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酒と泪と女と女

ラブジャンキーに付ける薬

Writter: 川崎貴子
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Illustration by 増山慶彦

酒と泪と女と女

女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取るninoya取締役の川崎貴子が、昼の人材コンサルティングから、夜の酒と泪の現場まで。若いお嬢さん方へ、いまを生き抜く術をお伝えするブログです。

相思相愛の男女が恋愛初期に体感する「人生ばら色」の世界には、私も若い頃「何のご褒美なんだろうか!」と驚き、「生きてて良かった。」と思わされた。デートをしている間も、会っていない時も、脳内からバンバン気持ちの良い物質が出て全身を満たすから、一日に何度も甘いため息を漏らすことになる。これが苦しいようで嬉しい。そして、お相手の男性も同じように(または、対象の女性をもっと獲得したいが為に)優しい言葉や素敵なデート、情熱的なアプローチなどで薪をバンバンくべるものだから、「おお、ロミオ!どうしてあなたはロミオなの?」と窓辺で言えちゃうぐらい正気じゃいられない。

そう、恋愛初期とは酩酊状態なのだ。

ラリッた男女が「世界は二人だけ」と求愛ダンスを踊るから、人によっては駅のホームでちゅーしたり抱き合ったり涙ぐんだりという、素面なら絶対できない事もやりおおせるという訳だ。

ところが、この脳内麻薬(PEA)が出るのが、通常3年、もって4年という期間限定サービス。

また、お相手である男性はそもそも「血中メロドラマ濃度」が低い。彼女を獲得するまでは、「蝶よ花よお姫様よ」と扱っていても手に入ったと思った瞬間、要は不安感が無くなった瞬間に恋愛ステージからリタイアし、落ち着ける場所(日常)の確保に走りがちである。

よって、彼女:「最近デートしてないから行こうよ。」彼氏:「えー、家でゆっくりしようよ。」というやりとりが、3年を待たずして行われる事となる。

恋愛をしてきた女なら、誰でも少しは経験したことのあるありきたりな風景ではあるが、これをどうしても許せない女達がいる。

それが「ラブジャンキ―な女達」だ。

正確には、「ロマンティックラブ・ジャンキー」なのだが、「結婚がしたいのにできない。」と私に相談に来る、若くて魅力的なお嬢さん方の中に一定の割合で存在している。

これはあくまでも私の個人的統計なのだが、二人の関係性を結婚までに成就させた女性達の半分は、もっとも酩酊してる恋愛期間1年未満の内に何かしらのリーチをかけている。そして残りの大半を占めるのが、恋愛の安定期を上手く乗りこなして結婚にスライドさせた女性達になる。

ところが、恋愛初期期間が大好きで、この酩酊状態こそ恋愛と思っているラブジャンキ―な女性達は「1年未満のリーチ」も、「安定期を乗りこなす事」もできない。

1年未満のリーチには、フワフワと酩酊していながらも理性的な行動(結婚前提でないとこれ以上付き合えない、とか、親に会ってほしいと提言すること)が必要であり、彼氏も納得せざるを得ないような、パートナーとしての安定的資質が問われるからである。

一般的にラブジャンキ―な女性達は感情の起伏が激しく、自分達の恋愛をドラマティックな方向(泣いたり、怒ったり、なだめられたり)に持っていきがちなので、先ずはこれに相当しない。

また、安定期を乗りこなせないのは、安定期を「修復しがたい倦怠期」「愛の終わり」と捉える為に、自ら別れを告げて終わりにしてしまうからなのである。結局彼女達は、新たな刺激を与えてくれる新規男性を渡り歩く、もしくは、探し彷徨ってしまう事になる。

ラブジャンキ―道を極めていくという覚悟があれば何も問題は無いのだが、「結婚をしたい」ということになると話は別である。また、全ての中毒がそうであるように、ありとあらゆる刺激物に対して人は耐性化する。結局、より強い興奮や波乱万丈なストーリーを求め続け、「不倫」「略奪」「支配、被支配」と社会性を失ったり、人に迷惑をかけたり、ハードに人生を展開せざるを得ない。よって、年齢を重ねるごとに色々ときつくなって行き、極めるのは至難の業なのである。

そして、更にやっかいなのは、この中毒は若い女性限定ではなく、ありとあらゆる世代の女性全般に起こりえる症状だというところだ。ある人は結婚後に、ある人は子育てが終わった後に突然発症したりもする。先ずはチェックリストであなたの「ロマンティックラブ・ジャンキ―度」をチェックしてみて欲しい。

1.恋愛映画、韓流映画、ハーレクインロマンスなどに嵌ったことがある。

2.まったりするデートより、サプライズ含むうっとりするデートが好き。

3.オタク度が低い。無趣味。

4.デート中に褒められたり、愛の言葉が無いと不満に思う。

5.どちらかというと鬱傾向がある。

6.「いい人」「女性慣れしていない人」は異性に見えない。

7.空想が得意。

8.自分の仕事やコミュニティや家庭での役割は、それほど重要ではない思っている。

9.熱しやすく冷めやすい。

10.アルコールや買い物など、何かに依存している。

11.恋愛中は友人と会う時間が極端に減る。(もしくは減っていた。)

