「古越さん、うちのサイト○○ってキーワードで調べると日に日に順位が上がってます!」
という趣旨のご報告メールをいただいて、(あ…これ、あかんパターンや…)と思いまして。
一応ブラウザの種類と、ブラウザ上でGoogleにログインしているかを確認させていただいたところ、やっぱりということでブログをしたためております。
いまGoogleではより個々人に最適化された検索体験をということで、パーソナライズド検索という仕組みが取り入れられています。簡単にいうと検索場所や日時、属性、閲覧サイトから、より検索順位をその人にマッチさせて表示させますよという機能です。
実際、どれくらいのデータが取られてるの?という点では、下記にアクセスいただくと網の目のように細かく取られていて面白いです。
https://history.google.com/history/
※確認前にGoogleアカウントでの再ログインが求められます
当然web上での集客を頑張っていれば、キーワードごとの自社サイト表示順位は気になります。何度もアクセスすることで、必然的に重要なサイトと認識され表示順位が上がりやすくなってしまうということです。
では、どのようにしてパーソナライズされていない素の順位を調べるのか。それには一時的にプライベートモードと呼ばれる閲覧方法に切り替えて、Cookieという一時保存情報や閲覧履歴を排除するのがもっとも簡単です。
プライベートモードへの切替方法
ご利用されているブラウザ毎に方法をご紹介します。
インターネットエクスプローラーの場合
・メニューバーから選ぶ:[ ツール ]→[ セーフティ ]→[ InPrivateブラウズ] をクリック
・キーボードで実行する:[ Control ]+[ Shift ] +[ P ] Macなら[ Command ]+[ Shift ] +[ P ]
Chromeの場合
・メニューバーから選ぶ:[ 新しいシークレットウインドウ] をクリック
・キーボードで実行する:[ Control ]+[ Shift ] +[ N ] Macなら[ Command ]+[ Shift ] +[ N ]
Safariの場合
・メニューバーから選ぶ:[ Safari ]→[ プライベートブラウズ ] をクリック
・キーボードで実行する:ショートカットキーなし
プライベートモードで閲覧すると思いのほか順位が低くがっかりすることもありますが、まずは正しい情報を知ることからすべてが始まります。
上げられる幅が大きければ、その分やりがいもあるというものですね。