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酒と泪と女と女

女性を蝕む「お局病」という病

Writter: 川崎貴子
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酒と泪と女と女

女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取るninoya取締役の川崎貴子が、昼の人材コンサルティングから、夜の酒と泪の現場まで。若いお嬢さん方へ、いまを生き抜く術をお伝えするブログです。

http://chemibo.jp/haniwa_press/otubone_taisaku_kaisya/

のサイトを読みました。

男性の場合、嫌な男は嫌なおじさんになり、頑固さや我儘度は上がれど一貫して同じ生き物という印象がある。

ところが女性の場合、「あなた誰?」というぐらいの変化を遂げ、突然違う生き物となって周囲を困惑させるパターンがある。

あんなに空気の読める女だったA子ちゃんが、ウエディングハイでとんでもない結婚式をぶち上げる。

あんなに冷静で謙虚だったB子ちゃんが、ネットワークビジネスに嵌り友人達に商品を売りつけまくる。

あんなにも優しく穏やかだったC子ちゃんが、今やモンスターペアレント(理由を聞けばほぼクレーマー)となって暴れているらしい。

そんな症例を見聞きするたびに、「いったいどうしたというのだ。」と。

何が彼女達を180度変えたのかと不思議でたまらなかった。理由はそれぞれにあるのだと思うが。

そして、先に挙げた症例は何かのきっかけ(結婚とか、入会とか、学校とのトラブルなど)があり誕生するが、じわじわと時間をかけて女達を蝕む「お局病」は、会社の体制、加齢による他社員との年齢ギャップ、孤立感など、複合技で醸造されるため発見が遅れる。

はっと気づいた時には既にお局様であり、後輩に対して「注意じゃなくて嫌味を言い」、「感情的にものを言い」、「いじわる姑のように荒探しにせいを出し」、「常に周囲をびくつかせている」という訳だ。数年前は、あんなに素直な彼女達だったというのに。

「うちにもそんなお局様いるいる~。」

と思った若いお嬢さん方。これは他人事ではないよ。

お局様は、片寄りは有れど「年齢や役職、未婚既婚、子あり子無し」に関係なく、各会社でその存在が確認されている。

会社の大小にかかわらず、どこでも同じようなお局様が生まれ、また生まれ、生まれ続けているその背景には当然に日本企業の有り方に問題がある。

同時に、我々女性が持つ資質並びに考え方や感じ方にその萌芽があり、注意して生きないと誰でもお局になる可能性を秘めているのだと思う。

何事も早期発見、早期治療である。次の項目でお局病に罹りやすいか否かを先ずはチェックだ!

① 仕事は結果よりも、プロセス(自分のやり方)に満足を覚える。

② 自分の仕事は後輩に引き継ぐより自分でやった方が早いので教えたくない。

③ 新しい仕事にチャレンジしたり、違う部署への移動はしたくない。

④ 実は仕事に対しての夢やビジョンは無い。

⑤ 本当は人見知りである。

⑥ 自分が怒っている時は原因があるので、周囲には察してほしいと思っている。

⑦ 会社の事は自分が一番解っていると思っている。

⑧ だから、自分がクビになる事はないと思っている。

⑨ マネージメントに興味が無い。学んだり、実践しようと思わない。

⑩ 例え怖がられたとしても、一目置かれる存在で居たい。

⑪ 会社関係者及び親族以外と接点が無い。

⑫ 実は上司や経営者を馬鹿にしている。

⑬ いつもにこにこしている同期は、部下に媚びていると感じる。

⑭ 後輩の仕事ぶりよりプライベートが気になる。

⑮ 自社が発注している取引先は、パートナーではなく、下請け企業として扱う。

⑯ お手本にしたい女性上司が会社に存在しない。

チェックした中で8つ以上思い当たれば、罹患する可能性が高いので十分注意が必要である。

私が新卒で入った会社には、たくさんの女性上司が居た。

有難かったのは、私を直接教育してくれた先輩も上司も、自身のプライベートで何があろうとも情緒を乱すことなく、叱ってくれたり注意もしてくれたが嫌味は一切言わず、自分の仕事を私に引き継ぎ、仕事のやり方をしっかり教えてくれたことだ。

ただ、同じ部署には「お局様」が居て、挨拶してもし返してくれず、何故か定期的にいらいらとしていて、そんな時には電話を取り次いでも取ってくれない、書類を渡しても手で追い払う(それも若い女性社員限定。男性社員には軽口をたたき、笑顔を見せる)、理不尽な叱責の数々など、

