一人Web担教習所

初心者必見!Web広告の種類と料金相場を一覧比較

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本連載も前回で一区切り。SEOについて一通り解説しましたので、今回からは広告をテーマに話を進めていきます。

広告の初回記事となる今回は、Web広告の種類や料金相場についてまとめています。Web広告もさまざまありますが、方針に応じて最適なWeb広告を行っていくことが大切です。

 

 

Web広告の種類まとめ

リスティング広告

GoogleやYahoo!などで検索をした時に、検索結果の上や画面の右側に広告が表示されますよね。これがリスティング広告です。

リスティング広告は、ユーザーが使う検索キーワードに対して広告を出します。そのため、ターゲットとするユーザーに効率的に広告を出すことができます。

つまり、キーワードの選び方がリスティング広告の成否を握っていると言えます。出稿する内容と、ユーザーの興味関心がピッタリ合うようにキーワードを決めていくようにしましょう。

リスティング広告はクリック型課金のため、表示されただけでは料金が発生しません。表示された広告がクリックされて、はじめて課金が発生する仕組みになっています。またYahoo!などの広告用の枠に

※次回の記事で詳しく解説しますが、リスティングはWeb広告の中ではもっとも費用対効果に優れます。その鍵はキーワードの調整にあり、前回までのSEOの連載を理解された方であれば、リスティングの運用でも大きな効果が期待できます。

リターゲティング広告

大枠ではリスティング広告の中に入りますが、一度自分たちのサイトを訪れてくれたユーザーに対して追跡して広告を出す仕組みです。Yahoo!などを見ている際に、ニュース記事の下などで以前訪れたサイトの広告を目にする機会はないでしょうか?あの広告を指します。

利用方法としては以下の通りです。

  • リスティング広告を通じてサイトをクリックしてもらう
  • サイトに訪れたお客さまの行動履歴を取得する
  • サイトを離脱したお客さまへリターゲティング広告を出稿する

2008年頃から話題を集めたように記憶しており、当時は夢の広告あるいは執念の広告とも呼ばれていました。実際に今でも離脱した見込み客の獲得に力を発揮します。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を介して広告を配信します。ASPは多数のHPを束ねているので、広範囲に広告を出稿することができます。

リスティング広告はクリック課金型でしたが、アフィリエイト広告は成果報酬型の広告です。広告がクリックした時点では課金されず、購入などの成果が発生した段階で料金が発生します。

しばしばアフィリエイトはちょっと……という企業さまもいらっしゃいますが、アフィリエイターに合う商材をお持ちの場合、リスティングよりも大きく優れた効果が発揮されることもある広告です。

動画広告

YouTubeなどの動画配信サービスで出稿するタイプの広告手法です。YouTubeで動画が再生される前に、数秒間だけ広告が流れたりしますよね。これをインストリーム広告と言うのですが、YouTubeで使える動画広告の一種です。

その他にも、再生している動画の下に表示するオーバーレイ広告や、視聴している動画ページに表示されるディスプレイ広告、YouTubeの検索結果に表示されるインサーチ広告などがあります。

YouTubeの利用者数は、日本国内で5,000万人を超えるとされています。年齢や地域など、特定のユーザーだけに広告を出せることもメリットですね。ただし、動画制作にはコストがかかりますし、動画が魅力的でなければ効果は期待できないでしょう。

SNS広告

FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどのSNSを使った広告です。SNSの豊富なユーザー情報や、ユーザー同士のつながり(ソーシャルグラフ)の恩恵を受けられることがメリットです。

SNSによって提供されているサービスは異なりますが、ターゲットとするユーザーを指定したのち(セグメンテーション)、出稿する広告を登録します。クリックされたときに課金される方式もありますし、アカウントをフォローされた回数で課金されるタイプもあります。

もっとも大きな利点は、広告の出稿が手軽であること。そして少額から出稿できることです。広告クリエイティブを工夫することで少額予算でも大きな成果を上げることもできます。

バナー広告

HPの広告枠に、バナーやFlashなどの広告を設置する種類の広告です。Web広告の中ではお馴染みの手法で、いまでも一般的に広く使われています。

バナー広告の良いところは、掲載するHPによっては大きな効果が期待できることです。大手のHPに広告を掲載すれば、たくさん広告を見てもらうことができますよね。そうでなくても、見て欲しいユーザーに広告を見てもらえる良さがあります。

ただ、読者数が多い媒体ほど掲載料金は高く、ここまでご紹介したクリック型・成果報酬型の広告ではなく、掲載そのものに料金がかかるので出稿できる企業を選びます。

アドネットワーク広告

バナー広告などのディスプレイ型広告を一括管理して、広告を配信する方法です。多数のHPをまとめたネットワークに対して広告(アド)を配信するので、アドネットワーク広告と呼ばれています。

一括して広告を配信することはできるのですが、その一方でターゲットではないユーザーに広告が表示されることもあります。

その調節手法をアドテクと呼び、一定以上の規模の企業ではこのアドテクの技術が広告効果の成否を大きく分けます。

メール広告

その名の通り、メールを使ったWeb広告です。会員などのユーザーに対して、メルマガなどのかたちで広告を配信します。バナー広告と並んで、Web広告の中では歴史の長い手法の一つです。

他のWeb広告と比較するとあまり効果がないような印象もありますが、ユーザーや見込み顧客にダイレクトに広告配信できることはやはり魅力的。ユーザーとの関係を築くことも期待できますし、メール広告はいまだに健在と言えます。

メール配信のためのシステムも便利なものが多いです。例えば、ステップメールや開封率・配信エラーの確認、顧客管理などの機能が使えるものもあります。

料金相場の一覧

最後に、ご紹介したWeb広告を一覧にまとめておきましょう。

種類 料金相場
リスティング広告 10円〜500円/クリック
アフィリエイト広告 成果報酬額の2〜3割
動画広告 数円/再生
SNS広告 1円〜100円/クリック
バナー広告 数万〜100万/月
アドネットワーク広告 10円〜500円/クリック
メール広告 10円前後/通

あとがき

Web広告の種類と料金相場についてまとめました。それぞれの特徴を把握して、状況に応じて最適な広告手法を使っていくようにしましょう。次回の記事では、Web広告の主力とも言えるリスティング広告について解説します。

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ninoyaブログ編集部

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