こんにちは。itty selection Inc.執行役員の山崎春奈です。
私は、本業でドイツ系メーカーに勤め、複業ではPRにかかわるお仕事をしています。
この数か月のうちに、在宅勤務の時間が増えた方も多いのではないでしょうか。
これまでオフィスでの仕事が基本だった方にとっては、在宅勤務は慣れないこともあり、プライベートの時間との両立に難しさを感じることもあると思います。
約3年半つづけている複業でのリモートワークをつうじて私が習得してきた、仕事と日々の生活をバランスよく両立させるコツをお伝えします。
どんな場所でも仕事ができるように、自分が集中しやすいルールを見つけよう
私が本業で勤める会社はもともとオフィス出社が基本でしたが、この数か月で在宅勤務にかわり、これからも自宅でお仕事する時間が増えそうです。
私の場合は、すでに複業のPRプランナー・PRライターのお仕事でリモートワークを経験していたため、在宅勤務にすんなり対応することができたんです。
在宅勤務になってから、私はこんな工夫をしています。
・仕事中、気分にあわせて音楽をかける
・休憩時間に散歩をして気分転換をする
・仕事をはじめる前のルーチンを決める(コーヒーを飲むなど)
私は音楽が好きなので、気持ちが高まる音楽を聞いたり、頭が疲れたら散歩してリフレッシュすることで、仕事への集中力を高めるようにしています。
また、在宅勤務で日々の生活と仕事のメリハリをつけるために、毎朝、仕事前にかならずコーヒーをいれるというルーチンを決めるようにしました。
なぜこのような工夫をしているかというと、複業をしてきたなかで、どんな場所で仕事をするにしても「自分が1番仕事をしやすい環境を整える」ことが大切だと感じていたからなんです。
みなさんも、自宅でのお仕事時間が増えているのであれば、ぜひ、ご自身が集中しやすい状態を見つけてルールづくりをしてみてくださいね。
そうすることで、オフィスでも自宅でも、コワーキングスペースでも、どこで仕事をする時でも、仕事の質やスピードを維持しやすくなりますよ。
在宅勤務は、自分にむいている働き方やライフスタイルを知るチャンス
いずれは複業家やフリーランスになって、好きな場所で仕事ができるようになりたいと考えている方もいらっしゃると思います。
フリーランスで完全なリモートワークになったら、仕事をする時間や場所を自分で決めることもおおくなりますよね。
なので、いまのうちから自分にむいている働き方・ライフスタイルを探っておくのがおすすめ。在宅勤務は、そのヒントを見つけるいい機会なんです。
・朝型・夜型?どの時間帯に仕事がはかどる?
・集中力を高めるための気分転換方法は?
・自分が1番心地よい、仕事と寝食のバランスは?
私は複業と本業との両立を模索し、上記のような問いかけを自分にするようにしていました。また、いまでは本業も在宅勤務になり、「自宅で」仕事をする場合での自分の特性も意識するようになっています。
そのおかげで、時間や場所を自分で選んで働くイメージが、より鮮明になりました。
みなさんがフリーランスになって、働く場所や時間を自分で選べるようになったら、どんな働き方をしたいですか?
その答えは、もちろん人それぞれ。フリーランスになってからこんなはずじゃなかったとギャップがうまれないように、日ごろのお仕事で働く時間や場所と、ご自身の特性との相性にアンテナをたててみてくださいね。
複業で働き方の変化を少しずつ体感することで、キャリアの選択肢は広がる
普段はオフィスへ出社することが当たり前という方にとって、リモートワークという働き方は、大きな変化だと感じるかもしれません。
私はPR会社itty selectionで複業キャリアを歩んできたので、リモートワークがすでに身近なものになっていました。
itty selectionではフリーランスや複業の方とかかわる機会がおおく、パソコンがあればできるオンラインでのお仕事がほとんど。
ミーティングもビデオ通話や電話でおこなっています。日本各地、ときには海外にいる方とのやりとりもあるんです。
この複業の経験のおかげで、私は働き方が変わることに違和感はなかったですし、どんな働き方も選べると思えるようになりました。
そして、オフィスに出社することも、リモートワークでのお仕事も、どちらの長所短所も知ることができているので、その2つをあわせたハイブリットな働き方も模索したいと考えています。
これから働き方の選択肢をひろげたいと思っている方は、いきなり大きな変化にとびこまなくとも、複業などのステップを踏んで働き方の変化を少しずつ体感してみるといいですよ。
そうすることで、私のようにいくつかの働き方をかけあわせることもできますし、自分のライフスタイルにあった選択肢が見つかるのではないでしょうか。
(執筆:山崎春奈 / 編集協力:PRライター 阪本圭帆理)