憧れのフリーランス女性に聞く!ときめくキャリアの創り方

全国でも、海外でも仕事ができる。時間や場所にとらわれない働き方をめざすなら、まずリモートワークを実践しよう〜フリーランス準備としての複業のはじめ方〜

こんにちは。itty selection Inc.執行役員の山崎春奈です。

私はPRプランナー・PRライターとして約3年半、複業家のキャリアを歩み、本業ではドイツ系メーカーの日本法人に勤めています。

複業はリモートワーク、本業では海外とのやりとりも多いので、こんなご相談をいただくことも少なくありません。

・時間や場所にとらわれずに働きたい
・海外で働きたい、海外と仕事がしたい
・多拠点生活をしたい

 

最近では、在宅勤務という形でリモートワークをしている方も増えていると思いますが、その経験はこれからの働き方を広げるステップとして活かせるんです。

今回は、リモートワークをつうじて、理想の働き方へ近づくヒントをお伝えします。

 

日ごろのお仕事のなかから、リモートワークの要素を探してみよう

時間や場所にとらわれない働き方をめざしている方にとって、リモートワークは必須といってもいい働き方ですよね。

とはいえ、これまでオフィスに出社して仕事をすることがほとんどだったという方の場合には、リモートワークは仕事しづらいと感じることもあるかもしれません。

 

でも、日ごろのお仕事をよくよく振りかえってみると、すでにリモートワークに近いことをしている時間もあるのではないでしょうか。

たとえば、私は本業で海外とのやりとりをリモートでおこなっています。普段はオフィスで仕事をしながら海外と電話会議やチャットをしていますが、自宅でのリモートワークに変わっても同じように作業をしています。

 

つまり、オフィスにいても、自宅でも、海外と仕事をするならオンラインのみでやりとりすることがほとんどなのです。

 

いまは海外とお仕事をすることがないという方でも、日本各地のお客さまとお仕事する、社内の他拠点のメンバーとやりとりするときは、オンラインだけでお仕事を進めることもありますよね。

いずれは海外で働きたい、多拠点で仕事をしたいと思っている方は、日ごろのお仕事のなかから、部分的なリモートワークを見つけてみましょう

 

そうすると、リモートワークに段階的に慣れていくことができますし、いろんな場所で仕事をすることが、もっと身近に感じられるようになりますよ。

自分の当たり前を押しつけないことが、全国でも海外でもお仕事をするポイント

私が本業で海外メンバーとオンラインでやりとりするときに意識していることは、大きく次の3つあります。

・時差を考えて、納期より早めに作業する
・1回のメールや資料で、伝えたいことが伝わるようにする
・自分の当たり前を押しつけない

 

1つずつ、もう少し詳しくご説明しますね。

まず「時差を考えて前倒しで仕事をする」のは、日本国内で完結するお仕事よりも、相手からの返信に時間がかかってしまうことを考慮しているからです。

時差が長い国だと、翌日にならないと返信がもらえないこともあります。必要な情報がもらえなかったから追加で依頼したいと思っても、翌日まで返信を待たないといけないんです。

 

次に「1回で伝わるようにする」というのも、時差を考慮することとつながるのですが、何度も質問のやりとりをしていると、それだけで何日もかかってしまう場合があります。

そのため、なるべく1回で、何を確認したいのかが相手にわかりやすく伝わるようなメールや資料づくりを心がけています。

 

そして最後の「自分の当たり前を押しつけない」は、国によって仕事への価値観や商習慣が違うためです。こちらの要望をわかってくれて当然、やってくれて当たり前という意識を持たないことが大切。

 

リモートワークとしてオンラインでお仕事をする、さらには海外にいる人とコミュニケーションをとるときには、今の自分の仕事のスタイルを当然と思いこまないようにしましょう。

この意識がもてるようになると、海外に限らず国内でも、どこで誰と仕事をする場合でも、スムーズに進められるようになりますよ。

好きな時間や場所で働きたいなら、複業でリモートワークのスキルを磨こう

私がこうしてリモートで全国各地や海外とお仕事をすることに適応できたのは、itty slectionで複業の経験をしてきたことが大きな影響を与えてくれています。

私は複業として、PRのお仕事をリモートワークで行っているので、時間や場所、コミュニケーションツールにかかわらず「相手と信頼関係を構築する」「お互いのベストを考える」スキルを身につけることができたんです。

 

だからこそ、対面じゃないと相手に伝わらないと思いこむのではなく、オンラインでも、国籍や文化が違う人とも、お互いに理解しあえる、よりよい関係を築く工夫をしようと試行錯誤してきました。

 

リモートワークは、相手の顔色や目の動きを直接見ることが少なく、誤解もうまれやすくなります。そんなときは、相手を思いやる、相手がどう感じているかにアンテナをたてることがより大切になるんです。

 

好きな場所で仕事をしたい、海外と仕事をしたいと考えている方は、いまからリモートワークでオンラインメインのお仕事に慣れておくといいですよ。今の職場ではそれが難しいという場合には、私のように複業で経験するのもおすすめです。

リモートワークと一言でいっても、完全リモートワークもあれば、部分的なリモートワークもありますので、まずはできることから実践してみてくださいね。それが、自分の好きな場所で仕事をする準備になっていきますよ。

 

(執筆:山崎春奈 / 編集協力:PRライター 小川陽子)

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「PRを活かしたキャリアアップ」や「PRを活かした働き方」を目指すPR人材が所属し、プロジェクトごとのチーム体制でお客さまのPRをサポートするPRプランナー・PRライターのプロダクションです。

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