はあちゅうさんのブログ記事を読みました。
女子から決定打を口にするしかない時の敗北感/はあちゅうの女の本音|AM「アム」
恋愛において、女の子から決定打を口にしなくてはいけないくらい悔しいことがこの世にありますでしょうか。散々態度で相手への好意を示したにも関わらず相手が何もアクションを取ってくれないくらい、敗北感に打ちのめされることはありません。誰か付き合うってなんなのか教えてください…。
はっきりしない男性、いますよね。
付き合うのか付き合わないのか、好きなのか嫌いなのか、丁か半か?
若いお嬢さん方に話を聞くと、この「はっきりしない男達」が結構多く存在していて、恋愛市場を混乱させているというではありませんか。
付き合うというのは、お互いの「コミットメント」ですよね。
二人はこれから「彼氏と彼女ルール」を適用して関係を築いて行きますよ、という宣言みたいなもの。
女性側からしたら欲しいですよね。その安心と信頼の協定が。
果たして、でもそれが重いのかな?
バツイチ既婚者から言わせてもらえれば、お別れの際も戸籍は汚れないし、弁護士も公正証書もいらないし、本人同士だけで解決清算できるのに何が重いのかと、
まぁ、不思議でたまらない訳ですがそれなりの事情があるのでしょう。
で、聞いてみました。
「コミットしない男性代表」みたいな私の友人男性に。
彼は37歳独身。イケメン、明るくさわやか、仕事は歯科医。モテモテらしいですが遊び人という訳でもなく、なのに彼女をなかなか作りません。忙しい人なのでfacebookのメッセージでインタビューさせてもらいました。
結果は、
①「仕事以外にも趣味が多くて、ちゃんとお付き合いする時間が無い。」
②「付き合うと面倒くさくなる女性が多いから。」
③「井川遥レベルの女性ならつきあいたい。」
でした。
清々しさすら感じる「歯に衣着せぬ」お答えですが、この3点、結構的をついていて、「コミットしない男性」の判別に大変役立つご意見ではないかと。
また、既婚未婚問わず、多くの男性の本音も、一皮むけば同じようなものなのではないかと。
何も恋愛しなくても、現代は楽しめる事がいっぱいありますし、趣味の合うお仲間がいれば孤独感も少ない。
恋愛市場における女性達のライバルは同じ年代の女性だけでなく、まさかのフィギュアだったり、プラモデルだったりするわけですね!
一緒に男性の趣味を楽しめればいいのですが、「鉄道」とか「トライアスロン」とか言われたらそれはやっぱり困りますね、私だったら。
③に関してもまた、本音中の本音だと思いますが、通常は芸能人レベルの容姿じゃなくても恋をしたり、愛着が湧いたりして付き合うものです。
これを公言して誰とも付き合っていない男性は血中の「コミットしない男濃度」が高いと言えるでしょう。
ただ、一般の男性でも、パートナー女性に求める様々な項目の中で、「外見」の割合が上がってきているという恐ろしいデータがあります。それも世界中で同じように。
1990年には、男女とも「外見が占める割合」が50%だったにも関わらず、2008年には男性だけが65%に上昇。ただでさえ綺麗なモデルや芸能人に対して、ありとあらゆるプロの技術が施された広告に目が肥えてしまったせいか?ネットの普及のせいか?二次元含め、現実離れした容姿の女性がデファクトと言われたら、心の中で毒づいて、にこやかに退場するしかありません。綺麗になる努力をするのは大切ですが、これには限界があることを覚えておきましょう。
唯一歩み寄れるというか、心掛け次第で改善ができるのは、
②「つきあっても面倒くさくない女」ではないでしょうか?
男性にとっての「都合の良い女」になれ、というのではありません。
「面倒くさそう」は、「もうあと一歩の男性」の、二の足を踏ませる強力な動機になります。
その中には当然、「コミットできる男性」も含まれている訳ですから、気を付けておきたい所ではないでしょうか?
