やさしいWeb集客の話

即戦力になるWebマーケターの採用方法

※本記事は #ninoyaTV – 007「即戦力になるWebマーケターの採用方法」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。

 

大久保:皆さん、こんにちは。ninoyaTV(ニノヤティーヴィー)司会の大久保です。

 

古越:古越です。

 

大久保:やってまいりました、ninoyaTV。7回目ですよ。

 

古越:あっという間ですね。

 

大久保:毎回あっという間と言っておりますけれども、ラッキーセブンです。今日もこちらのninoyaTVでは、ninoyaのホームページに届いた、お客様からのWeb集客の質問に答えていこうと思います。

今日のお悩みはこちら!

即戦力になるWebマーケターの採用方法を教えてください

大久保:広告運用をアウトソースすることで一定の売上がありますが、手数料も高額なので知見を社内にためて、Webマーケティング全体をインハウス化していきたいと思っています。そのために必要なWebマーケターの採用要件などを教えてください。

 

大久保:というお悩みでした。

 

古越:切実なご質問ですね。

 

大久保:イケてるWebマーケターを採用するのは、結構難しいですよね。

 

古越:そうですね。うちも欲しい(笑)。

Webマーケターの採用方法ということで、今日はお話をしていきたいと思います。

ポイント1 即戦力のWebマーケターは転職市場にいない

古越:1つ目のポイントとしては、即戦力のWebマーケターの存在自体が、転職市場には頭数が少ない。ほぼいないと思ったほうがいいです。

理由は、まずWebマーケティングが一人で完結できるという時点で、事業に必要な数字を一人でつくっていけます。

数字がつくれるということは、事実上仕事が選べるということなので、当然独立するもよし、雇われるにしても、自分が興味のあるビジネスだったり、持っているWebマーケティングの力を一番いかせそうな職場に入るので、結構選びたい放題です。なかなかその人を引っ張ってくるのは難しい。

僕の周りを見ると、一定以上のWebマーケティングの力のある人だと、たくさんの人の中で綱引きをするのが好きでない傾向の人は、独立してこぢんまりとやっている方が多い。

逆に社会的な知名度を取っていきたい方であれば、メガベンチャーや大手のデジタルマーケターとして入ることが多いです。

 

大久保:Webマーケターは、職業柄、副業がしやすく、起業のハードルも低いですね。在庫もなくて、アフィリエイトをやる人も多いですし、個人でSNSを発信して仕事を取っている人も多いですね。

ポイント2 本人のクセに合わせるか、待遇を上げるか

古越:そういった状況で、いかに人を見つけるかですが、傾向としては2つです。独立する人と、大手やメガベンチャーに入る人、それぞれをどう採っていくか。

独立している人を誘うのであれば、本人のクセを理解することが必要です。独立する人は、自分の力を試したい方もいますが、既存の組織で働くのが合わないという方が多いです。通勤なのか、人数が多い部門を管理することなのか、何かしら嫌な部分があると思うので、そのデメリットを取り除いてあげる。「うちでも独立と変わらない働き方ができるよ」と。

大手とかメガベンチャー志向の人は、正直、札束攻勢の部分はあるので、一定以上の給与を保証してあげるのが前提にはなってきます。その上で、彼らが大事にしているのは、自分が興味のあるビジネスにコミットしたい、貢献したいという欲求が強い。自分たちの会社はどういう世界観を目指しているのか、どういう社会していきたいのかをきちんと伝えていくことで、多少の差であればうまく吸収していくことができるかなと。

それでも100万を超えてくる差になると、縮めようにも限界があるので、ある程度給与に差がないのであれば、そういう部分で距離感を詰めていくことができますので、ご検討いただきたいです。

 

大久保:給与面に関しては、副業でコントロールすることもできますしね。

ポイント3 いずれも難しい場合は社内教育

最後、3つ目のポイントです。ここまでの話を聞いて、Webマーケターに特別な待遇なんてできるわけがないと。社内の給与テーブルもあるので、そんな飛び抜けた報酬を出すわけにいかないというのが、たぶん一般の企業さんのお考えだと思います。

その場合どうするかというと、多少ポジショントークにはなりますが、私たちのようなコンサルティング会社を入れていただいて、社内でWebマーケティングの素養がありそうな人、興味を持っていそうな人を付けてもらう。上から指名するのではなく、できれば社内でヒアリングして、興味がありそうな人材を登用していただく。そして、その人に対するOJTや教育をわれわれに発注していただくというのが、Webマーケターを社内でつくるという部分では現実的な対応かと思います。

 

大久保:確かに、われわれも、社内のWebマーケター教育をしてほしいという要望は多く聞きます。

 

古越:Webマーケターというのは、何か体系的に教える技術があるわけではなく、どちらかというと企業の中に課題があって、PDCAを回すことによって知見を得ていくという仕事です。そもそも座学で何かやればいきなりマーケティングができるという類いのものではないので、とにかく実践を重ねていくことですね。

その上で経験があるメンバーと組んで、知見を覚える速度を速めていくというところが現実的な人材登用になるかと思います。

今日はそんなところですね。

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古越 幸太

「もともと何されてたんですか?」→「公務員保育士です」で、初対面の方でも5分は話せるのですが、次に続く鉄板の雑談ネタがないのがここ10年来の悩みです。

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