での自分という人格を映し出す鏡であると考えることもできます。

それは、リアルでの「名刺」に近い役割を持つもの。名刺から分かるのは名前と肩書き、連絡先などになりますが、「俺メディア」としてのブログからはそれだけでなく、過去に考え記してきた自分自身の内面・主張まで全てを知ることができてしまいます。

ゆえに、自然と下手なことは書けない、書かないようにする意識も生まれてくるのではないでしょうか。

何よりも大切な「楽しむ」こと

前述の“書ける”意識と、“書けない”意識。端から見れば矛盾しているようにも見えるかもしれませんが、多くのブロガーさんはこれら2つの考え方が程よいバランス状態で保たれているように思います。

何でもかんでも好きに書いていると、あまりに独善的すぎる内容になって読者から批判が振りかかるかもしれない。逆に周囲の目線を気にしすぎれば、自分の考えを素直に表現できずブログを書くことが全くできなくなってしまうかもしれない。

この2つの意識を程々の位置で保ってくれる考え方として、「俺メディア」という表現は非常に的を射ているように思います。「俺」を表現する場所であると同時に、周囲に読者が存在している「メディア」であることも示唆するような。

とは言え、あまりその辺のことを気にしていると、にっちもさっちもいかなくなるので、ブログを続けるには次の要素が最重要だとも書いています。

ページビューが伸びることよりも、コメントをもらうことよりも、ブログを書くことそのものが「楽しい」と思えることが、いちばん大切です。

自分自身がそれを書いていて「楽しい」と思えるかどうか。

ブログを運営の方法論や考え方を学ぼうとするのも良いけれど、最終的にはやっぱり感情の話になるのではないでしょうか。だって、そうでないとブログをずっと書き続けるなんてとても無理ですもの。

個人ブログに限らず、企業サイトで公開しているブログにせよ、メディアの運営するブログにせよ、この点は同様に重要なものだと思います。

けいろー

けいろー

ninoyaライター

平成元年生まれ。新卒入社した大手メーカーで1年半働いた後、退職。現在、ライターの道を行かんと日々精進。ネット、アニメ、音楽、着物が好き。

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