※本記事は #ninoyaTV – 017「オウンドメディアにサイドバーは不要なのか?」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。
亀田:皆さんこんにちは。ninoyaTV司会の亀田です。
古越:古越です。
亀田:本日もよろしくお願いします。この番組では、皆さまからお寄せいただいたWebマーケティングに関するご質問にお答えしております。本日もご質問を頂いております。本日はこちら!
オウンドメディアにサイドバーは不要なのでしょうか
メジャーな企業のオウンドメディアや、御社のブログしかり、サイドバーがないブログが増えているように思います。見た目はスッキリしますが、宣伝機会が減るように思うのですが、いかがでしょうか。
古越:トレンドをうがってみるというのは正しい視点だと思いますので、今日はサイドバーについてお話をしたいと思います。
ポイント1 スマートフォン優先のデザイン
古越:コーポレートサイトの訪問者をアクセス解析すると、PC(パソコン)から来ている人が半分、SP(スマートフォン)から来ている人が4割ぐらい、残り1割がタブレットです。何が違うかというと、一番大きいのが画面の横幅です。PCだと横に画面が広いですが、SPだとぎゅっと縮まって縦長の画面になる。このとき、サイドバーというものが問題になります。
PCの場合は横に長いので、左に本文、右にサイドバーを出すことができるのですが、SPだと、本文とサイドバーが出てくると小さすぎて読めないので、サイドバーを消してしまうか、下に接続させることになります。
亀田:デザインの設計の場面で、レスポンシブと呼ばれている動作ですね。
古越:はい。PCで横に並んでいたものを、SPでは縦に連結させます。ただ、サイドバーが長い場合、そのままつなげるとたくさんスクロールをしないといけなくなるので、短いデザインに置き換えるか、削ることになります。タブレットの場合も、表示しようと思えばサイドバーを出せるけれども、長さをどうしようかとか、いろんな問題が出てきますね。
そこで、デザイナーさん達が解決案として考えたのが、PCを本文表示だけにしてしまうこと。PCもSPもタブレットも、本文だけになってサイドバーのことを考えなくていいので、これで解決だねと。
亀田:いろんな端末のことを考えると、1つのデザインで完結できるのは大きなメリットですね。
ポイント2 1カラムのデザイントレンド
古越:そうです。楽だし便利だということですごく流行っていて、今オウンドメディアでサイドバーが出ないところがすごく多いです。本文だけのデザイン、列が1個だけのものを1カラムといいます。昔は、真ん中に本文があって両側にサイドバーがある、3カラムのものもありました。
亀田:3カラムの時は、他の端末のことを考えなくてもよかったんですね。
古越:はい。昔はPCでしか見ないし、ガラケーが出てきた時はガラケー専用のサイトを作っていたので、カラムのことは考えなくてもよかった。今、1カラムでやっているのはトレンドでもあるし、端末ごとのデザインの処理もしやすいということで、みんなそれに習っているんですね。
亀田:ninoyaブログは、何で1カラムなのですか?
ポイント3 伝えたい情報をもとにカラム数を選ぶ
古越:お客さんからも聞かれることがあるのですが、端末ごとにサイドバーの処理をデザインする時間があまりないのと、うちの場合はいろんなライターさんに記事を書いていただいているので、サイドバーに自社の宣伝をたくさん貼ってそこに誘導してしまうと、せっかくの面白い文章を最後まで読み切っていただけない。ですから、意図的に1カラムにしています。
ただ、アクセス解析をすると、2カラムの頃のほうが、サイドバーに置いていたセミナーの案内や無料相談の案内は、クリックが取れていたんですね。そういうことを考えると、お客さんがオウンドメディアをやる理由が「持っている商材への誘導」であるならば、2カラムのほうが効果的です。
亀田:あくまで見た目でなく、伝えたい情報の量や内容で選ぶべきということですね。
古越:おっしゃるとおりです。
亀田:本日もお送りしてまいりましたninoyaTV。「私も質問したい」という方は、ぜひninoyaのトップページからご質問ください。なお、感想はSNSで、「#ninoyaTV」でご投稿ください。お待ちしております。
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