ブログを書いている人なら誰にでも経験がある「あー、今日は筆が乗らないなー」問題。これは日本に限らず海外でも同様です。
今日は5人の子育てに奮闘する女性が、3年半で750もの記事を更新し出版まで至ったライティングの秘訣をご紹介します。
記事づくりのモチベーションに悩む方、必見です!
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「私はひらめいた時にしか書かない。幸運なことに、私は毎朝9時にひらめくのだ。 」
– ウィリアム・フォークナー –
優れた本を作ることはその努力やかかる時間ともに、子どもを産むのと似ている。と、物書きはよく言います。
私は両方経験しているので、個人的には子どもを産む方が難しいと言いたいです。しかし比べる価値はあります。
情熱と目的を持ってブログを書き始めたとしても、アイデアを生み出し続けるには苦労が伴うでしょう。
子どもは準備ができた時に生まれてくるものですが、あなたはどうやって注目されるコンテンツを生み出していきますか?それはあなた自身がコントロールすべきものなのです。
インスピレーションが降りてくるのを待つのではなく、私はブログのコンテンツを自らコントロールすることを心がけています。
優れたライターの秘密
私は10年以上物書きをしてきました。
始めはジャーナリストとしてですが、取材記事制作の経験はブログの成功に大いに貢献しました。でも、それが必須要件だとは考えていません。
もちろん私は文法に従ったり誤用を避けるようトレーニングされてきましたが、本当に大切なのは毎日書き続けることです。
数年の記事制作と5年以上に渡るブログ運営で、物書きにとっての障害というものに当たったことはありません。実際、私はそんなものがあるとは信じていません。
それはなぜか?
よいコンテンツを書くことは、他の仕事と同じように正しいリサーチとプランニング、実行を求められるからです。用意周到なライターは障害を避ける仕組みを作ることができます。
私の取り組みは次の7つです。
1.書くための環境を整える
私の今の環境は自宅の部屋で、外の騒音を消し、ソフトミュージックを流せて、コーヒーか紅茶を用意できて、ネット回線を自由にオフにできるというものです。
決して大がかりなものでなく、けれど物を書くための特別な環境づくりはあなたを書く気持ちにさせてくれます。
私はこの習慣を(コーヒーすらも)続けてきたおかげで、大体いつでも書き物ができるのです。
2.書く時間を決める
あなたがもし「書く時間がない」と口にしているなら、それはきっとあなたにとって書くことが重要ではないのでしょう。
嫌な気持ちにさせてしまいましたか?
私には5人の子どもがいて、大きい子は7歳です。みんな学校に通わせています。また、うちの家族もいくつものスポーツやイベントに参加しています。
その中で週に21もの食事を作り、先日は次に出版予定の料理本の初稿もできたところです。同時に、3年半でブログに750もの記事を投稿してきました。
これは、優先順位の問題なのです。
ブログは毎日書いています。医者にかかる1時間も息子の野球に付き合う1時間も、 同じ大切さで接しています。私はこれを失いたくありません。
私は机の前に立ち(立っていると捗ります)、その1時間は書く以外は何もしません。1つ書き終わったら、その1時間が終わるまでは他のものを書きます。そして、やめる。
毎日このスケジュールを組んでください、たとえ書く必要がない日でも。 この特別な物書きの時間が、あなたをより良いライターに育て、大ヒット記事を書かなければいけないプレッシャーなしで練習できる時間になるのです。
3.カテゴリーを設ける
ブログを書く上でもっとも嫌なことの1つは、「今日は何を書けばいいのか」という悩みです。これを避けるため、私は何について書くかという枠組みを作っています。
私の場合
月曜:健康について
火曜:自然な暮らし方について
水曜:レシピについて
木曜:DIYについて
金曜:その他
私は書く速さを上げるため、それぞれのカテゴリごとのチェックリストを作っています。 あなたも枠組みを構成すれば、毎回ゼロから作り始めなくてもよくなるのです。
コンテンツ戦略とゴールを決めたら、あなたの軸となるコンテンツを見返すためにも既存記事のトピックをカテゴリ分けしましょう。
枠組みは読み手に一貫性を感じさせ、あなたに何が期待できるかを教えます。そして、あなたの得意分野においてあなたを権威にすることもできるのです。
それから私は書くときにさっと見るため、書けそうなトピックのリストをEvernoteにカテゴリ分けしてストックしています。
4.記事の概要を2分で書く
2分間で、あなたが何を書きたいか概要を書きます。
私の場合はまず小見出しを書き出します。3~5つ用意して、それらの下に書きたい内容を箇条書きしていきます。
2分間をフルに使って、アイデアをすべて書き出してください。そうすれば清書が格段に速くなります。
5.書き出しを200文字だけ行う
概要が決まったら、200文字だけ書いてみて読み直し、この方向性で良いか判断します。気に入らなければ書き直します。
私は書き直すことは稀ですが、30秒かけて読み返すだけで、話のポイントを整理することができます。
もし書き直したら、先に書いていた200文字を忘れず保存しておきましょう。後で使ったり他の記事で使ったりできます。
6.文章を整える
文章を書き終えたら、10~15分でコンテンツを整えて編集しましょう。あなたに編集者が付いているなら、このステップは飛ばしてかまいません。
残念ながら私には付いていないので(笑)、この時間で過不足を確認したり内容を整理したりしています。分かりづらい専門的な単語や過去の記事に内部リンクを貼ることもよくあります。
7.SEOの設定
校正を終えたら最後に次の2つを行います。
1つは読み手の目を引くアイキャッチ画像を付けること。
もう1つは(私はWordPressでブログを書いているので)SEOプラグインに適切な設定を行うことです。
いかがでしょうか?
ぜひ、あなただけの書くコツも聞かせてくださいね。
抄訳:The Prepared Writer’s Process for Creating Excellent Content Every Day