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三味線ガールは海を渡る

三味線はどこで聞けるの?若者から少し遠い位置にある公演場所

Writter: 鬼龍院 花枝
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三味線ガールは海を渡る

20代のほぼすべてを三味線の師匠として過ごした鬼龍院花枝さん。時に海を超えて語りに行く三味線が持つ魅力、その真髄をポップな語り口でお届けします。あなたも趣味としての三味線を始めてみませんか?

先週、高知では「よさこい祭り」が開催され、200以上ものチームがよさこい踊りを披露しました。私も三味線でよさこい祭りに少し貢献させて頂きました。

さて、三味線をやっているとよく「三味線のライブとかやってないんですか?」と、聞かれることがあります。若い人には若干足を運びにくいイメージの三味線…今回は三味線がどこで聞くことができるのかをご紹介します。

歌舞伎や文楽、または日本舞踊などの舞台

手っ取り早く三味線の音色を聞こうと思えば、歌舞伎や文楽、日本舞踊などの日本の伝統芸能が公演されている場所へ行きましょう。

ただ、残念なことに日本舞踊は近年の不景気の流れを汲んでか、CDやテープなどの音源を使い踊ることが多いようです。残念ながら、三味線や浄瑠璃の生演奏を使って踊る方は減少しているのが現状です。

歌舞伎や文楽は生演奏が基本形です。生演奏のことを、正式に「地方(じかた)」と呼んでいます。今は若者向けにワンピース歌舞伎もあり、若い方にも歌舞伎が少しづつ浸透しているようにも感じます。…ただ、そう言っておきながらとても残念なことですが、ワンピース歌舞伎でお馴染みのスーパー歌舞伎に地方はありません。

スーパー歌舞伎などで歌舞伎に馴染んだ後、地方演奏のついた演目を観に行かれることをオススメします。

落語の出囃子でも聞くことができる三味線

また、伝統芸能のくくりでいえば、落語の出囃子で三味線を聞くことができます。

出囃子とは分かりやすく言うと、プロレスで言う所の入場曲です。「炎のファイター」が聞こえると「お、猪木出てくるな!」と思う、アレです。つまり登場シーンで使われる音楽です。

出囃子は噺家さんによって大体曲が決まっています。そして、三味線の演奏がメインではないので、出囃子が聞こえてきて、噺家さんが座布団に座ってしまえば演奏終了です。

ですが、落語の内容によっては三味線の効果音が使われる演目もあります。「しじみ売り」や「親子茶屋」などの演目が有名です。

落語は初心者でも楽しみやすい話芸ですので、三味線の入門口としても足をお運び頂きたいものです。

阿波踊り、よさこい祭りなどの日本のお祭り

日本の夏といえばお祭りです。お祭りといえば花火に屋台に祭囃子です。

祭囃子の使用頻度も高い楽器といえば和太鼓なのですが、中には三味線を聞くことのできるお祭りもあります。

一番大きいところでは徳島の阿波踊りが挙げられます。また、冒頭に紹介した高知のよさこい祭りでも三味線の音色を楽曲に取り入れているチームもあります。

また、お祭りとは少し違いますが、イベントなどでも三味線を聞く機会があります。近年は外国人観光客が増えた影響もあり、三味線や和太鼓をはじめとした伝統芸能の演目がイベントでもよく組まれているようです。

意外と敷居が低くなりつつあるお座敷

とはいえ、三味線は広すぎる劇場や野外に適して作られた楽器ではありません。三味線の本来の音色を楽しみたいのであれば、やはり静かな室内で、マイクの音をあまり通さずに聞くのが一番良いかと思われます。

今は京都でもお手頃な値段で舞妓さんを呼んだり、お座敷体験ができるコースもあります。その時に三味線の演奏も付いてくることがありますので、そのようなところで三味線を楽しむのも良いかもしれません。

三味線の講演会もやってはいるものの…

最後になりましたが、もちろん三味線だけの講演会や発表会も開催されています。もちろん講演会によって大きく違いますが、私が長年出演した三味線の講演会は20~30代のお客さんはほぼ皆無で、来て下さるのは常連さんばかり…。若い方がヒョイと入ってこられるような雰囲気はあまりありませんでした。

10年以上人前での演奏を続けて思うことは、「三味線」という括りになるとなかなか足を運びづらいのではないかというのが、私の結論です。

何かのついでだったり、思わぬところで見かけたり…そういった「おや?こんなところにも三味線が?」と思われるようなところへの出演が、意外と人の心に引っかかるのではないのかな……?

と、祭りが終わった後に思う残暑の今日です。

鬼龍院 花枝

鬼龍院 花枝

三味線指導、演奏家。気づけば20代の9割を三味線の指導と演奏に費やし、「三味線を教えている」と自己紹介すれば二度見されることにも慣れてきました。堅苦しさ皆無で三味線の魅力を知ってもらえればと思い、執筆活動もしています。

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