いつもご愛読ありがとうございます、ninoyaの古越です。
当ブログは7月頃から執筆を開始しているのですが、おかげさまで月に20万人近くの方にご覧いただいています。
web集客に関するコンサルティングやメディア運営の代行をしている当社ですが、当然そうしたサービスを名乗るからには自社の集客もwebで完結していなければ話になりません。
そんな想いもあり日々綴っている訳ですが、幸い当社HPからのお問合せのみで日々を忙しく過ごしています。
今日は「ネットで売上が上がらない」という問題の根っこに必ずある事象と、そうした事態を起こさないための予防策をお伝えします。
そもそも、物が売れるとはどういうことか?
件の話とは異なりますが、しばしば「これから起業を考えている」あるいは「先般起業をしたのだけれど……」という相談を受けます。
話を聞いていて必ず共通する問題があります。それは「何を売るか」については相当に考えながら、「どのように売るか」についてはあまり考えていない点です。
単純に言ってしまえば「これだけ良いモノ(サービス)なんだから売れないはずがない」と思い込んでしまっていることです。
笑い話ではなく、実に多くの企業が陥る事象です。
マーケティングがどうこうという難しい話ではありません。うちは営業力があるから対面で成約できる!ネットを使えば多くの見込み客にアプローチできる!いずれも早計ですね。
商品もサービスも売ることで初めてお金になります。
売上が立ち、それらが血液となり循環することで、アプローチできる層の拡大へと繋がります。
全てはモノが売れるから始まる訳で、サービスが先かマーケティングが先かという鶏と卵の話ではなく両輪が揃わなければ意味がありません。
ネットで売上を上げる方法とは?
ネットを通じて商売をしよう、あるいはサービスを提供しようとしている場合、往々にしてECサイトやユーザー参加方のサイトを作成します。
もちろん始めなければ進まないので開発すること自体が問題ではありません。繰り返しになりますが、売り方を考えることと揃って初めて意味を成します。
では、ネットで売上を上げるとはどういうことでしょうか?
ECサイトで売上を立てる。
これでは回答にならないですね。
ECサイトが単独で存在するだけでは売上は立ちません。無人島にラーメン屋を開店してもお客さまは訪れません。
では、どうするのか?
それは集客への動線を作るということです。ECサイトやサービスサイトを作るという行為は、釣りで言うならば竿を作ることと同じで、いくら立派な竿が合っても餌がなければ釣りはできません。
web上で集客の動線はどのように作るのか?
web上での集客の動線とは何を指すのでしょうか。すぐに思いつくのはYahoo!やGoogleなどの検索サイトですね。
では、検索サイトを通じて自身のサイトを見つけてもらうにはどうすれば良いのでしょうか?
それは検索エンジンでキーワードを打った際に、自身のHPが上位に表示されるような取り組みをすることです。ただ、闇雲に誰でも思いつく単語で上位表示を狙うのがとても難しいことは、充分にご存知だと思います。
そこで、主に下記に並べる施策を行う必要が生じます。
・競合がそれほど多くないキーワードに狙いを付ける
・検索数は多くないが、明らかに自社の顧客になり得るキーワードを狙う
・当該キーワードに対して良質なコンテンツを作成する
(良質=SNSを通じて外部リンクを獲得できる記事)
より具体的な施策については、下記をご一読下さい。
良質なwebコンテンツとは?SEOにおける外部リンクの定義│ninoyaブログ
自社サイトを検索1位表示させるために行ったSEOの全て│ninoyaブログ
もちろん、これは安定して集客を持続できる土壌づくりなので、今すぐに集客をしたいということであれば広告を利用します。但し、広告であっても基本的な考え方は同様です。
具体的な取り組みの流れは、商店街の魚屋さんを例に以下記事でご紹介しています。未読の方はぜひ。
また、ここまでの内容をより詳細にセミナーでもお伝えしています。次回で8回目を数えますが、過去60名超の参加者の9割強より「大変満足した」と回答をいただいています。※下記に手書きの全アンケートを公開しています。
次回11/26(水)14時〜16時にて開催しますので、ご都合の付く方はぜひ足をお運び下さい。内容には絶対の自信があります。
集客に失敗するという問題の裏には、往々にして立派な店構えだけを準備して、そこに至る動線を考えていないことにあります。
売り物・売り場所・売り方は3点セットの必須要件です。