2019年3月。
ninoyaは5周年をむかえました。
おかげさまで5期連続の売上増。
内訳は受託と自社プロダクトが半分ずつ、すべての事業が伸びています。
中心にあるのは、Webを通じた企画とマーケティングを体現するチームの力です。
他方でコンサルティングの場面では、求められるものが変わってきました。
昨今、Webマーケティングの手法は大半が明らかにされています。
解説サイトも書籍も充分すぎるほど。
では、なぜ未だに同様の課題が減らないのか。
例えるなら、ダイエットが近いでしょうか。
痩せる方法論は多々あれど、実行と改善をどのようにドライブさせるのか。
課題を持つ現場は方法論を求めている訳ではありません。最適な答えを望んでいる。
一方で、その裏にはある種の問題もはらみます。
「正しいアイデアを見つけるためには、正しく課題を定義しなければならない」
いくつかの方法を試しても成果が出ない。
そんなときは、手法そのものではなく、課題の設定が誤っている場合があります。
私たちに最も求められているものは、その課題の抽出と言語化である。
しばしばそのように感じています。
正しい課題を見つけるためには、適切な問いかけが必要です。
お客さまに問いかける前に、深く、繰り返し、自己に問いかける必要があります。
社会に、周囲に、自分自身に興味を持って。
その工程を重ねる以外に近道はありません。
それはときに苦しいけれど、きっと楽しい道のりです。
何より、多くのご相談をいただいていることに感謝を申し上げます。
一日一歩。どうぞ、今期のninoyaにもご期待ください。