PRライターという仕事

「ファンづくりを目指すコンテンツ」の作り方 講演イベント〜PRライター養成講座 第3回 レポート〜

こんにちは!PRライターのかみむらです。

2月10日、PRライター養成講座が主催して、PR・マーケティング・Web担当者向けの講演イベントを開催しました。

 

イベント運営もPRには欠かせないもの。

ライティングに関わることではないけれど、経験してもらいたい!ということで、受講者の皆さんにお手伝いしていただきました。

 

 

参加者さまは今回も定員オーバー。満員御礼でした。貴重なお時間にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

PRとオウンドメディアのプロフェッショナル

今回のイベントテーマは「ファンづくりを目指すコンテンツの作り方」

というわけで、中長期のファンづくりを追求するPRパーソンと、コンテンツづくりのプロフェッショナルを登壇者としてお招きしましたよ。

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・株式会社PR Table 編集長 菅原 弘暁さん
・サムライト株式会社 CCO 後藤 亮輔さん
・広報支援ライター 大島 悠さん

 

日ごろから、かみむらがお仕事でもプライベートでもお世話になっている、3名なのです。

講演では、3名の豊富なご経験やクライアント事例から、ファンづくりに欠かせないコンテンツづくりについてお話しいただきました。

ファンづくりを目指すコンテンツって?

わたしは、モデレーターとして登壇。が、一番いっぱいしゃべってしまったかも(笑)

 

納得・勉強になるお話から、「それ言っちゃって大丈夫!?」と冷や汗が出てくるようなお話まで、さまざまなトピックが飛び交って、とても楽しい講演に。

「ライターはありきたりな言葉を使ったらおしまい」というような話題が出てきたときは、気配を消してしまいたくなりましたが(汗)

 

参加者さまの、PRやオウンドメディアへの知識やリテラシーにバラつきがあったので、なるべく解説をはさみながら進めましたが「難しかった」という声もチラホラ。

せっかく参加してくださったのに「意味がわからなかった」という方は、お気軽にかみむらまでご連絡くださいね!いつでも解説させていただきます。

ファンづくりを目指すコンテンツ 4つの要素

さて、結局のところファンづくりを目指すコンテンツに欠かせない視点ってこの4つだよね、というのが出てきたので、ご紹介しようかと。

・ユーザーのニーズを把握し、インサイトを探ること
・ターゲットがいる場所、リーチする場所を見極めること
・切り口を熟考すること
・ストーリーを語ること

ユーザーのニーズを把握し、インサイトを探ること

まずは、自分たちが「何を売りたいか、何を言いたいか」よりも「ユーザーファーストだよね、ニーズがないなら売れないよね」というお話です。

 

ニーズがないなら、ニーズを作るというのもありなのですが、戦略PRの領域でちょっと難しいので、改めて。

 

ニーズを把握したら、さらに深掘りしてインサイトを探る。これって、もはや基本中の基本だよね、という話になりました。

ニーズやインサイトって何?という方は、こちらの連載記事を参照してみてください。

PRライティングはターゲット設定とインサイト分析が命

ターゲットがいる場所、リーチする場所を見極めること

ターゲットはどこにいるのか?を発掘することも、当然なのですが見落としがちなところ。

極端に言えば、中高生の利用者が多いTwitterで、40〜50代向けの商品をPRするのは賢明じゃないよね、というようなことです。

 

お客さんがいない場所で一生懸命、情報発信しても届くことはありません。

流行りのツールやプラットフォームに飛びつくよりも、自分たちのターゲットの居場所をリサーチしましょうというお話でした。

切り口を熟考すること

60代男性向けの商品を売りたいけど、60代男性はあまりスマホやPCを見ない。そんな中でどうやってWebを利用してPRやマーケティングをしていくのか。そんな場合のお話。

この場合、たとえば息子や娘をターゲットにするという切り口があったりします。そんなお話が出てきました。

 

切り口に関しては、こちらの連載記事を参考にどうぞ。

読まれる文章を書こう!∞にPRライティングを生み出す考え方

ストーリーを語ること

せっかくユーザーと出会っても、似たような商品やサービスが乱立する世の中で、どのようにすれば次の機会も自社から買ってもらえるのでしょうか。

そんなとき有効なのがストーリーテリングだと言われます。ストーリーテリングとは、自社がどんな会社なのかを語ること!

会社の理念や創業秘話、商品やサービスの開発の背景をきちんと伝えていくことで、競合との差別化をはかるのが大事だよね、というお話も出てきました。

 

こちらも記事を書いていたので、ぜひ読んでみてくださいね。

なぜ、PRにはストーリーが重要なのか?誰でもできるストーリーテリング入門

 

こんな感じで、今回は、目先の数字ではなく中長期の「ファンづくり」にフォーカス。概念的で抽象的になお話も多かったのですが、アンケートの満足度は高めでホッとしています。

 

今回ご参加くださった皆さま、登壇者の皆さま、養成講座受講者の皆さま、ninoyaの古越社長!

本当にありがとうございました〜!

登壇者プロフィール

・菅原 弘暁(すがはら ひろあき)氏 https://www.pr-table.com/
株式会社PR Table 編集長/共同創業者。大手PR会社を経て、共創プラットフォームを運営する会社で様々な業務に従事ながらPR・ブランディングを兼務。現在も多くのベンチャー・スタートアップ企業のPR活動を支援している。

・後藤 亮輔(ごとう りょうすけ)氏 http://somewrite.com/
サムライト株式会社 コンテンツ最高責任者(CCO)。コピーライター出身。広告制作会社でTVCF、新聞広告、絵本などのコピーを手がけ、エン・ジャパン(株)では、IT/Webの専門サイト「CAREER HACK」の編集・ライティングに関わる。
後に(株)フォトクリエイトでオウンドメディア「STANDS!」を立ち上げ、編集長としてコンテンツ企画・取材執筆に加え、計5メディアとのアライアンスを実施。現在は個人のEditorとして、株式会社コルク、デサントとの仕事も。

・大島 悠(おおしま ゆう)氏 http://magazine-yu.com/
企業広報支援ライター・編集ディレクター。BtoB専門のデザイン制作会社勤務を経て、2013年よりフリーランスのライターとして活動。BtoBビジネスを主とする中小企業を中心に、会社案内や採用案内、コーポレートサイト、広報誌、各種パンフレットなどの企画・編集・ライティング、広報・ブランディング支援を手がけている。

 

PRライター養成講座が主催する講演イベント、実は、あと3回予定しています。

次回は3月23日!詳細が決まり次第、連載でお知らせしますね!

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is Closet のPRライター

「PRを活かしたキャリアアップ」や「PRを活かした働き方」を目指すPR人材が所属し、プロジェクトごとのチーム体制でお客さまのPRをサポートするPRプランナー・PRライターのプロダクションです。

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