「STREET」とか「FRUiTS」っていえば、多分僕の世代前後の服好きならみんな知っている雑誌。しばらく前にTwitterで記事が流れてきて懐かしく感じました。
神宮前の交差点にGAPがあった時代。個性的な格好をした人が集っては同じ道を行ったり来たり、道端に屈んでいたり。
「青木待ち」って呼ばれてて、彼にストリートで写真を撮ってもらうことがイケてる。そんな文化がありました。
ある時期に憧れた人を見かけたとき「ああ、やっぱりいまも格好いいんだな」って思えるの嬉しいですよね。昔の栄光を語るでなく、隠居を気取って逃げるでもなく、新しい可能性を追求する姿勢。
あのころ、街には”そういう服が好き”ってコミュニティ、社会のレイヤーのようなものが確かにあって。
それらは多分に他のコミュニケーションツールで足りるようになったんだろうけど。でも、ファストファッションでは賄えない、気配のある服が僕は今も好きです。