こんにちは、鹿児島でフリーランスとして働く奥地です。
もうすぐGWですね。
会社員の皆さんの中には9連休という方もいらっしゃるでしょうか。
フリーランスの皆さんは、いかがでしょうか?
私は、土日祝は家族優先と決めているので、今回も休めるように準備しているところです。
フリーランスは、いつ働こうが、いつ休もうが、自由。
そんなことを言うと「いいね~」と羨ましがられることもありますが、自由と責任はワンセットです。
納期をしっかりと守るという責任を果たせないと、仕事を失ってしまいます。
だから、フリーランスは休むのが難しい働き方とも言えるかもしれません。
会社員の皆さんにとっては、不思議なテーマかもしれませんが、今回は「フリーランスの休み方」について考えてみます。
フリーランスの休みは、貰うものではなく作るもの
先日、友達とのLINEグループで「久しぶりにランチ行こう」というお誘いがありました。
そういうときに企業で働いている友人からの返信は「いいね!お休みが貰えたら行く!!」といった感じ。
つまり、会社員にとって休みは「貰うもの」のようです。
一方でフリーランスの私はというと、休みは「作るもの」。
既に打合せ等、動かせない予定が入っている場合は、残念ながら欠席となりますが、特に固定の予定がない場合は「休めるように調整する」のです。
もっと具体的に言うと、予定していた仕事を別の時間に行えるように調整をします。
子どもの学校行事や病院などに行くときも同様です。
休むために誰の許可もいりません。
子どもが小さく病気をしがちな時期に、肩身がせまい思いをしながら職場に休みの連絡をする大変さは経験しないまま過ぎてしまいました。
働くママやパパが大変だと感じがちな部分だと思いますので、その点はとても恵まれていたのだと思います。
またフリーランスは働く場所も自由なので、子どもが小さかったときは1カ月ほどパソコンを持って夫の実家に遊びに行ったこともありました。
昼寝の時間と早朝・夜間に仕事をやって、昼間はたくさん遊べて、今振り返っても良い思い出です。
フリーランスが休む大変さ
フリーランスは納期さえ守ればいつ休んでも自由です。
でも「納期を守る」というのは、本当に簡単なことではありません。
小さな子どもが熱を出して機嫌が悪い……。
そんなときは、当然、保育園には行けないので、長女、次女のときは自宅で面倒をみながら、必死で仕事をしていました。
子どもが泣く中、「ごめん」と言いながらパソコンに向かったことも。
途中で、この状態では仕事にならないなと気付き、昼間は諦めて子どもと一緒に寝て、夜中に徹夜して仕上げるという感じで、ずっとやっていました。
そして三女のときは、私も歳を重ね、徹夜は自分の身がもたないと痛感し、病児保育に頼っています。
自宅にいながら体調の悪い我が子の面倒を看れないというのは、何度経験しても心が痛いですね。
幸い、三女も今は3歳になり、体調を崩すことは、ほとんどなくなりました。
いつ休むか自分の裁量で決められるとはいえ、全ての誘いに応えていたら、とても時間が足りないのも事実です。
そこの調整もまた難しいものがあります。
そして基本的には、土日祝は仕事は休みと考えていますが、仕事が終わらなければそんなことを言っていられないのも事実です。
フリーランスのオンとオフの切り替え
フリーランスという形で13年間仕事をしてくる中で、ずっと試行錯誤していることのひとつがオンとオフの切り替えです。
そもそもオンとオフを切り替える必要があるのか、という話もあるので、その点も含めて色々やってみています。
仕事の時間以外は、パソコンの電源を切っておくと決めていた時期もありました。
逆にプライベートな時間でも、ちょっとした時間があれば少しでも仕事をしていた時期も。
子どもがトイレに行っている間にメールを1通返信したり、テレビを観ている間に原稿の構成を考えたり……。
今はもう少しゆるっとオンとオフを切り替えている感じです。
夕方仕事を終えて子どもたちの迎えに行った後は、特に理由がなければパソコンを見ることはありません。
家族と過ごし、そのまま就寝。
休日に仕事をするときは家族が寝ている早朝が中心です。
長女と次女は不在のことも多いので、そのときは三女の昼寝タイムに仕事をすることもあります。
理想は、休日はパソコンを開かずにいたいところなのですが、タイムマネジメントがうまくいかず、ここ数カ月はできていません。
私はついつい仕事よりになってしまいがちなので、休日には敢えて予定を入れて(子どもたちにどこに行こうと約束をして)、意識して休むようにしています。
フリーランスとして長く働いていこうと思ったら、どうやって休むかというのは、よく考えておくことをおすすめします。
大変そうだなという感じになってしまいましたが、私自身は、自分の裁量で仕事の時間とオフの時間を決められるのは、フリーランスの大きなメリットだと思っています。