id:ngnkykさんのブログを読みました。
アラサー(28歳目前)で彼氏と別れるということ – UptoU
綺麗事を並べない限り、きれいな別れ方なんてそもそも存在しないので。今回のことで学びました。合わないものは合わない。女性としての自信も、社会人としての自信も、色々と失いました。これから取り戻さないといけないけれど、誰かにより掛かるのではなく自分で取り戻さないといけないと思っています。人は人との関わりの中で大きく成長するし、その中で本当の自分に出会うことも多いと思います。結婚しようがしなかろうが無駄ではないと信じています。
私も28歳ぐらいの時、
「ああ、私にぴったりの男性はどこにいるのであろうか?」と天を仰ぎ、
次にきょろきょろしておりましたが一向に見つからず、
折角出会っても、いたずらにお別れを繰り返していたように思います。
素敵だなーと思うのに、話し方や言葉選びが何とも鼻に付く。
好きだなぁと思ってはいるのに、価値観が合わなすぎて衝突。
我が家に定期的に訪れる、現役恋愛市場にたゆたう女性達も、当時の私のような事を繰り返し「負の無限ループ」に。
人類はなかなか進化しないものです。
ですから、
「理想のパートナーを見つけたい。それも、できるだけ早く!」
という彼女たちの熱い思いやリアルな失敗話は、過去を突然突き付けられるようで何ともこっぱずかしい。
また、毎度「男女関係の難しさ」というものを、改めて考えさせられます。
今回は、彼女達の事例及び、その際にしたような気がするアドバイスをタイプ別でまとめてみましたのでシェアしたいと思います。
①トラウマ女子
過去の彼氏の嫌だったところや別れの原因を必要以上に「トラウマ」にしている貴女。
気持ちは解りますが、囚われ過ぎるのは危険です。
例えば、前の彼氏が
「友人付き合いの多い人で、喧嘩が絶えなくて別れた。」
だった場合、極端にその真逆な人
「人付き合いしないひきこもりがちな彼氏」
を選ぶ傾向があるからです。
最初の頃は、独占できて安心するかもしれませんが、いつしか自分までもがひきこもりに!こんな筈じゃなかった!という事例は数多く報告されています。
過去のトラウマに必要以上に拘らず、バランス良い視点で、お相手を吟味致しましょう。
②几帳面女子
価値観の違いが多ければ多いほど、男女はもめるもの。
特に、家庭を持って生活を共にすると、愛だの恋だのを凌駕して「互いの価値観」が最重要懸念事項になってきます。「ま、いっか。」と思えないタイプの几帳面女子は、この違いに対してストレスを強く感じますので、お相手選びは極力、
「自分と成育環境が似ている人」
に致しましょう。
家族構成、父親の職業、家族旅行の頻度や学歴・・・etc。現に、「離婚せずに長続きしたカップル」を調査したところ、「家庭環境が似ていた」というデータがあります。几帳面女子に関しましては、キスする前に「家族の話」を聞き出すのをお奨めします。
③優柔不断女子
レストランでメニューに迷い、ショッピングに行っても買うものを決断できない貴女。
そんな優柔不断な貴女は、今まで素敵な人に出会っても、スルーしてきた可能性があります。先ずは、理想のタイプの男性、その条件を5つ書き出してください。次には、目に見える所に貼ったり、毎日持ち歩くなりして読むこと。
自分の中に、箇条書きで、「理想のタイプ」がインプットされていれば、出会った時に確信が生まれ、虫のように早く行動ができます。この方法で夫を見つけたリアル女性を数名知っておりますが、皆、「理想が目の前に現れて驚いた。」「行くしかないと思った。」と、自分を追い立てるように動いたとの報告がなされています。
④熱血教師女子
「この人を変えられるのは私しかいない。」
そんな使命感を抱いて、「解りやすいダメ男」や「心を閉ざした影のある男性」と付き合ってしまう新人熱血教師のような貴女。