12.男性の友人は必要ないと思っている。

13.既婚者を好きになりやすい。

14.障害があるほうが燃えるタチだ。

15.お見合い結婚など考えられない。

16.「安定」「やすらぎ」「普通」という言葉が嫌い。

17.喜怒哀楽が激しい。

18.本物の恋愛に出会ったら全てを捨てられるという自信がある。

19.恋愛していないと生きている実感が持てない。

20.人を敵か味方かで判断しやすい。

上記の内、10以上当てはまれば可能性あり、15以上当てはまれば、何かのトリガーでいつでも「ラブジャンキ―」を発症できる。

では、この症状を抑えるには、もしくは発症してしまったらどうしたらいいのだろうか?

①原因の追究

ラブジャンキーに陥りやすいタイプに共通して言えるのは、現状の、現実社会での生活の不満を人よりも多く抱えているという点である。彼女達はいつも「ここじゃないどこかへ行きたい。」と切に願っている。現状に満足していないから恋愛で人生を変えたい、他力で全てを持っていかれたいと強く思っているのだ。

ところが、現実はなかなかに難しい。よって、「世界のどこかに私の運命の人がいる。」という空想に逃げがちで現状不満を解決するようなアクションは起こさない。自分の人生の不満要素を先ずは挙げてみて整理してみる。そして、恋愛以外の自力で実現可能な空想(仕事で脚光を浴びるとか、趣味のサークルで一目置かれ尊敬されるなど)を習慣化しバリエーションを増やしてみることだ。

②昇華させるための手立てを実行する

次には実行である。責任ある立場やプロジェクトに立候補するも、勉強や転職するもよし、趣味がなければ手当たり次第色々チャレンジしてみるというのも良いと思う。私の知り合いで重度なラブジャンキ―だった女性がいたが、彼氏の奨めで始めたスキューバダイビングに嵌り全てのライセンスを取った。彼氏と別れた後も休日には仲間と海に行き、結局同じ趣味の夫と結婚生活スタート。今では憑き物が落ちたように穏やかに幸せに暮らしている。

行動に移すと視野が広がり、仲間が増え、承認される機会も増える。恋愛が人生の全てではなく、「かけがえのない一部」になればバランス良く人生を楽しめるようになるだろう。

③男性の愛情パターンを知る

恋愛初期の男性が見せてくれる愛情表現は、よっぽど恋愛体質な男性じゃない限り幻である。無理して無理してがんばっているだけだ。だから、あの情熱をずっと再現し続けろと言うのは無理な相談である。それは、私達女性が1年365日美しく着飾っていられないのと同じだ。二人が愛を体験するために恋の火を付けてくれた「チャッカマン」ぐらいに思った方がいい。ありがとうチャッカマン達よ!

ただ、安定期に入った男性、結婚した男性の、恋愛初期には見せてくれなかった別の愛情表現にも目を向けてみて欲しいと思うし、見なきゃ損だと私は思っている。

より身内に近づいた、家族としての愛情。大げさな愛は言葉にしないけれど、心を許した女だけに見せる「守っていく覚悟」や甘えや優しさは、上っ面なエスコートに勝る情愛に満ちているからだ。男性の愛情の恋愛初期を「やせ我慢期」と捉え、安定期を「本番」捉えないと、ステレオタイプではない「その男性そのもの」の愛情に触れずに終わってしまう事になる。

また長々と書いてしまったが、冒頭に述べたように私自身も恋愛初期がもたらす「天然覚せい剤」は大好きだったから、女性達が中毒するのも無理はないと思っている。

ただ、それだけじゃもったいないと強欲な「既婚、経産婦、43歳」は思うのだ。

次の狙いは愛情ホルモンのオキシトシンである。彼と一緒に毎日食事したり、セックスだけじゃなく、毎日ハグしたり、親切にし合って、幸せだと言う実感を持つことで分泌されるらしいオキシトシンは、性質上安定期以降にもたらされやすいホルモンではないだろうか?また、子供を産んで授乳時にも多く分泌されるらしく、「我が子が一番かわいい」と思える最強の力があり別名「親ばかホルモン」とも言われている。あの授乳中の幸福感は他に例えようも無く、私の中でオキシトシンがPEAを軽く超えて行った貴重な体験であった。

彼氏や夫や子供を心から愛しいと思い、日常生活を「幸せ」と思えるホルモンなんて味わわない手は無い。ただ、それを手に入れるには、恋愛ジェットコースターから勇気を持って降りる必要がある。そして、今度はゆっくりと景色でも見ながら、人生の山や谷を自分の足で歩いていく事だ。

空想ではない現実の、

今生ご縁のあった「かけがえの無い人」と、しっかり手をつないで。

川崎貴子

川崎貴子

ninoya取締役

1997年に人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。経営者歴18年。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女のプロ」の異名を取る。プライベートではベンチャー経営者と結婚するも離婚。8歳年下のダンサーと2008年に再婚。9歳と2歳の娘を持つワーキングマザーでもある。

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