ところが、恋愛市場にたゆたう「若いお嬢さん方」は、恋をすると「面倒くさい女」をやらかしがちです。
好きになると相手の気持ちが気になり、相手の承認を求める気持ちはわかります。
でも、その不安な心持ちをぶつけてしまうと、大抵の男性は音を立てて引いてゆきます。
では、面倒くさい女にならない為に、どこをどんな風に気を付けていけばいいのでしょうか?
①駆け引きしない
銀座のクラブのお姉さんが提唱しているような「駆け引きノウハウ」を読んだことがある人は、今すぐ忘れてください。
そもそも、駆け引きが好きな男性とは、高齢の肉食系遊び人です。
好意を示しても気づかない若い男性が増えているのに、銀座で通用するような捕食者のテクニックなど使用したものなら空回り必須。
また、「自分に振り向かせよう。夢中にさせよう。」という作為だけは、相手に伝わりやすい為、強力に面倒くさい印象を与えてしまいます。気を付けましょう。
②妄想しない
若いお嬢さん方の相談を受けていると
「この前のデートで嫌われたかもしれないです。○○と言ってしまったり、○○の失敗をしちゃったから。」と、客観的に聴いてると別に大したことじゃなく、嫌われたというのも100%彼女の妄想では?という事が少なくありません。
嫌われていると思っているので、その後の彼とのやりとりもぎくしゃくしてしまうらしく、相手の男性からしてみたら???の世界。
とにかく、失礼な事をしたら誤ればいいし、嫌われたのかと思ったら聞いてみる。妄想が過ぎるとお相手は相当面倒くさいのでやめた方がいいです。
③自然体や自由を尊重する
男性脳も女性脳も、「仕事、遊び、趣味、恋愛、など」様々な脳の小部屋でその処理をしています。が、男性にあって女性には無いらしい「脳の中の無の小部屋」は、男性を時折ぼーっとさせたり、無我の境地に導くそう。
ただぼーっとテレビを見ていたり、デート中なのに上の空だったりが男性脳には必要なブレイクなのでしょう。
女性には解らないので「興味がないのかな?」とか「嫌いという意思表示?」などと勘ぐってしまいがちですが、あまり頓着するのはやめましょう。
また、休日でも一人の時間や自由な時間を大切にしている男性も多いので、次々に予定を聞いて管理束縛してしまうのはやめましょう。これは女性側がされても面倒ですよね。
④タスクを増やして人生を楽しむ
「会えない日には彼の事ばかり考えて」をこじらせると面倒な事になります。
会える日には100%の愛情でデートを楽しみ、会えない日には仕事を頑張ったり、女友達と出かけたり、習い事でも女磨きでも何でもいいです。70%以上は人生を楽しみましょう。100:0 になってしまうと面倒オーラがあなたにまとわりつきます。お気をつけて。
最後に、絶対にやめた方がいいとお知らせしたいのは、「お相手と自分の愛情を常に量って比べる事」です。「惚れた方が負け」であるとは昔から言われておりますし、自分より相手の愛情が少ないと感じるのは、さびしい事だと十分理解できます。
それでも、必要以上にそこに固執すると、恋だ愛だをスルーして、「負けたくないという執着心」が芽生え、プライドが前面に出た「面倒な女」の筆頭に!
同じ景色を見ていても、違うものにフォーカスして「綺麗だね」と言いあっているのが男と女。
本来、多くの誤解やタイムラグを経て、愛は育まれていくものなのではないでしょうか?
しかしながら、その誤解やタイムラグで女性達は焦り、面倒な行動を引き起こしがち。
ですから、若いお嬢さん方におかれましては、焦らず慌てず、まずはちゃんと「コミットできる男性」か否かを判断。そして、男女の恋愛における性差を理解した上で、多少の温度差や誤差は気にしないで毎日を楽しく生きる事。
次にはちゃんとお相手を好きになる事です。
好きになれば、どちらが愛を告げても、どちらが先にコミットしても、上手く行けば結果オーライ。
「欲しいものは欲しいと、言った方が勝ち。」とかつてユーミンも歌っておりました。
恋愛は、
惚れられているよりも「惚れている方」が、絶対楽しくて幸せです。
恋愛期間だけに許された「強烈に人を好きになる」という珠玉の時を、
是非是非味わい尽くしてくださいませ。