こんにちは。itty selection Inc.執行役員の山崎春奈です。
私は、PR会社itty selectionで複業しながら、本業ではドイツメーカー日本法人に勤めて営業管理のお仕事をしています。
複業キャリアを歩んで3年。フリーランスになれる状態にまでなり、「複業で成果をだす人はフリーランスにも向いている」と感じるようになりました。
フリーランスを目指すみなさんに、ぜひ知っていただきたい、複業とフリーランスの共通点や、複業後のステップについてお伝えします。
複業をステップに転職や独立、新たな分野でチャレンジもできる
私はもともとフリーランスを視野にいれて、会社員以外の選択肢を模索するなかで複業をスタートしました。
複業のお仕事をつづけるうちに、この先、フリーランス・転職といった道も選べると実感するようになったんです。
なぜなら、itty selectionでPRプランナー・PRライターの複業をしているなかで、クライアントさまからご指名でお仕事依頼をいただくことが増えたから。
複業をはじめる前に比べて、自分はフリーランスに向いていると感じるようにもなりましたし、自分の名前で仕事をするということがイメージできました。
もちろん、複業を経験した人全員がフリーランスになるとは限らないですし、複業の先のキャリアは、大きく3つあると私は考えています。
・会社員のまま複業家を追求し、本業も複業もステップアップする
・複業の経験をいかして、転職する・フリーランスになる
・本業と複業の経験をかけあわせて、新しいキャリアをつくる
複業をそのまま追求するのもよいですし、独立して個人でお仕事をすることもできます。複業をしながら、自分が進みたい方向を見定めていくといいですよ。
自分はフリーランスに向いている?と思ったら、複業から準備しよう
私は今となってはフリーランスになれるぐらいのお仕事をお任せいただいていますが、複業でどこまで自分の価値を高められるかチャレンジしたいと思い、複業家としての活動をつづけてきました。
会社員と複業での経験をかけあわせれば、自分の得意をいかしながらフリーランスや経営者といった新たなチャレンジもできるんです。
そして、複業でお仕事が増えていく、継続的にお仕事をお任せされる人は、フリーランスにも向いていると私は考えています。
なぜなら、複業もフリーランスも「個人の名前で仕事をする」という点では同じですし、活躍する人は次のような特徴をもつ方が多いと感じているからです。
・当事者意識が高く、環境や誰かのせいにしない
・相手の期待を超える成果や提案をだす
・自分の得意を理解し、貢献心をもって仕事をする
いきなりフリーランスになって活躍できるか不安という方は、複業で自分を磨いて準備する期間を設けると、着実にステップアップしていけますよ。
複業するなら、フリーランスや経営者の方とお仕事する機会をもとう
こういったフリーランスで活躍できる要素を、私が複業で早いうちから体得できたのは、複業でお仕事に携わらせていただいたitty selectionでの経験が大きな影響を与えてくれています。
特に代表のゆいさんからは、経営者としての視点やフリーランスになったら当たり前に求められる姿勢やスキルを、複業で教えていただきました。
会社勤めではなかなか意識することがない経営者としての考え方にふれる機会があることで、「自分個人の価値をつくりだす」ことへのアンテナも広がるんです。
フリーランスは、自分の事業を経営するということでもあるので、将来のキャリアアップをめざして複業をするなら、フリーランスや経営者の方とかかわる機会が多いお仕事を選ぶのがオススメです。
自分の視座が高まって、個人で仕事をすることが遠い目標ではなくなりますよ。
「私はフリーランスに向いているのかな」と気になったら、まずは複業で自分のチカラを試してみましょう。そして、経営視点をもった先輩方とお仕事をして視野を広げてみてくださいね。
(執筆:山崎春奈 / 編集協力:PRライター Konishi Hiromi)