※本記事は #ninoyaTV – 012「コーポレートサイト制作にWordPressが選ばれる理由」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。
大久保:皆さん、こんにちは。ninoyaTV(ニノヤティーヴィー)司会の大久保です。
古越:古越です。
大久保:お世話になっております。始まりました、第12回ninoyaTV。今日も皆様からいただいた、Web集客に関する質問にお答えしていきたいと思います。今日の質問はこちらです。
コーポレートサイト制作にWordPressが選ばれる理由を教えてください
自社サイトのリニューアルを現在検討しております。周りからWordPressのほうがいいよと勧められますが、 何と比べて良いのでしょうか。コーポレート制作にWordPressを勧められる理由を教えてください。
古越:前回に続いてのリニューアル案件ですね。
大久保:春はそういう時期ですよね。
古越:WordPressの効果というフレーズがあったので、何と比べて良いと言われているのかというあたりからお話できればと思います。
ポイント1 静的サイトと動的サイトの違い
古越:まずWordPressという話ですが、基本的に世の中に出ているウェブサイトは、動的なサイトと静的なサイトの2種類に分けられます。静的サイトはいわゆるポスターと同じ、HTMLを書いて公開した後、基本的に情報を変えずに、出したそのままで運用していく。なので、見た目が変わらない。固まった状態でサイトを使うので、静的サイトと呼ばれています。
一方、動的サイトは、WordPressに代表されるCMSと呼ばれるシステムを、ホームページの中に組み込んであげて、納品した後にクライアント側でコンテンツを追加して運用していく。納品された状態がむしろスタートで、そこからどんどんサイトが変わっていく。動いているサイトということで、動的サイトと呼ばれています。
大久保:ペラっと1枚のLPと、企業のホームページにくっついているオウンドメディアみたいなイメージですね。動的なサイトは、どんなところが魅力的なのですか。
ポイント2 動的サイトのメリット
古越:今オウンドメディアという話もありましたが、自社でコンテンツを作ってマーケティングを行いたいというのが、トレンドの時期を経てある程度一般化した施策になります。その時に必要なのが動的サイトです。
静的サイトでオウンドメディアをやろうとすると、自分たちが原稿を作ったら制作会社に渡して、入稿してもらったものを確認して、「じゃあ公開お願いします」というプロセスを踏むことになるので、PDCAを回していけないということですね。それで、CMSを導入して手元でコンテンツをアップできるようにしていこうと。
では何のCMSがいいのか。WordPressは無料で使えるということで、いま動的サイトの大半でWordPressが選ばれています。海外の情報では、世界に公開されているサイトの1/4がWordPressという話もあるくらい、非常に選ばれているCMSです。
※3/4と話していますが正しくは1/4です。
大久保:サイトを更新するには、CMSを何かしら選ぶ。なかでも世界の1/4ぐらいの人はWordPressを使っていると。WordPressは、特にどういうところがいいのですか。
ポイント3 WordPressのメリット・デメリット
古越:WordPressのメリットは、無料で使えるというところが一つ。もう一つは、多くのユーザーが世界にいるので、どう運用すれば良いかとか、WordPress本体に付随する、プラグインといういろんな追加機能があるのですが、何を取り入れれば思い通りのサイトに仕立てられるかという、ノウハウがかなりたくさんあります。
一昔前は、動的サイトを作るのにノウハウが必要になったんですけれども、今は制作会社でWordPressできないというところがないくらいに、ノウハウがたくさんたまっています。そこがメリットですね。
大久保:個人のブログでも、何の経験もない人が、WordPressで作ったりしていますよね。
古越:一方、デメリットはセキュリティの部分です。WordPressは、iPhoneなどで同じで、 更新の通知が手元に届くのですが、その更新をやらないクライアントさんが一部いらっしゃる。更新しないために不具合が起きて、論争になったという話も聞きます。 その手元の更新が要るというのが一つ。
あと、Phoneになぞらえると分かりやすいのですが、更新をかけるということは、かける前のバックアップが前提になります。そのコストや手間を惜しんでしまうと、セキュリティリスクにつながりやすいので、その部分がデメリットとしてはあります。
これらを踏まえてどうするか。WordPressをできる会社さんは多いのですが、得意か不得意かというと、分かれてきます。「WordPressができますよ」という制作会社さんよりは、「WordPressめっちゃ得意です」という会社さんに頼んだほうが、間違いがない。
弊社の場合は、WordPressに載せるテーマという、着せ替えでデザインや機能を変えるものがあるのですが、そのWordPressテーマでニュースタンダードという自社商材を販売しているくらい、WordPressに強い会社でもあります。WordPressに知見があるということを前面に出している会社さんにお願いしたほうが、トラブルは少ないかと思います。
大久保:WordPressを扱える会社さんは、母数が多いです。信頼できる、そこに強みを持った会社さんに依頼したほうが、コスト的にも、長い目で見たときのリターン的にも良かったりしますよね。
古越:動的サイトということが前提なので、作るのは簡単なんですけれども、例えばサイトの全部分を動的にいじれるようにした場合、当然作れるデザインの幅がかなり狭まってきますし、そもそもそこまでいじるのかという問題もあります。
更新をする箇所としない箇所を、明確にする。更新する場所が分かりやすいほど、作業も簡単になるし、更新をかけたときの不具合のリスクも減らすことができます。どこを更新してどこを更新しないのかという判断こそが、制作会社さんの一番の知見になるので、そこの部分は大切ですね。
大久保:では本日は以上となります。今日の感想はぜひ、ハッシュタグ「#ninoyaTV」で、SNSで投稿していただけますと嬉しいです。
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