やさしいWeb集客の話

【図解で分かる】売上を上げるWebマーケティングの仕組みとは

※この記事は期間限定公開です。必要に応じてメモやブックマークをおすすめいたします。

 

何度も書籍を読んだが、いまだに全容が掴めない。

多くのセミナーに足を運んだが実践に移せない。

 

なぜ、Webマーケティングはこんなにも難しいのか。それは枝葉の技術に振り回されているからです。

 

美味しい和食を作りたい。そう考えて手にする本は体系立ったレシピのはず。しかしWebマーケティングにおいては、鰹節の削り方や、包丁の研ぎ方を真剣に学んでいる人が多いのです。それでは学習コストを回収できません。

 

大切なことは一つだけ。売上が上がるWebマーケティングの仕組みを理解することです。そのために必要なのは学習ではありません。実践、そして改善です。

 

 

Webマーケティングの種類

Webマーケティングはアウトバウンドとインバウンドの双方にまたがり、さまざまな手法が存在します。しかしシンプルに大別してしまえば次の2つだけです。

  • アウトバウンド=広告運用
  • インバウンド=コンテンツ運用

 

もっとも重要なことは、広告運用とコンテンツ運用は目的が異なる点です。

 

リスティングに代表される広告運用はアウトバウンドマーケティングに属します。いわゆる「今すぐ客」の獲得に有効です。一方、コンテンツ運用はインバウンドマーケティングに属します。目的は潜在客の顧客化です。

 

しばしばどちらが重要かと議論されます。結論から言えばどちらも重要です。今すぐ客の刈り取りに広告は有益ですし、コンテンツを通じて潜在客を顧客へと育成することもまた有益だからです。

Webマーケティングの考え方

広告はダイレクトに見込客にアプローチします。そのため、顧客一人当たりの獲得単価が早期に判明します。コンテンツ運用は潜在客へアプローチします。獲得単価の判明には一定の時間が掛かります。

 

あなたはWebマーケティングにどんな成果を求めるでしょうか。早期の集客であれば広告運用がベターです。但し、広告は一定の効果が望める反面2つのデメリットがあります。

  • 広告を止めると集客できなくなる
  • 潜在客や見込客へのアプローチに欠ける

 

コンテンツ運用はこれらのデメリットを改善できる施策です。一方で成果を上げ、その仕組みを定着させるのには時間を要します。

 

顧客獲得(アウトバウンド)と顧客育成(インバウンド)のどちらに、どの程度の予算を振り分けるか。この判断を10:0で行うと集客は安定しません。

 

いま目の前の獲得に苦戦している場合は広告が優先です。他方で一定の集客ができている場合は、コンテンツに予算を回すことで毎月の顧客のゼロリセットや、利益率の改善を図れます。

 

Webマーケティングにおいてはこの予算の振り分けが肝要です。

インバウンド集客の7ステップ

これを読んでいるあなたは当然インバウンドの仕組み化をお考えでしょう。私たちはその一連を「振り向かせる技術」と呼称し、次の7つのステップで体系化しています。

 

STEP1 集客できるホームページの用意

STEP2 潜在客を呼び込むためのSEO

STEP3 潜在客を呼び込むためのSNS

STEP4 潜在客を転換させるランディングページ

STEP5 見込客の情報を得るエントリーフォーム

STEP6 見込客を顧客にかえるアプローチ

STEP7 CPAとLTVを用いたマーケティング改善

 

内製においても外注においてもポイントは変わりません。日々、来訪者が訪れてはやまない。そんなサイトを作り上げるプロセスです。

売上を上げるWebマーケティングの全容

先に挙げた7つのステップを、シンプルなマーケティングプロセスに置き換えてみましょう。

集客(STEP1〜3)

ホームページを起点にコンテンツとSNSを運用する

興味喚起(STEP4)

訪れた潜在客をランディングページに誘導する

見込客化(STEP5)

ランディングページを通じて顧客情報を取得する

顧客化(STEP6)

集めた見込客を顧客へと変えていく

分析改善(STEP7)

CPAとLTVを分析して数値の改善に努める

 

これが売上を上げるWebマーケティングの仕組みです。細かな知識や技術はこの土台があって成立します。プロセスが設計されてない状態で技術を学んでもゴールには辿りつけません。

 

あなたがWebマーケティングを学びたい理由。それはSEOに精通したいわけでも、広告のスペシャリストになりたいわけでもありません。シンプルに売上を上げたい。そのために必要な最低限であるはずです。

 

次回より隔週でステップごとの具体的な取り組みを解説します。サイト下部より弊社SNSあるいはメールマガジンをご登録の上、更新をお待ちください。

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古越 幸太

「もともと何されてたんですか?」→「公務員保育士です」で、初対面の方でも5分は話せるのですが、次に続く鉄板の雑談ネタがないのがここ10年来の悩みです。

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