「よっ!お局様!」

と、歌舞伎の大向うばりに声掛けしたくなる、そんなTHEお局様が居て、私はひよっこながら将来こんな女性上司にだけは絶対になるまいと魂に刻んだものである。

そして、彼女のせいで何人もの若い女性が辞めていくことになるのだが、部署の責任者(男性)は、お局様を辞めさせないどころか注意すらしなかった。彼女しかわからない仕事がたくさんあって、お局様の機嫌を損ねたり、辞めさせたりする方が面倒だと思っていたのだと思う。全国のお局様が絶滅しないのも、そんな責任者たちの怠慢が原因だろうとも思う。

さて、私が「お局病に絶対に罹ってはならぬ。」と主張しているのは、「会社の害だから」という理由だけではない。

一番は、「本人の立場がいつか辛くなるから」である。

景気が多少良くなったとは言え、会社の有り方は常に市場に合わせドラスティックな変化を求められている。株主が増えたり変わったり、買収や合併の可能性も高い。

その際に外部コンサルが入ったりすれば、お局様の存在は絶対に守られなくなる。辞めさせられないにしても、降格や閑職への移動などは十分考えられる。

二番目の理由は、「本人がいつか傷つくから」である。

お局様として長い事君臨してしまうと、比例してプライドも高くなる。そのプライドは、現メンバーなら守ってくれるかもしれないが、新しく入ってきた天然の新人や、冷静な中途、無邪気な外国人は守ってくれない。

「なんでそんなにいばってるんですか?」

「お局様ってあなたみたいな人を言うのですか?」

などと皆の前で言われ、精神を病んだり、出社拒否になったりしたお局様達の末路は数多く報告されている。

最後には、「かっこ悪いから」である。

お局様本人は、「媚びない私。お局と言われても構わない。私主義で行く。」という自己認識かもしれないが、傍から見ていると勘違いも甚だしい。

私も一応女性なので、生理の日はいつもより具合も気分も悪いし、夫と喧嘩をすればイライラもするから、女性の方が気分にムラが出やすいという事は自覚している。

しかし、そのムラを公の場(会社)に持ち込むこと、

後輩の態度にいらいらして、いらいらしている事を察してほしいと思う事、は、たいそう子供っぽい行動と思考回路だ。

そして、ベテランになってくると「全てできて当たり前」になり、上司に気にかけてもらったり、声をかけてもらったりは少なくなる。自分の存在を「お局的態度」で声高に叫んでしまうというのは、解りやすすぎる承認欲求でもある。

そう、「お局様」とは、「察してちゃん」であると同時に「構ってちゃん」であり、それを大人の女性が(自覚無自覚にかかわらず)自身に許してしまうからグロテスクなのである。

また、キツイ態度や物言い、嫌味な小言を連発していると、「この人は何を怖がっているのか?」「弱く、淋しい人だ」という印象を最終的に周囲に与える。

それは、「てきぱきして媚びない強い私」という自己イメージとかけ離れている筈で、必死に自分の既得権益を守り、「それゆえに吠えている弱い犬」と思われるのは相当にカッコ悪いことではあるまいか。

また長々と書いてしまったが、以上のような理由で「お局病」は、会社だけじゃなく本人さえも幸せにしない。

ある日、会社でイライラが顔に出始めたら、滝修行や座禅、断食など、自分に厳しめの何かの方法で是非正気に返って欲しい。私自身もこれから、更年期を迎えたりして「未曽有のイライラ期」を経験するかもしれないが、自分自身の「イライラマネージメント」には金も努力も惜しまない所存だ。

また、「自分の中の嫌な女」を癒す方法(カウンセリングを受けたり、ペットを飼ったりなど)、そのレパートリーを増やす事も重要である。

「あんな女性上司になりたい。」

若いお嬢さん方にそんな風に思われる30代、40代、50代の女性達が増えれば、女性管理職は増え、仕事を楽しみ、人生をも幸せに構築できる女性が日本に絶対に増えるはずだ。

だから我々は、気分のムラやチンケなプライドに負けて、代々踏襲されてきた「お局様」に、まるで金太郎飴みたいになっている場合ではない。

また、自分たちの代でした苦労を次世代に引き継がない事である。

先人のキャリア女性達が髪を振り乱して戦い、必死で作ってくれた道を今、私達は歩いている。

未だに色々あるけれど、昔に比べれば私達が歩いている道はずっと舗装されている。

だから、働きながらお洒落もできるし、趣味も楽しめるし、家庭をもったり、子供を産んだりもできるのだ。

そして、私達が次世代に残せるのは、幸せにキャリアアップするモデルケースではないだろうか?

働く女達よ、

自分の為に、後輩女性達の為にも、貪欲に幸せになろう。

そして、プロ意識高く働いて、後輩を育て、尚且つ自身のチャレンジをも恐れない、

そんな「かっこいい女性上司(先輩)」を目指そうではないか。

川崎貴子

川崎貴子

ninoya取締役

1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取る。プライベートではベンチャー経営者と結婚するも離婚。8歳年下のダンサーと2008年に再婚。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。

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