先日のブログで「男は年収の婚活事情に物申したい。」、年収600万円を超える独身男性は3.5%しかいないよ、世帯年収上げたければキャリアアップだよ、と婚活女性に物申したわけですが、男女問わずたくさんの反響をいただきました。ありがとうございました。
ただ、我が家に集まる婚活女性達にはあまり良い顔をされなかった・・・。
それは、「働くことを避けたいから」ではなくて、どうやら社会的なステイタスがあったり、年収をある程度稼げる男性でないと「尊敬が続かないから」らしいです。
私も20代の頃は、仕事が出来て、立場が上で、私の知らない事を知っている大人の男性を素敵だなと思っていましたので、(つきあってみたら子供だったんだけどさ。)まぁ、気持ちは解る訳です。
そこで、婚活女性の皆様におススメしたいのが、「アラフォー以上のバツイチ子あり男性」です。
結婚相談所の人に聞いたことがありますが、年収が600万円以上のバツイチ男性は、アラフォーだろうとアラフィフだろうとモテるそう。
年収以外でも、結婚市場で一度誰かに選ばれたという「品質保証付き」
おまけに女性と生活を共にしていたので現実を知っているという印象もあり、経験者が持つ余裕みたいなものも漂わせていたりして、何とも魅力的なのだとか。本当か?
また、離婚した男性の10人に7人が再婚しているそうで、「仕事が落ち着くまでー。」とか、「結婚への覚悟ができるまでー。」などとぼやぼやしている独身男性よりも、ずっと結婚に対してアグレッシブです。
現に、婚活女性でも「バツイチ男性可」と婚活条件に入っている人も多く、バツイチ男性人気は本当の模様。但し、婚活女性の場合は、その条件に「子無し」が付きます。
で、私はそこを敢えて、「バツイチ男性*子あり」で能動的に探す事をお奨めしたいのです。
「バツイチの男性でも構いません。」
という消極的な姿勢ではなく、
「バツイチの子あり男性で良い人がいたら紹介してください。」
と、友人知人にお願いし、
結婚相談所でも
「あの女性は、年収とバツイチ子ありに特化して探している」
と、印象付けるレベルで取り組んでほしいと思っています。
理由は、
①バツイチ子無し男性の競争率が高すぎる事
②子ありバツイチの方が良い夫になりそうだという予想
③そもそも世代的に子供がいる人が多い(間口が広がる)
④子ありバツイチは再婚までの「足が早い」(急がないと!ってこと)
からです。
1年ほど前になりますが、久しぶりに会った友人知人(婚活市場でハイスペックと言われる男性達)が軒並み離婚しており、独身市場に舞い戻ってきました。
私はすぐさま、婚活中女性達に、
「ニシンがきたぞー!」
と、村中に聞こえるような声でお知らせ。
ところが、その内の一人(子無しバツイチ)は、再婚願望全く無し。
結婚という荒行から下山した途端、「自由、趣味、夜遊び」を満喫。
まぁ、解らないでもありませんが、これは、向こう10年は再婚しそうもない弾け方で、「すぐにでも結婚したい。」という婚活女性への紹介には至りませんでした。
もう一人の子無しバツイチは、離婚原因を、「元奥さんが妻失格だったから」と自己反省していないタイプで、「今度こそ理想の女性と結婚したい。」と再婚には能動的。
しかし、条件を聞いたら30を超える厳しい項目が!
女性の容姿への要望も、「そんな女、脳内以外にいるか!」というレベル
ま、それはそれで彼の心の傷が透けて見えてしまったりするのですが、こちらも当然ながら紹介に至らず。
と、いうように、バツイチにも色々あるのです。
そして、その他の2名は子ありバツイチで、「良い人がいたらぜひ!」と、おっしゃっていたのに舌の根も乾かぬ間に彼女を見つけて1年以内に再婚しました。子供に養育費を払っているという通常より不利な立場なのに、二人とも、です。
この4名の統計で結論は出せませんし、バツイチ子無し再婚で、上手く行っている人もたくさん知っています。何度も書きますが、彼らはとにかくモテますので。
でも、この「子ありバツイチ」の速攻っぷり、私には大いに腑に落ちるんですよ。
子ありバツイチを、再婚に向けてハードに突き動かすもの、
それは、「寂しさ」と「猛省」です。
以前、離婚したばかりの子ありバツイチと他数名で飲んだのですが、酔った彼がなかなか帰ろうとしなかったので理由を聞くと、家の中が静かすぎるのだと言っていました。
かつては子供の笑い声や、泣き声、妻が子供に向かって何か言っていたり、声が溢れていた家。
おもちゃが散乱していたり、子供使用になって決して落ち着く環境じゃなかった筈のリビングが、彼の中では日常になっていた。でも、もうそれは影も形も無い。
過去の生活が騒がしければ騒がしかった程、一人生活の静寂に孤独感を募らせたのでしょう。
馬鹿、ですよね。
未婚の方や、幸せに結婚生活を送られている方々からすれば、「だったら離婚すんな!」「復縁すればいいじゃないか!」とお思いになることでしょう。
でも、「そうは行かなかったから」のバツイチ。
彼の離婚に至るまでの修羅の数々が、同じバツイチ同盟の私には3Dで見えます。
よって、この日は、
「わかった、今日は飲もうぜ!」と言って、彼をべろべろにして正体を無くさせ、タクシーに押し込んで帰しました。(優しさです。)
また、以前私もブログに書きましたが、「離婚すれば、幸せになれると思っているあなたへ」
離婚することによって、配偶者だけではなく我が子まで幸せにできなかったという思いは、「何が悪かったのか?」「あの時か?思えばあれがきっかけか?」などと、どんな傲慢な大人をも反省魔にします。
すると、すぐに代償行為をしたくなるんですよね。他の誰かで。
ですから、子ありバツイチの「今度こそ誰かを幸せにしたい。」というモチベーションは、相当高い。
結果、次のお相手との結婚生活では、お姑さんと奥さんの間にちゃんと入ったり、家事育児を手伝ったり、愛情表現を欠かさなかったり、奥さんの話を聞いたりと、地雷撤去に余念が無くなり、とても良い夫になっている。
そんな、「学んだ子ありバツイチ」本人と、幸せそうな現奥様のカップルを私は何組も知っています。
長々と「アラフォー以上の子ありバツイチ」をリコメンドしてまいりましたが、
当然ですが、過去がある分、子供もいる分、結婚に際しては注意点があります。
これは私も逆バージョン(私が男性側)で経験がありますので、来週シェアさせてくださいませ。どうぞよろしく!