PRライターという仕事

共感を生むPRをするにはどうしたらいいの?様々なステークホルダーとの関係構築に活かせる「プレゼンテーション思考」のススメ~合同会社フォルケ代表 眞山徳人さん~

PRをするときに、伝えたいことやターゲットは明確でも、どのように実行に移したらいいのか迷うことはありませんか?そんなときは「プレゼンテーション思考」を意識してみるといいかもしれません。

 

今回お話を伺った眞山さんは公認会計士であることに加え、プレゼンテーションの専門家や執筆家としても活動されています。経営者から学生まで、全国100人以上が所属するコミュニティDIGの一員でもあります。様々なステークホルダーとの関わりの中でプロジェクト運営していくにはPRは必要不可欠

長期的に良好な関係構築をしていくにはどのようにしたらいいのでしょうか?PRライターのYumiがお話を伺ってきました!

 

PRは、理想の社会をつくるために必要なこと

───眞山さんのお仕事について教えてください。

眞山徳人(以下、眞山):公認会計士と並行して、教育機関や自治体に対してプレゼンテーションのカリキュラム提供や指導をしています。監査法人で勤務していたときにセミナー講師をすることがあり、「自分はものごとを伝えることに向いているかもしれない」と思ったのがきっかけでした。

 

それからスキルに磨きをかけ、2016年にはスピーチコンテストの全国大会で優勝するまでに。今まで自分が蓄積した知識や経験を、講師として教えています。

こういった活動を通して関わる人の輪が徐々に大きくなり、今では老若男女、個人から地方自治体まで、多岐に渡って携わるプロジェクトの幅が広がっています。

 

 

───PRについてはどのようにお考えでしょうか?

眞山:PRは、「よりよい世の中の実現」のために必要なものではないかと考えています。だからPRを実践する際は、理想の世の中のビジョンを踏まえて「誰に、どのように、何を届けるのか」をはっきりさせることが大切

私は「誰もがやりたいことへの実現に向けてアクションを起こせる世の中」を理想として掲げているので、相手にとって何かを始めるための、きっかけになるようなPRを意識しています。

 

私の場合ステークホルダーは多岐にわたるため、言葉や手段は相手に合わせて適切なものを選びます。その点においては、話す内容や表現方法をリスナーに合わせて逆算しながら設計していくプレゼンテーションと、PRは共通していると思います。

 

PRもプレゼンテーションも、相手に贈るためのプレゼント

───PRにおいて特に意識されていることは何ですか?

眞山:サービスのファンを増やし、よい関係を継続させていくことを重視しています。ファンになってもらうには、サービスの根幹にある理念から共感してもらうことが大切ですが、それには伝え方を工夫する必要がありますよね。ここでもプレゼンテーションの考え方を活かすことができます。

 

プレゼンテーションの本質はプレゼンテーターのアウトプットによってリスナーによい影響を与えること。「知ってもらう」「モチベーションが上がる」「その場を楽しめる」が三大目的といわれ、スピーカーはリスナーに合わせて、目的から逆算してスピーチを設計します。

仕上がったプレゼンテーションはまさにリスナーへのプレゼント。PRも同じく、相手がいてこそ成り立つもの。PRの対象となる相手ときちんと向き合うことがなによりも大切なのではないでしょうか。

 

 

───ご活動の中で、PRに成功した事例があれば教えてください。

眞山:「子どもの貧困」の解決をテーマに本を執筆し、クラウドファンディングを活用して出版することができました。このときは、PRに対する自分の知識や考え方が役に立ったと思っています。

 

クラウドファンディングで支援を募るとき、自身が考える社会のかかえる問題点や理想像を明確にし、定期的に情報を更新していくことで多くの人に対してリーチすることができました

また、情報の発信と並行して本を必要とする人に確実に届けられるように、こども食堂や地方自治体とも密に連携をしていました。

 

結果的に多くの賛同者による支援を得られ、本は無事出版。連携していた施設に本をお届けすることもできました。クラウドファンディング自体が終了した今でも、当時の関係者とは良好な関係を築けています。

 

全てのステークホルダーに真摯であることがPR成功の第1歩

───これからPRをする人は何を意識するべきだと思いますか?

眞山:まずは人として信頼されることです。信頼関係は日々の積み重ねで築かれていくもの。だからこそ、どのステークホルダーに対しても真摯に向き合うことは常に意識したほうがよいでしょう。

 

今、サブスクリプションと呼ばれるビジネスモデルが注目を集め始めていますよね。今までは比較的、短期間で提供側と受け取り側の関係構築が完結してしまうビジネスモデルが主流でしたが、サブスクリプション型では、より関係性が長期的に継続されることが前提となっています

今後このようなビジネスモデルがますます普及していくことを考えると、長期視点でファンづくりやステークホルダーとの関係構築を、今まで以上に意識していく必要がでてきます。

 

 

───今の時代だからこそ、どんな可能性をPRに期待できますか?

眞山:PRによって、表面だけではなくそのサービスが生み出されるまでの過程や背景にも筋が通った、よりクリーンなサービスが生き残っていくのではないかと考えています。

 

誰もが自由に情報を受発信できる時代なので、情報は一瞬にして拡散されます。サービスや社会に対する真摯な姿勢を伝えるには絶好の時代とも言えますが、同時に信頼を損ねるような事柄も広まってしまうリスクがありますよね。

すべてのアクションに対して筋を通すことは必要不可欠。今の時代だからこそPRはより透明性の高いサービスが世に広まるのを、後押しする存在なのではないかと思います。

 

インタビューを終えて

こんにちは。今回インタビューを担当させていただいたPRライターのYumiです。

PRもプレゼンテーションも相手がいてこそ成り立つもの。とことん向き合うことで生み出されるアウトプットはまさに相手へのプレゼントなのだな、と実感しました。

眞山さんの掲げるビジョンとその実現に向けた真摯な姿勢に感銘を受け、ライターとして今回、読者の皆さんにお伝えすることができて光栄です。PRで行き詰まりを感じたときには「プレゼント」であることをぜひ、思い出してみてくださいね!

 

(取材・執筆:PRライター Yumi Nakada)

 

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