検索エンジンで1位表示を獲得した際に全体の何%くらいの人がクリックするか気になったことはありませんか?
少し専門的な用語ですが、CTRというクリック率の予測指標に基づいてその試算をすることができます。
※当社は「集客 コンサルティング」でGoogle1位表示を取得しています
さらに1位だけでなく10位までのクリック率が分かれば、当該キーワードで上位表示できた際に訪れる人数をより細かく予測立てすることができます。
そんな研究をしている海外のブログを元に計算方法をご紹介します。
CTR(クリック率)に基づくアクセス予測
2014年最新版と銘打って、紹介されているCTRの数字が以下です。
表の見方は、上の段が検索順位、下の段はクリック率になります。
つまり1位表示を取れれば全体の31.24%の人がクリックしてくれる。
5位表示なら、全体の5.50%の人がクリックするという予測が立てられます。
想定アクセス数の計算方法
さて、これでどうやってアクセス数を計算するのかということですね。計算式は以下の通りです。
検索数×クリック率=アクセス数
クリック率については上の表にありますから、あとは検索数の出し方ですね。検索ボリュームはGoogleのキーワードプランナーというツールを使って確認します。
使用方法は以下の公式動画を確認下さい。面倒な方は、00:50〜01:20をご確認いただければお分かりになると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=OcnFKnTa8mk#t=34
動画の手順を踏むと、このように検索ボリューム数を確認できます。
試しに、「外車 中古車」という検索キーワードで1位表示されたと仮定して計算してみましょう。検索数×クリック率=アクセス数という式ですから以下の計算になります。
4,400(検索数)×31.24%(クリック率)=1,374(アクセス数)
「外車 中古車」でGoogle1位表示できると、毎月1,374件のアクセスが期待できることが分かります。
モバイル検索の場合は?
最近ではPCよりもスマートフォンからのアクセスの方が多いサイトもありますね。
PCとモバイルでのCTR比較も紹介されていました。
PCと比べて、スマホの検索では2ページ目・3ページ目の検索ページを見ている人が多いことが分かります。
ロングテールと呼ばれる検索ボリュームが少ないキーワードでのアクセスは、PCよりもスマートフォンからが多いことも示唆されます。
まとめ
平均クリック率のデータを参考に、先々の自社サイトのアクセス数を計算することはweb戦略に大きな価値を生み出します。
特に、webマーケティングは数字の根拠がないままに走るケースも散見されます。
少し手をかけることで、明確な目標を持ったサイト運営ができるアクセス予測。ぜひ、自社のサイトでも試してみてください。
出典:http://moz.com/blog/google-organic-click-through-rates-in-2014