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メルマガの開封率を上げる方法と読まれるテクニック

※本記事は #ninoyaTV – 042「メルマガの開封率を上げる方法と読まれるテクニック」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。

 

亀田:皆さんこんにちは。ninoyaTV司会の亀田です。

 

古越:古越です。

 

亀田:本日もよろしくお願いいたします。この番組では、皆さまからお寄せいただいたWebマーケティングに関するご質問にお答えしております。本日もご相談をいただいております。

メルマガの開封率を上げる方法と読まれるテクニック

ninoyaさんのメルマガ、毎週勉強になるのと、読むとほっこりします。弊社でもメルマガをやっていますが、どうしても機械的になってしまい、開封率も5%未満です。執筆のコツや開封率を上げるポイントを教えてください。

 

古越:ありがとうございます。ninoyaレターの読者さんですね。執筆のコツ、開封率の上げ方ということで、順に見ていきたいと思います。

 

ポイント1 1対nではなく1対1で書く

古越:亀田さん、メルマガって登録されたりしますか?

 

亀田:はい、いくつか読んでいます。

 

古越:読み続けるものとそうでないものって、何か違いがありますか?

 

亀田:何でしょう。質問者さんにもありましたが、「人柄が見える」ということでしょうか。

 

古越:そうですね。メルマガのいいところは、「明確に自分たちに興味を持ってくれている」というところ。そこがブログとの、一番の違いです。だから、世間一般を対象に書くのではなく、「自分たちに興味を持ってくれている個人を相手に書く」というところが重要です。

書き方としては、「誰かに向けて手紙を書いてあげる」というイメージが分かりやすいですね。

 

亀田:手紙ですか。

 

古越:はい。例えばブログでは、誤解を与えないようにとか、燃えないようにとか、ある程度全方位に気を配って書くと思うんです。

 

亀田:はい、気を配ります。

 

古越:でもメルマガでは、最初から僕たちに興味を持ってくれているので、全方位的な気の配り方ではなく、むしろ「向かい合って座っている相手に対して、自分たちのことがちゃんと伝わるように書く」という注意の仕方が重要なんです。

 

亀田:なるほど。

 

古越:極論、仕事のことなんか書かなくてもいいくらいで。どこに出かけたら面白かったとか、何を食べたらおいしかったとか、そういった情報でも構わないんです。1対1で話すときに「さて、今週の私は…」みたいな話し方ってしませんよね。

 

亀田:いきなり怖いですよね(笑)

 

古越:まずは勇気を持って、1対1で向き合ったときにどういう話し方をするか、それをそのまま書いていただければ、自然と自分たちの仕事に対する姿勢も伝わります。

ポイント2 具体的なエピソードを交える

亀田:執筆のテクニックという部分では何かありますか?

 

古越:「文章力がないんですけど、どうすればいいですか?」というご相談をいただいたりしますが、ポイントとしては「具体的なエピソードを綴る」ということです。

 

亀田:具体的なエピソードとは?

 

古越:例えば「この間行ってきたラーメン屋さん、すごいおいしくて、また行きたいと思ってるんだ」と、向き合っている友人から言われたらどう感じますか?

 

亀田:え、どこのラーメン屋? 何がおいしかったの? ってなります。

 

古越:そうですよね。まあこれは極端ですけど、1対1で話すとき、そういう具体的でない言い方はあまりしません。「どの街に行って何ていうラーメン屋に入って、そこで食べたこれがおいしかったよ」と、ここまでで1セットだと思うんです。

 

亀田:オチはなくても、具体性のないエピソードって友人同士でも聞きづらいです。

 

古越:その感覚は会話だと分かりやすいんですが、いざ書こうとすると、全体に向けて書く場合は不思議と具体性がなくなってしまうんですよ。

 

亀田:なぜでしょう?

 

古越:書く相手を「顔の見えない皆さん」に設定するから、どこにボールを投げればいいのか分からなくて、消えてしまうんだと思います。

相手は向かい合って座った、あなたに興味を持っている一人。その人に対して会話のように、あるいは手紙のように書いてあげるというのがポイントです。

ポイント3 開封率を上げるにはユニークな表題

亀田:ちなみに開封率を上げるにはどんな方法がありますか?

 

古越:鉄板なのは、メールの表題を変えてあげることです。

 

亀田:表題ですか?

 

古越:はい。メルマガのタイトルって「○○レター第○号」って付けがちじゃないですか。

 

亀田:付けがちです。

 

古越:さっきのラーメンで言うなら「飯田橋No.1のラーメン屋を見つけました!」みたいな表題です。

 

亀田:ちょっと聞きたい!

 

古越:食べ物でも街の話でも何でもいいのですが、表題に具体性を添えてあげると、一見自分とは関係のないエピソードでも、「これを開封したらこれを見られる」という認知が取れるので、ポンと押されやすくなってくるんです。

 

亀田:開封するとラーメンの話(笑)。

 

古越:タイトルと内容が乖離してしまうのはまずいので、その表題を使うのであれば、本文にその話が入ってこないといけないですね。

 

亀田:ちょっと次週も気になっちゃいますね。

 

古越:次の週では中堅の社員さんが「飯田橋No.1のラーメン屋は昔から○○」みたいな感じで、初週の新人の子が書いたものに対するアンサーソング的なものを書いてあげたり。

 

亀田:またラーメン(笑)。

 

古越:まあ、内容自体は興味ある人ない人いるんですけれども、それをやることによって、「風通しのいい会社なんだな」という雰囲気は伝わってくると思います。

 

亀田:1対1で固有のエピソードを伝えることの重要性が、よく分かりました。

 

古越:何を書くかとか、どう書くかに意識が行きがちなんですが、内容自体は何でもよくて、「皆さんに」ではなく、向き合っている、自分に興味を持っている相手に対して書いてあげる。その具体的な内容をちゃんと表題に添えてあげる。ここがポイントになってきます。

 

亀田:ちなみにninoyaレターの開封率ってどれくらいなんですか?

 

古越:平均45%ぐらいです。

 

亀田:それって相当高くないですか!?

 

古越:はい。B2Bビジネスだと平均10%と言われていますからね。

 

亀田:その秘密は?

 

古越:ご登録いただいてのお楽しみということで!

 

亀田:ありがとうございました。本日もお送りしてまいりましたninoyaTV、参考になった方はぜひ「いいね」ボタンを押してください。

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古越 幸太

「もともと何されてたんですか?」→「公務員保育士です」で、初対面の方でも5分は話せるのですが、次に続く鉄板の雑談ネタがないのがここ10年来の悩みです。

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