※本記事は #ninoyaTV – 020「売上につながりやすいキーワードの見つけ方」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。
亀田:皆さんこんにちは。ninoyaTV司会の亀田です。
古越:古越です。
亀田:本日もよろしくお願いいたします。この番組では、皆さまからお寄せいただいたWebマーケティングに関するご質問にお答えしております。本日もご相談をいただいております。
売上につながりやすいキーワードの見つけ方
先日のセミナーでは、ありがとうございました。大変勉強になりました。一点、キーワードを検索しただけで売上につながりやすいか否かお答えになられていましたが、その考え方を教えてもらえますでしょうか。
古越:先日の実践集客セミナーのお客さんですね。
亀田:ありがたいですね。次はいつやるんですか。
古越:いま、年度の切り替わりで、すごくお問い合わせが来ているので、次は6月ぐらいですね。
亀田:たくさんのお問い合わせ、ありがとうございます。
古越:では回答のほうにいきたいと思います。
ポイント1 売れるキーワードと売れないキーワードがある
古越:コンテンツ、いわゆるブログ記事で集客をしていく場合に、どういう検索キーワードで記事を書けば売上につながるか、皆さん心配されると思います。
一方、ユーザーさん側を見てみると、何か悩み事を検索するケースが多いと思うんです。買うものが決まっている場合は商品の名前で検索しますが、普通は「買う」といきなり決断するわけではなく、いま困っている事、みんなも悩んでいるのかなとか、実際どうなんだろうということで検索しますよね。これらをお悩み系キーワードと呼んでいます。
お悩み系キーワードは、すぐに売上につながりません。買おうとしている人ではなく、困っている人が自分の悩みについて調べている段階なので、売上からはちょっと遠い。
でも、悩み事を調べる人は多いので、アクセスを集めてお客さんとの関係性を深めていきやすいキーワードといえます。
では、売上につながりやすいキーワードとは何か。そのキーワードを実際に打っていただいて、上のほうに広告が3本出る、こういうキーワードはすごく売上から近いキーワードです。
亀田:自分たちで集客したいお悩み系キーワードを打って、そこに広告が出るか出ないかを判断するんですね。
古越:そうなんです。お客さんがキーワードを打ったときに、やっぱり広告がたくさん出てくると、当然売上につながりやすい。なぜかというと、広告は、踏まれるとお金がかかるので、売上につながりにくいキーワードに広告を出しても意味がない。広告をみんながこぞって出しているということは、そのキーワードでアクセスしてもらえれば売上につながる可能性が高いからだと。 つまり、広告がたくさん出ているキーワードは、比較的売上に近いキーワードということになります。
亀田:なぜそうだと分かるんですか?
ポイント2 インデックス数と広告で売上との距離が図れる
古越:もう一つ広告以外に見ているところがありまして。
検索キーワードを打ったときに、左上の方にグレーの文字で100万件とか20万件とか出るところがあると思います。インデックス数といって、そのキーワードに対してどれぐらい記事の数があるかを出している数字なんです。
これが100万を超えてくるとメジャーなキーワードですし、20万ぐらいだと比較的ニッチなキーワードです。100万という数字が出るということは、そのキーワードを探す人に対して100万人の人がそれに対する何かしらのアンサーを書いているということなんですね。一方で20万ということは、20万人しかそれを書いていない。
あるキーワードに対して、探している人が多いからこそ書く人も多いので、非常に需要が強いキーワードだと。先ほどの広告の話と絡めると、インデックスが多くて広告がたくさん出ているということは、調べている人も多いし、非常に売上が取りやすいキーワードということになってきます。
亀田:それで売上に近いかどうか分かるんですね。
古越:そうなんですよ。もちろんそれ以外にも経験で判断している部分はありますが。
ポイント3 競合が少ないキーワードで実績をつくる
古越:広告とインデックスを見るということが分かったところで、一つ問題があるのですが、企業さんは、「売上につながりやすいけど競合が多いキーワード」と、「売上につながりにくいけど競合も少ないキーワード」があったときに、どっちを狙えばいいと思いますか。
亀田:どっちだろう、売上につながるほうですか。
古越:そうなんです。最終的にはそこを狙ったほうがいいです。ただ、うちの例でいくと、お客さんと一緒にコンテンツを作って集客する場合は、競合が少ないところから始めるケースが多いです。そのほうが比較的早く上位に上がってきますし、実際初めて出した記事が上のほうに上がってくるとうれしいですよね。
そういう成功体験を積んでいただいたほうが、やっている取り組みが間違ってないんだと感じていただけるので、その確信があってから難しいキーワードを狙っていったほうが、より自分たちの取り組みを信じて加速していけると思います。
あとは、やっていった結果に対してアクセス解析をして、どうだったか分析をしていくのですが、この方向で正しいという確信を持ってやってもらったほうが、実際に数字につながってくるので、経験が少ない方は、競合が少ないところから狙ったほうがその成功体験を得やすいというところが理由ですね。
亀田:キーワード一つ取っても、深い話でしたね。
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