やさしいWeb集客の話

Web集客の担当者を採用したいと思います。どんなことに気をつければいいですか?

Web集客の担当者を採用したい! 素晴らしいですね。新規採用を考えられているということで、事業も順調なことと思われます。どんな担当者がいいか……迷ってしまいますね。

 

とりあえず面接の場面で、インターネットを通じた集客でどんな実績があるのか。それから現状の自社サイトに対してどんな打ち手があるか話してもらいましょう。

 

 

もっと具体的に人物像をお伝えできると良いですね。でも、企業のマーケティングは基本的に経営者の思想によるところがあるので、ぶっちゃけ相性が合うかが何より大事です。

 

その上で注意してもらいたいこと。それはその方の中心となるスキルです。Web集客というくくりだけで見ても、例えば以下のようなスキルが面接者からアピールされます。

 

・アクセス解析

・広告運用

・コンテンツ制作

・SEO

・サイト制作

 

一つずつ順に見ていきましょうか。

 

・アクセス解析

解析力があるのは素晴らしいことです。ただ、現在あまりアクセスが多くない、具体的には50万PV以下程度のサイトであれば余り活かせないかもしれません。論より行動と営業さんに詰められそうです。

 

・広告運用

どんな広告を運用していたか具体的に聞いてみましょう。数十万円程度の予算を使って成果を上げていたのであれば、初めての担当者として期待が持てます。広告が集客手法の中心になる点は注意が必要です。

 

・コンテンツ制作

最近多くの企業が取り組んでいる、コンテンツ制作による集客手法ですね! いま僕もこうしてやっています(笑)。こちらも具体的な成果を尋ねて、自社でも再現性のある内容と感じられると良いですね。広告を組合せないと集客が長期視点になる点は注意です。

 

・SEO

細かいことは分からなくて大丈夫なので、取り組んだ内容が理解できる(腹落ちする)か確認しましょう。優れたSEO担当者はそれができます。アクセス解析同様に、50万PV以下程度のサイトだと、ナタが必要な場面で斧を振ることになる可能性があるので注意です。

 

・サイト制作

サイトを作る能力と、そこに人を集める能力は明確に異なります。両方できる制作者ももちろんいますが、その場合はフリーランスに行く方が多いですね。集客が課題であれば本人の制作力よりも、集客のスキルを見極めましょう。制作はある程度までは外注でも回せるので。

 

ここに挙げたスキルのほかに、広報やPRのスキルも持っていると鬼に金棒です。ただ、そんな優れたWebマーケッターは市場に出回りません。(いらしたらうちに仕事こないですね……)

 

「集客はキミに任せた」ができれば良いのですが、それは諦めましょう。大切なのは自社のWebサイトに見込み客を集めるために、どんな施策が必要なのかを見極めることです。

 

そこさえズレていなければ、その施策を得意とする人物を採用し、徐々に本人に予算と権限を与えれば自ら学びます。

 

でも、うちにピッタリの施策は自分には分からない……。そんな場合は、改めてお気軽にご相談ください。

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古越 幸太

「もともと何されてたんですか?」→「公務員保育士です」で、初対面の方でも5分は話せるのですが、次に続く鉄板の雑談ネタがないのがここ10年来の悩みです。

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