※本記事は #ninoyaTV – 034「Instagramの投稿とフォロワー獲得のポイント」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。
亀田:皆さんこんにちは。ninoyaTV司会の亀田です。
古越:古越です。
亀田:本日もよろしくお願いします。この番組では、皆さまからお寄せいただいたWebマーケティングのご質問にお答えしております。本日もご相談をいただいております。
Instagramの投稿とフォロワー獲得のポイント
キッチン雑貨屋です。Instagramからの来店を増やしたく取り組んでいるのですが、あまり成果が出ていません。商品のバリエーションも多いため、写真に統一感がないのも一因だと思いますが、他にポイントがあれば教えてください。
古越:ありがとうございます。Instagramのご利用ですね。BtoCの店舗型の雑貨屋さんなので、すごく相性が良い選択だと思います。今日はそのポイントをお話できればと思います。
ポイント1 目にしてもらえるハッシュタグを選ぶ
古越:フォロワーさんの少ないタイミングだと、ハッシュタグからいかに流入をとっていくかがポイントになってきます。例えば今回雑貨屋さんということですが、どんなハッシュタグが思い浮かびますか?
亀田:やっぱり「#雑貨」ですよね。
古越:そうですね。ただ、そのタグだと投稿数が100万件を超えてくると思うんです。
亀田:すごい数ですね。
古越:タイムラインの流れも速いし、一等地である「人気投稿」に載せるのも至難の技です。そこでおすすめしたいのが、自分たちの投稿でも、ある程度タイムラインに乗れるハッシュタグを選ぶことです。
亀田:雑貨だと、どんなのがありますか?
古越:「#一人暮らしキッチン」とか。これだと投稿が1,000件程度まで減ってくるので、まずこれぐらいの、4桁を切るハッシュタグでやっていくのがいいですね。
亀田:投稿数が少ないハッシュタグを活用して、「まずは見てもらえるようにする」ということですね。
古越:そうです。まずは見てもらえるタグを選んで、そこでフォロワーさんを獲得していきながら、少しずつ投稿数が多いハッシュタグを階段形式で狙っていくという流れです。
ポイント2 コンセプトに沿ったハッシュタグを数点使う
亀田:フォロワーを獲得するポイントはどこにありますか?
古越:質問者さんのおっしゃるとおり、写真の統一感、もっと言えばコンセプトの統一です。
亀田:コンセプトですか。
古越:はい。例えばキッチン雑貨といっても、高級な品が多いのか安価な品が多いのか、あるいは料理にこだわりを持った人向けなのか、楽に時短をしたい人向けなのか、そういう商品設定のコンセプトがあると思うんです。集めるフォロワーさんは、そのコンセプトに惹かれる人じゃないといけません。
シングル向けの商品が多いのであれば、先ほど例に挙げた「#一人暮らしキッチン」がすごくいいタグだと思いますし、料理に凝るご家庭だと「#料理道具」というタグを選ぶのもいいですね。
亀田:その辺りを全部つけちゃったら駄目ですか?
古越:「絶対にNG」ではありませんが、ハッシュタグをあまりにも大量に張ると、露出を稼ぐ姿勢というのが、どうしても投稿から透けて見えちゃうんですね。特に先ほどの 「#料理道具」というハッシュタグで、そこを気に入る層に向けてやるのであれば、ハッシュタグを全部つけるというのはおすすめできません。
亀田:なるほど。フォロワーを集めればいいというものではないんですね。
ポイント3 リピーターにつながるフォロワー獲得を心がける
古越:はい。あくまで購買してもらうことが目的なので、その場合はフォロワーさんの数よりも、自分たちが掲げているコンセプトに対する共感が重要になります。物販もECもそうですが、来店を増やすこと以上に、見ないといけない評価の数値がありますが、分かりますか?
亀田:来店を増やす以上に……リピーターの獲得ですね!
古越:そうです。特に、雑貨は単価がそこまで高くありません。1回契約が取れるとすごく大きい利益が出るとか、月額で入ってくるという契約ではないので、いかに来店の頻度を上げてリピーターを増やすかが鍵です。
その場合、いかにコンセプトに対して共感してもらえるか、コンセプトに沿った写真を投稿していって、自分たちの認知を深めてもらえるかが重要になってきます。
亀田:私も普段Instagramを見ていて、フォローするかどうかはタイムラインを見て決めるので、なんとなくイメージができます。
古越:ではタイムラインのコンセプトをどう作っていくかですが、最初のうち分からなければ、同業や近い業態で、素直に「すてきだな」と思うアカウントをどんどんフォローしていく。そして惹かれる要素を箇条書きにしていくと、おのずと打ち出したいコンセプトが分かってくるはずです。そうすれば、出すべき写真はどう撮ればいいのか、ビジュアルとしてイメージできるようになってきます。
店舗のアカウントでも、ご自身のアカウントを使っても構いません。まずはすてきなアカウント集めから進めていくというのが一つですね。
亀田:本日もお送りしてまいりましたninoyaTV、参考になった方はぜひ「いいね」ボタンを押してください。
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