あけましておめでとうございます!PRライターのかみむらです。
本連載を読んでくださっているみなさま、本年もよろしくお願いいたします。
さて、お待たせいたしました。
効果的なニュースリリースの書き方をお伝えする「ニュースリリースだけでセミナーに30名集客する方法」後編です。
2015年11月25日に開催したPRライターセミナーの集客について、成功要因を分析する本記事。
前編はこちらです。
ニュースリリースだけでセミナーに30名集客する方法<前編>
セミナーは、この連載でのお知らせとニュースリリース配信だけで30名のセミナーが定員オーバーでした。広告は一切使っていません。
そこで、その秘訣の後編をご紹介していきます。
見出し2:PRライターとWebライターの違い
前編で「見出し1:需要が高まるPRライター」まで解説したので、見出し2から。
ここでは、PRライターとWebライターの違いを簡潔に表現しました。
テキストは少なめにして、違いが一目瞭然で伝わるよう表にしました。図解やイラストで表現するのもいいですよね!
なにか製品を売っている企業なら、商品の写真を掲載しましょう。
ニュースリリースって文字が多いので、淡々と文章だけが続いていると、どこに重要なことが書いてあるのかがわかりづらいですよね。
そのため、なにか1枚以上は画像をつけて、視覚的に飽きさせないようにするのが効果的。
動画があるなら、動画を掲載するのも◎です。
今回のリリースでは、とにかく“PRライターが何者なのかを伝えたい“ので、上記のような画像を作ったのです。エクセルでちゃちゃっと作ったのでものの5分です。
PRライターを単体で説明する画像ではなく、すでに認知されているWebライターと比べることで、より瞬間的に理解を深めてもらえるよう工夫しています。
「ブランディング」や「SEO」という、どの企業も気になるキーワードで比べたことも大きなポイント。
見出し3&4について
見出し3&4は、箇条書きにしました。こちらも、視覚的に飽きさせない(きちんと読んでもらう)ための工夫です。
見出し3:PRライターが解決する企業の課題
セミナーの情報を読んでいる人たちにとって、もっとも気になることってなんでしょうか。
それは「そのセミナーに行って、だからどうなるの?いいことあるの?」ってことですよね。
だから「こんなこと解決しますよ〜」とか「こんないいことありますよ〜」というのを、しっかり記載しましょう!
見出し4:セミナーでお伝えすること
こちらも「そのセミナーに行って、だからどうなるの?」ってことです。
いわば同じことなのですが、伝えたいことが多かったので見出しを分けて切り口を変えました。
1つの見出しの中に箇条書きで7個も「これも、これも、これも……」とズラーっと書いてしまったら、途中で読むのが疲れちゃいそうだな、と思ったので。
せっかく読みやすいように箇条書きにしたので、読みやすい程度に分けたということです。
セミナー概要
セミナー概要には、必要な項目をなるべく簡潔に記載しましょう。申し込みページへのリンクをお忘れなく。
支払いなどに関する細かい注意事項を書きたくなっても、グッとこらえてください。
リリースでは、セミナーの魅力を伝えることが優先!魅力が伝われば、申し込みページへ遷移してくれるはずなので、詳細はそちらで確認してもらいましょう。
見出し5:以下のような課題をお持ちの方におすすめ
こちらも見出し3&4と同じようなことです。
こちらはずらりと7項目並べてみました。(どないやねん!笑)
見出し3&4に書いていることほど複雑な内容ではないのと、一文が短いこと、漢字が少なくてカタカナが多いのでパッと見てわかりやすいので、つらつらと書いてみました。
なるべく多くの人がひっかかるようキーワードをふんだんに盛り込みました。
Webサイト、プレスリリース、ニュースリリース、ブログ、メルマガ、ソーシャルメディア、パンフレット、コンテンツマーケティング……。
どこかしらに課題を抱えている企業が多いからです。別に「より多く呼びこもう!」という下心ではありません(笑)
そいういった各ツールで悪戦苦闘するのではなく、「ツール同士をきちんと連携させましょう」、「コミュニケーション戦略を立てましょう」というのがPRライターの仕事なので、入り口はどこでもいいのです。
そして、会社概要や講師の情報は、もちろんお忘れなく!
こちらもなるべく簡潔にして、長〜いプロフィールをお持ちの方は、URLを記載して別サイトで見てもらいましょう。
重要!!!タイミングと拡散
リリースの書き方としては以上なのですが、配信のタイミングや拡散の方法にもこだわりたいところ。
リリース配信をするタイミング
毎日、各社から大量に配信されているニュースリリース。そのなかからじぶんたちの情報を見つけてもらうのってタイヘンですよね。
見られやすい曜日としてよく言われているのは水曜や木曜。でも、土日に情報をチェックする人も案外多かったり。
時間でいうと通勤時間やお昼がよいと言われていたりします。
ただし、内容によって、配信のベストなタイミングは変わりますし、自社のリリースなら何曜日の何時に配信すれば、“自社のターゲットに”届きやすいのかを検証しながら継続的に配信するのがいちばん。
配信代行をしているわたしのようなPRプランナーたちや、ニュースリリース配信サービスの担当者さんに相談してみてくださいね。
配信したニュースリリースを拡散する
ニュースリリースを配信するだけでも、何十というWebメディアに掲載されますが、それだけではなく、きちんとソーシャルメディアなどで拡散することも大事。
とくに、インフルエンサーとなる顧客やファン、パートナー企業や同業者の方などとは、普段からしっかり信頼関係を築いておきましょう。
PR=すべてのステークホルダーさんとの信頼構築ということをお忘れなく。
今回のわたしのセミナーには、同業者の広報支援ライター大島悠さんがFacebookやTwitterでシェアしてくださったのを見て申し込んでくださったという人が3〜4名いらっしゃいました!
大島さん、本当にありがとうございました……!!!
以上、PRをするなら、ニュースリリース。ぜひ、活用してくださいませ。