本人の熱い思いとは裏腹に、お相手はますますグレていくのがお約束。
揚句の果てにはそのダメ男から、あろうことか疎ましがられ、結果「私は何をやっていたのか・・・。」と、激しく後悔するケースが殆ど。
恋愛で自己確認をしようとすると、いつまでも理想の相手とは出会えません。先ずは、ダメそうな人がいる場所(近所の居酒屋や、安くて遅くまでやっているバー、パチンコ屋など)への出入りを自分に禁じましょう。
⑤コンサル女子
ついつい、お相手との会話の中で、分析的且つ批判的態度を取ってしまう貴女。
例え理想のタイプが現れたとしても、価値観や好みが全て同じ人間などいません。
お相手の好きなもの、信じているものはそのまま受け取り、批判したり、論破したりしないように。
とはいえ、お相手の好きなものに迎合しても長続きはしません。「あなたはそれが好きなんだね。」と認め、「私はどちらかというと、こっちかな?」と、お互いの情報をまろやかに交換して、摺合せ作業を行いましょう。
⑥役人女子
何か違う・・・何かがおかしいと思いながら、問題を先送りする貴女。
貴女が前々から、お相手に対して抱いている疑惑、自分達は本当は合わないのではないかという疑念は、多分合っています。
それを、「今更別れても。」「私の勘違いかもしれないので。」と目を瞑り続け、不毛な期間を延長し続け齢を重ねてしまうのは「女子一生の不覚。」
役人女子におかれましては、二人の関係性に対し、勇気を持って「問題定義」を。
それでも変わらないようであれば、「残念ですが、ここでは担当しかねます。」と言って他の窓口を淀みなくお奨めしましょう。
⑦本能女子
とにかく、男性の体臭を嗅いでみてください(笑)
一説によると、女性は相性の良い男性のHLA遺伝子を嗅ぎ分けられるらしいです。
ここで言われる良い相性とは、相互に強く惹かれあったり、体の相性であったり、子供を授かる、またその子供の免疫力が高くなる、という意味で。
問題なのは、遺伝子のバリエーション強化の為に、HLA遺伝子の型が違えば違うほど、男女が強く惹かれあうという事。
(1995年のスイス・ベルン大学の実験で、女子学生に男子学生のシャツの匂いをかがせ、女子が「良い匂い」と感じたのは、その女子と全く遺伝子の異なる男性のものだったそうです。)
遺伝子の型が違えば、お互いの体感温度も、好みも違う筈で、生活の相性は悪そうです。
そんな数々の違いを、「好きだし、遺伝子レベルで合うんだからOK!」でうっちゃれる本能女子にはお奨めの方法かもしれません。「嗅ぐ」という行為は。
本能の赴くままにお相手を嗅ぎ分け、免疫の強い子供をバンバン産んで欲しいところです。
さて、うっかり当てはまったタイプはありましたか?
私の経験済は、④番と⑤番です。結果は惨憺たるもので、当時の私を振り返れば「理想のパートナー」を一生懸命遠ざけていたように思います。
時に私達は異性に対して、
「まるで自分の半身のようだ!」
「こんなぴったりな人初めて!」
と浮かれる事があります。
が、それは一時期。
恋愛期間真っ只中のホルモンが見せる夢。
「理想のパートナー」を真剣に探したいお嬢さん方に置かれましては、
恋愛期間が落ち着きを見せる1年後ぐらいを勝負に是非正気に返っていただき、何かしらの手を打つことをお奨めしたいと思っております。
何度も言っておりますが、信念も価値観も相性も全て合う相手など、この世に存在しないのです。
先ずは自分を知り、相手を知り、許せない違いなのか、好ましい違いなのかを判断すること。そして、価値観のすり合わせ、その努力をお互いにできる相手か否かを冷静に判断することがとても大切なのです。
「人生は思うより長く、結婚生活は思うより、ずっと長い。」
慌てず、焦らず、両目を見開いて。