女性限定キャリアの学校『はぴきゃりアカデミー』代表のカナザワです。
オリジナル素質診断ツール『統計心理学i-color』を通して世の中を見ると、自分の「強み」も見えてくる!? 「恋する仕事」発見のヒントをお届けするコラムです。
i-color12色の特徴はこちらから
もし、友人から結婚式のスピーチを頼まれたとしたら、あなたは下記のどちらに近いでしょうか?
A.しっかり原稿を準備する(リハーサルもする)
B.ざっくり内容だけ決めて後はそのときの気分や雰囲気に任せる
カナザワ@オリーブはAタイプです。
原稿どころか、(ここで笑い)などト書きまでしっかり書いて最低3回はリハーサルします(笑)
テレビを見ていたら、オードリーの春日さんが、相方の若林さんからこんな風にからかわれていました。
「コイツ、バラエティ番組でも台本にいちいちセリフ書きこんでるんすよ~」
「私でもそうするだろうな…」と、思い、さっそく春日さんのi-colorを診断してみると、カナザワと同じi-colorオリーブと判明(笑)。
何かを成し遂げるとき、まるで演劇のごとく、初日を迎えるときには、セリフも立ち回りも舞台装置もすべて完璧。そんな風に本番を想定して準備したいと考える人たちがいます。このタイプを私は「シナリオタイプ」と呼んでいます。
前述の回答で「A」を選ばれた方は、「シナリオタイプ」の資質を持っているかもしれません。
ちなみに、プレゼンの神ともいわれる故スティーブ・ジョブズも「シナリオタイプ」。
どこまでも自然に見えますが、数々の伝説のプレゼンテーションがどれだけ緻密に練り上げられリハーサルされたものなのかは、『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』(日経BP社)を読めば明らかです。
翻って、春日を小馬鹿にしていた若林さんはi-colorターコイズでした。
i-colorターコイズの方に、「メールが苦手。何か伝えたければ、電話した方が早い」と、いう人は少なくありません。書いているうちにどんどん考えが変わってしまい、メールを書き終えたときには、「あれ?こんなこと言いたかったんだっけ?」となるからだそう。
このタイプを「即興タイプ」と呼んでいます。前述の回答が「B」だった方は「即興タイプ」かもしれません。
常に現在進行形で今を生きているのが「即興タイプ」。もしスピーチ原稿など書こうものなら、原稿を書き上げた時点で、すでに「過去の出来事」。もちろん原稿通りにできないわけではありませんが、まったくモチベーションが上がらないのだそうです。
「即興タイプ」のすごさは、ざっくりと話すポイントだけ押さえれば、後はその場の空気や反応を見ながら臨機応変に対応できること。
友人で、婚活セミナー「魔女のサバト」を共催している川崎貴子@ターコイズも、やっぱり「同じ内容で講演するのが苦手」と言います。その分、聴衆の姿勢や表情、反応から、どんどん場をつくっていくのが得意。相手がどのようなコンディションでも一瞬で惹きつける瞬発力と柔軟性、頭の回転の早さには、いつも本当に惚れ惚れしてしまいます。
「シナリオタイプ」と「即興タイプ」、それぞれに向いてる働き方とは?
お笑いコンビのダウンタウンと「あれから40年!」でおなじみの綾小路きみまろの対談番組でのこと。
デビューしてこの方、一度も台本を用意したことがないという、ぶっつけ本番スタイルのダウンタウンに対し、綾小路きみまろは完璧に台本をつくって何度も練習するスタイルなんだそうです。
真逆のスタイルを持つ相手に対して、互いに「すごい!」「とてもできない!」と、称えあっていました。
調べてみたらダウンタウンは二人ともi-colorブルー。
i-colorブルーは「即興タイプ」です。
綾小路きみまろはi-colorコーラル。こちらは「シナリオタイプ」。
みなさんは「シナリオタイプ」と「即興タイプ」、どちらのやり方が心地いいですか?
「シナリオタイプ」は、「いつまでに何をするか」がハッキリしている仕事に向いています。たとえば、雑誌の編集者。企画=やることが決まっていて、あとは入稿に向かってひたすら作り上げていくような働き方だと活躍しやすいです。
「即興タイプ」は、「まず何をするのか」が決まっていて、あとは成り行きで進めていくような仕事に向いています。たとえば、広報。製品発表までにいろいろと仕掛けをして、その後は反応を見ながらあの手この手を考えていくというような働き方で才能が発揮されます。
シナリオタイプのi-colorはゴールド、コーラル、オリーブ、グリーン、オレンジ、バイオレット。
即興タイプのi-colorはピンク、ターコイズ、レッド、ブルー、イエロー、ロイヤルブルーです。
ご自分のi-colorを知りたい方はぜひ無料診断してみてくださいね。
山を登るのに、登山ルートはひとつではありません。
同じように、成功パターンも人それぞれ。
自分らしい成功へのルートを見つけていきましょう!
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