※本記事は #ninoyaTV – 024「アフィリエイト集客で成果を出すための考え方」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。
亀田:皆さんこんにちは。ninoyaTV司会の亀田です。
古越:古越です。
亀田:本日もよろしくお願いします。この番組では、皆さまからお寄せいただいたWebマーケティングに関するご質問にお答えしております。本日もご相談をいただいております。
アフィリエイト集客で成果を出すための考え方
月額課金型の商品をWebで販売しております。メインの集客はリスティング広告ですが、CPAが高く、当初想定していた利益は出ていません。この段階でアフィリエイトに活路を見出すのはいかが思われますか?
古越:月額課金の商売増えましたよね。
亀田:うちの近所のツタヤも、その影響か、なくなっちゃいました。
古越:この間も電気グルーヴさんの作品が、サブスクリプションから消えちゃいましたけれども。月額払っていても、所有権が手元に残らないというところですよね。
亀田:話がそれそうですね。
古越:失礼しました。アフィリエイトを始めるタイミングというところで、今日はお話をしていきたいと思います。
ポイント1 アフィリエイトとは、成果報酬型広告の総称
古越:亀田さん、アフィリエイトってご存じですか。
亀田:情報商材とか、少し怪しいイメージがあります。
古越:なるほど。それも含むのですが、一般的には成果報酬型の広告と定義づけられています。紹介者さんが、クライアントさんの商品を自分のブログなどで紹介します。それを見た人がいいなと思ってポチッとその商品を買うと、クライアントさんが紹介者に対して決まった金額をフィードバックするというのが、成果報酬型の仕組みです。
亀田:全然怪しくないですね。
古越:はい。怪しいものでは全くないです。ただ、なぜ怪しまれているかというと、成果報酬に伴うものですが、グレーゾーンの訴求方法をとる方が一定数いらっしゃる。最近話題になったものだと、いわゆるダイエット的な商材を扱うときに、アジア圏のインスタから勝手に画像を引っ張ってきて、ビフォーアフターを並べて、さもそれを飲むと「こういうふうに効きます」みたいに見せたり、全然テレビで紹介されていないのに勝手にキャプチャをとって「テレビでも話題」と書いたり、そういうことをやると当然見栄えがいいので商品は売れるのですが、訴求としてはやってはいけない方法です。そういったことをやる人が出てくるので、良くないイメージを持たれる方も多いんですが、「包丁は危ない」とか「車は危険だ」という話と全く変わりません。そういうツールをどう使うかは、その方次第ということですね。
亀田:あくまで営業ルートの一つということですね。
古越:そうです。その営業ルートをどのタイミングで使うのがベストかという話になります。
ポイント2 売れる商材を売るのがアフィリエイター
古越:仮に亀田さんがアフィリエイトをされるとして、自分自身のブログで紹介する場合に、何をもとに商品を選びますか。
亀田:やっぱり自分が好きな商品を選びます。
古越:そうですよね。皆さんも同じです。せっかく紹介するのであれば、少しは紹介料も入ってきてほしい。紹介しても全く紹介料が入ってこないと、やめようかなということになってしまいますね。
亀田:確かに、飽きてやめてしまいそうです。
古越: 皆さん同じように考えています。では、紹介料をたくさん得ている力のあるアイフィリエイターさんたちは、なぜ、続けられていると思いますか。
亀田:紹介料が入るからですか。
古越:紹介料を得るために紹介するわけですからね。その人たちが商材選びで気にするポイントってどこだと思いますか。
亀田:紹介したら、高い確率で売れる商品。
古越:そうなんです。そうなってくると、力のあるアフィリエイターさんに紹介してもらいたいだろうと思うのですが、彼らが商材を選ぶとき重視するのは、それを紹介したときにもらえるバックの金額ではなく、紹介したら高い確率で売れることなんですね。これは確定率と呼ばれていて、確定率が高い商材をアフィリエイターさんは選んでいきます。
亀田:ということは、アフィリエイトを始めるタイミングって……
古越:商品がよく売れているタイミングです。
ポイント3 アフィリエイト集客で成果を出すには
古越:アフィリエイトを使うタイミングというのは、販売をぐっとブーストさせたいタイミングなんですね。例えば「ランディングページに人が来てくれれば結構な確率で商品が売れる」という段階であれば、当然アフィリエイターさんも紹介することで紹介料が手に入るので、どんどん紹介を広げていきます。このタイミングがアフィリエイト施策を始めるタイミングなんですよ。
逆に、LPに誘導しても商品が出ないというタイミングでアフィリエイトを始めてしまうと、当然紹介しても商品が売れないので、確定率が下がってしまう。その下がった率がアフィリエイターさんが見る管理画面に表示されていると、だれも紹介しようと思わなくなってしまいます。ですから、初期の反応が乏しいタイミングでアフィリエイトはやらないほうがいいと思うんです。
亀田:全くそのとおりですが、世知辛いですね。
古越:アフィリエイトというのはあくまでそういう仕組みということなので、使うべきシーンで使っていただければ効果絶大です。「見てもらえれば売れるんだけど認知が低い」というタイミングなら、アフィリエイトというのは非常に効きますよ。
亀田:そうですね。事業者さんからしたら、夢のような話ですよね。
古越:あとは、今試すべき施策がどうかということです。「アフィリエイトをやっているんだけど、なかなか成果が出ない」というご相談をいただくことがありますが、紹介料をいくら上げても、売れないことにはアフィリエイターさんって紹介するモチベーションがわかないですよね。
いかに売れる率を上げるか。当然アフィリエイターさんに対しては、紹介の仕方とか、そういった素材を訴求するという方法もあるにはあるのですが、前提としては「いかにLPで購買してもらえる率を上げていくか」が大事です。
あと、ハードルを下げるという点では、有料商品を買ってもらった場合じゃなくて、無料サンプルとかを申し込んでもらった段階でアフィリエイターさんにバックする方法があります。
亀田:無料に対して支払いするということですか?
古越:これは「えっ?」と思う方もいらっしゃるかもしれないですが、単品通販と呼ばれる、サプリメント系の業界とかゲームアプリ系では結構よくある施策です。月額課金をしてくれるので、長いスパンで見ればもとが取れるんです。
最初サンプルを買ってくれた人、試してくれた人が、どれぐらい本契約してどれぐらい課金してくれているか。そういった後ろのほうのデータがあれば、別に一番手前の無料の段階を有償で集めていっても、全体としては問題なくもとが取れる。そういうロングスパンでの集客施策を立てるのも、Webマーケティングでは大事なところですね。
亀田:本日もお送りしてまいりましたninoyaTV、「私も質問したい」という方は、ninoyaのトップページから、ご質問をお送りください。感想はSNSで、「#ninoyaTV」までお待ちしております。
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