みなさんは日ごろから映画を見たり、本を読んだりしますでしょうか?筆者も小説が好きなので、仕事の合間に読んでいたりします。おもしろいストーリーだと、ついついのめり込んで時間を忘れてしまうことも。逆にストーリーがつまらないと、途中で読むのをやめてしまいますよね。
これって、マーケティングでも同じなんです。コンテンツが魅力的なストーリーでまとめられていると、ユーザーに共感を持ってもらうことができます。それが商品の訴求へとつながり、コンバージョンという成果になっていくのです。
それでは、どうすればユーザーの琴線に触れるコンテンツが作れるのでしょうか?本稿では海外のブログ記事をとりあげつつ、この点に迫っていければと思います。
効果的なストーリーを作る5つのポイント
コンテンツマーケティングをテーマとした海外ブログから、下の記事をご紹介します。
http://www.copyblogger.com/meaningful-marketing-story/
どんなポイントを押さえれば、ユーザーに共感されるストーリーが作れるのか。記事では、下のようなおしゃれなインフォグラフィックにその答えをまとめています。ここに示してある5つのポイントについて、順に解説していきましょう。
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ヒーロー(HERO)
どんな物語にも登場人物がいます。特に大事なのは、主人公ともなるヒーローです。ストーリーにもヒーローが必要なのですが、それは誰なのかわかりますか?Web担当者?マーケター?いえ、それは他でもない顧客(見込み顧客)なのです。
ストーリーを考える時には、まずはこの点を明確にしておかなければいけません。ヒーロー、すなわち主役は顧客。そして、ストーリーが進んでいくと、ヒーローは新しい姿へと変身するのです。
ゴール(GOAL)
ヒーローである顧客は、新しい姿に変身すると言いました。顧客がなりたい姿、と言い換えることもできるでしょう。これが2つ目のポイントである、ゴールです。
ストーリーを作る時は、ゴール(顧客がなりたい姿)をわかっておかなければいけません。そしてそれを可能にするのが、製品やサービスなのです。
戦い(CONFLICT)
ストーリーには、戦いや困難がつきものです。何もない平凡な話よりも、ストーリーがおもしろくなりますよね。それに、困難な状況だからこそ製品の存在価値が出てくるというもの。
ストーリーには戦いや困難な状況を盛り込み、それを解決する手段として製品をアピールしていきましょう。
師匠(MENTOR)
スター・ウォーズのルーク・スカイウォーカーには、ケノービという師がいましたね。ストーリーの主役であるヒーローにも師匠となる人物がいるのですが、それが製品を提供している企業にあたります。
ヒーローは勇気を持って前に進んで行くので、簡単に手助けをしてはいけません。あくまで師として、必要な時に手をさしのべるのです。
教訓(MORAL)
これでストーリーは完結です。ヒーローは師匠の手を借りながら、新しい自分に変身して、困難を克服したのです。
しかし、ここで終わりにしないように。ストーリーに共感して心を動かされたユーザーに、最後にアクションを取ってもらうことをお忘れなく。
あとがき
Web集客では、今後ますますコンテンツが重要になってきます。大切なことは、集客につなげられる良いコンテンツを作っていくこと。そのためのヒントが、本記事でもご紹介したストーリーにあります。コンテンツ作りの参考にしていってくださいね!