地方でフリーランスとして働く奥地です。
たまに全国ニュースになる桜島の噴火ですが、鹿児島では日常の光景です。
「あー、噴火しているな~。今日の風向きはどっちかな?」という感じ。
逆に、長く噴火しないと、何か起こりそうで不安になってしまいます。
歳を重ねたためか、こういう日常すら、大好きな鹿児島で生活できていることを実感でき、幸せを感じます。
さて、今回は地方でフリーランスとして働き続けるために必要な「仕事の探し方」を取り上げます。
一般的な話は、本やインターネットで調べると、いろいろと出てきますので、ここでは私の体験談をメインに紹介します。
私の場合は、ほぼ100%インターネットを介したやり取り。
ということもあり、地方や海外に住んでいる方の参考になれば幸いです。
紹介やお付き合いのある会社からの依頼
今は、既にお取引のある会社さんから新規で別の業務をご依頼いただいたり、お知り合いの会社を紹介いただいたりすることが多いです。
仕事の進め方や金額的な相場がおおよそ分かっていることもあり、一番スムーズに進むように思います。
また今までのお取引にご満足いただいた結果として、こういったお取引が増えるのは、とても嬉しいことで、励みになりますね。
こうしたお取引を増やすために心掛けているのは、次の4点。
◇締め切りよりも早めの提出を心掛ける
◇誠実に仕事に取り組む
◇自分にできることを伝える
◇仕事を断るときは理由を添える
ここから、ひとつずつ説明していきます。
締め切りよりも早めの提出を心掛ける
元々は家族の突然の体調不良などで、予定通りに仕事が進まなくても締め切りを守れるように、という意図で心掛けていたのが「早めの提出」でした。
でもクライアントさんからすると、「早めの提出」=「まだ仕事をお願いできそう」と思われるようです。
忙しそうな人には声を掛けにくいのはリアルな場でも同じですね。
声を掛けてもらいやすい関係作りを普段から心掛けておくといいでしょう。
あとは、「仕事が欲しい」と言いすぎるのはあまり好まれないかもしれませんが、納品時などに
あらかじめご連絡をいただけましたら、時間を確保しておきます。
といった感じで、軽くお伝えしておくのもひとつだと思います。
誠実に仕事に取り組む
当たり前ですが、担当している仕事をしっかりと務めることが、一番大事。
「報告・連絡・相談」を適宜行い、誠実に取り組み結果を出すことで、信頼関係が築けていくのだと思います。
自分にできることを伝える
相手との関係性などにもよりますが、機会があったら担当している業務以外にもできることを伝えてみるといいでしょう。
「こんなこともできます!仕事ください」という形よりも、自分の得意分野で相手の役に立ちそうな情報を余談としてお伝えすることからでも始めてみるといいと思います。
ただ、相手の負担にならないようにだけご注意ください。
SNSでつながっているなら、SNSを使って発信していくのもおすすめです。
勉強段階であっても、「こんなことに興味がある」「こんなことを勉強している」という話から仕事につながったこともあります。
仕事を断るときは理由を添える
どんなに信頼関係ができている相手であっても、全ての仕事を引き受けられるわけではありません。
断るときは、相手を不安な気持ちにさせないよう、今後につながるように理由を添えるといいでしょう。
【返信の例文】
手がいっぱいでお引き受けすることができません。
○月以降でしたら一段落すると思いますので、
また何かありましたらお声がけいただけると嬉しいです。
○○といった業務でしたら、期待以上のお仕事をさせていただきますので、何かありましたらどうぞよろしくお願いします。
ご期待に沿えず申し訳ありませんが、
今回はお断りさせていただきたく存じます。
クラウドソーシングでのお取引
新しいお客様との出会いは、クラウドソーシング経由が多いです。
登録しているのが「クラウドワークス」と「ランサーズ」で、実際に使っているのが「ランサーズ」。
初めてのお取引がランサーズ経由だったので、その後も何となくランサーズのみ使っています。
実は「クラウドワークスを使ってみる」というのを今年の目標のひとつにしているのですが、現時点ではまだ使っていません。
ランサーズの仕事募集は、定期的にチェックしていますが、実際に提案するのは数カ月に1回程度。
ほとんどの業務がメッセージ経由(スカウトメールというのかしら?)です。
多くの方に同じ文面をお送りしているような場合は、申し訳ないのですが、余程興味がない限りお断りしています。
一方で、私宛という形でご連絡いただいた場合は、対応可能なもので、お互いが納得いく形になればお引き受けすることが多いです。
お断りする場合でも、私にご連絡をくださったお礼を兼ねて、何かしらお役に立てそうな情報を添えることを心掛けています。
実は、そんなことがご縁で、次につながったケースもありました。
何となくインターネット上でのやり取りだと相手が見えないので、時に機械的になってしまいそうなときもありますが、やはり人間同士のお付き合いということを忘れずに接することが大事だと感じます。
ブログやSNS経由でのお取引
実はブログやSNS経由でのお取引ができるようなるのも、今年の目標です。
自分を知ってもらったうえで、過大評価でも過少評価でもなく、お取引を始められたらというのが理由。
日々の忙しさに追われ、なかなか進められていない点なのですが、マイペースに進められたらと考えています。
あまり特別なノウハウというのはなく、ただただ真面目に誠実にやっているというのが実情です。
最近はクラウドソーシングの普及など、地方に住んでいてもフリーランスが仕事を得る手段・場が増えてきました。
それはとれも嬉しいことで、心強いことですね。
この環境に甘えず、相手との信頼関係をしっかりと築くことが、次へつながっていくように思います。