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インターネットを巡る旅

「魚拓を取る」ってご存知ですか?釣りの話ではありません

Writter: けいろー
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Illustration by 増山慶彦

インターネットを巡る旅

web集客を知るならば、恋せよ旅せよインターネット。ninoyaライターのけいろーが送るインターネットの世界。ネットとリアルの接点が当たり前のものとなったいま、企業と私たちが目指すコミュニケーションの姿とは?

インターネット上には「魚拓」がある――。そう聞いてピンとくる人は、今やかなり多くなったのではないでしょうか。特にここ最近は炎上しそうなブログ・ニュース記事が目に入ると、拡散される初期段階で魚拓を取るような人も少なくありません。

また、昨年はサービス開始10周年ということで、以下のインタビュー記事も話題になりましたよね。

とはいえ、普段使う「ネット」がSNSや検索用途に限定されるような若い世代にとっては、この「魚拓」はあまり縁のない言葉かもしれません。そこで今回は、そんな「ウェブ魚拓」について、ざっくりとまとめました。

「ウェブ魚拓」とは

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ウェブ魚拓

「ウェブ魚拓」とは、いったいどのようなものなのでしょう。Wikipediaでは、次のように説明されています。

ウェブ魚拓(ウェブぎょたく)とは、WWW上のウェブサイト(ウェブページ)をキャッシュとして保存する無料のサービスである。日本の株式会社アフィリティーが2006年より運営している。

一種のスナップショットによるウェブアーカイブである。

ウェブ魚拓 – Wikipedia

すごく簡単に言えば、「特定のウェブページをネット上に保存するサービス」と申しましょうか。たとえページが管理者によって削除されたとしても、その前に魚拓を取ってあれば、削除後もほぼ完全な状態でページを閲覧することができます。

アウトドアとしての「釣り」を嗜む人であれば、もともとの「魚拓」の意味を参照すればイメージしやすいのではないかと思います。縁のない人には耳馴染みのない言葉ではありますが、これはまだ写真技術のない時代、釣り上げた魚の大きさや形を記録するために使われていました。

魚拓(ぎょたく)とは、釣りで釣った魚の像を、墨や絵の具を使って紙などに転写したもの。 釣り上げた魚の原寸大の記録を残すために行われる。

魚拓とは – Weblio辞書

なぜ「魚拓」を取るのか

では、このウェブ魚拓、実際にはどのように使われているのでしょうか。

まず思いつくものとしては、純粋なアーカイブ用途ですね。「自分が好きなサイト(ページ)が急に消えてしまっても、あとで読み返せるように」と保存するケース。実際、そのように使っている人も少なくないはずです。

他方、ウェブ魚拓の創業者さんへのインタビュー記事では、次のようなお話もされていました。

けっこうデザイン会社さんとかが使っています。「うちのデザイン、あのサイトで勝手に使われてる。魚拓に取っておこう」とか。あとはアカデミックな使われ方をする人も多いですね。

炎上の歴史とともに10周年、あの「ウェブ魚拓」創業者に会ってきた | HRナビ by リクルート

言うなれば、ある種の「証拠」を保存するための使い方。冒頭で触れた「炎上初期段階での魚拓」も、利用意図としてはこれに当てはまると言えるでしょう。アカデミックな使い方としては、資料としてのアーカイブであり、その時々で話題になった出来事を資料として記録する形ですね。

このように、一口に「魚拓」と言っても、使い方はさまざま。自分用にウェブページを保存する場合もあれば、炎上し削除されたページを他の人と共有するために魚拓を取るケースも少なくありません。

つまり、「魚拓を取られている」ということは、炎上したときの対応として「削除」が意味をなさないかもしれない――というわけです。

炎上すると「削除」「修正」では対応できない場合がある

アーカイブのための魚拓利用は、「個人的な使い方」であるとも言い換えられます。しかし一方で、僕らがネット上で目にする魚拓の多くは、どちらかと言えば、主に炎上記事の「証拠」を多人数で共有するために引用されている場合が大多数であるようにも感じます。

何らかの理由により、ブログ記事や個人のツイートが炎上してしまった場合の対処法として、「削除」や「修正」を推奨する言説はたびたび見られるもの。しかし、当たり前のように魚拓が利用されている今となっては、少なくとも「削除」はほとんど意味をなしません。炎上した記事・ツイートがそのままの形で保存されてしまっているからですね。

ということはもちろん、「修正」しようという場合にも注意が必要となってきます。なぜなら、炎上した記事が「修正前の状態」で魚拓を取られていれば、その原因となったであろう過激な言説や問題のある画像もまるまる保存されているためです。急いで取り繕ってなかったことにしようとしても、「修正前はこんなこと書いてたじゃん」と指摘されてしまっては意味がありません。

ゆえに、魚拓をはじめとして、「インターネットはすべてを記録している」と考えたうえで利用したほうが懸命である――と言えるようにも思います(正確にはそうとも言い切れませんが)。

修正するにしても“なかったこと”にするのではなく、どの部分をどういった意図で修正したのかを記載したうえで、必要ならば謝罪も組み込むこと。そういった意識を念頭に置きつつ、インターネットとその先のユーザーに対して、真摯に向き合っていく必要があるのではないでしょうか。

ともあれ、ウェブ上の証拠保存にしても、個人的なアーカイブに使うにしても「ウェブ魚拓」はとても便利なサービスです。まだ使ったことのない人は試しに一度、利用してみてはいかがでしょうか。

けいろー

けいろー

ninoyaライター

平成元年生まれ。新卒入社した大手メーカーで1年半働いた後、退職。現在、ライターの道を行かんと日々精進。ネット、アニメ、音楽、着物が好き。

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