地方でフリーランスとして生きること

仕事を断れるのはフリーランスのメリット!?デメリット?

組織の中にいると、「この仕事は気が進まない」という理由では、なかなか仕事を断れませんね。一方でフリーランスなら、自分の意志で断ることが可能です。

これは一見すると、フリーランスのメリットのように感じるかもしれませんが、どんな理由であっても断れるのは、実はデメリットかもと思うことが増えてきました。

 

フリーランスが仕事を断ることの意味

嫌々取り組んで結果が出せるほど仕事は甘くありません。だから嫌なら断った方がいいでしょう。でも、断るということは、そこで積める経験をも手放すことを意味します。

本を読んだり、セミナーに参加したりするだけでは得られないのが経験。
一度であっても、経験があると、違ってきます。

成功した経験も、失敗した経験も、その価値は計り知れません。0と1の違いは大きいのです。

少しでも経験を積むと見通しが立てられるようになり、仕組みが分かります。

また、経験と経験を組み合わせて、新たな展開が可能に。1つの経験しかない人には新たな融合は生まれません。でもAとBとCといったように複数を掛け合わせることができると、自分の魅力に変わります。

フリーランスの仕事選びの基準は「好き」だけではない

フリーランスは自分の裁量で決められることが多いですね。
仕事相手も仕事内容も。

ここで「好き」を基準に選択するのもひとつだと思いますが、私は直感的に好きと思えなくても、何か一つに魅力を感じればできるだけ関わりたいと考えています。現実的には、実力不足であったり、スケジュール的な制約があったりで、全てに関われるわけではないのですが……。

これは何も仕事に限った話ではありません。

例えば、自分の意志で好きな環境を作りやすいTwitter。
誰をフォローするかは自由です。好きな人だけを集めて、好きな人のツイートのみを読むこともできます。

実際に私も好きな人だけフォローしていた時期があります。ツイッターを開いて嫌な思いをすることもありませんし、安心感がありました。ただ、正直少し物足りなさを感じたのも事実です。

今は、ツイートの内容に少し抵抗感があっても、気になる方がいればフォロー。長い期間ツイートを眺めていると、どんな相手に対しても、自分がなぜ抵抗を感じるのかも分かってきますし、その人の魅力も分かってきます。つまり、自分をより深く知ることに役立っているように思うのです。

フリーランスはどう成長していきたいのか決め、どう努力するのかを考えるのも自分。実際に色々と試行錯誤していると、多くの気付きがあるものですね。もし同じように悩んでいる方がいましたら、こういう選び方もあると知っていただけると幸いです。

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奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。仕事に関するご相談は、HPの「実績&お問い合わせ」、あるいはTwitterのDMよりご連絡をください。

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