今や数多くのWebサービスがあり、そのなかには「読書管理」系のサービスも少なくありません。『ブクログ』や『読書メーター』といった有名どころをはじめ、管理の方法やデザインもさまざま。
大手サービスが人気を集めている一方で、個人的にお気に入りのサービス・書評サイトがある、という人も少なくないのではないでしょうか(参考:本好きなら知らないはずがない!?書評サイト10選)。
そこで今回は、そういったサービスのなかでも特に、日々の読書記録を管理できる「アプリ」についてまとめました。
ブクレコ
スマートフォンで本のレビューを投稿したり、他のユーザーの感想をチェックしたりできるアプリ。ウェブ版は、TwitterやFacebookアカウントで簡単にログインすることができます。
特徴のひとつとして、ISBNバーコードからワンタッチで検索可能な、書籍検索機能が便利。バーコードから検索してそのまま「マイ本棚」に本を追加できるほか、気になった本は「読みたい!」ボタンで簡単にメモすることができます。
Readee
次世代型読書管理アプリ – Readee 自分だけの本棚をつくろう
楽天が提供する、次世代型読書管理アプリ。「楽天ブックス」との連携が可能で、購入済みの本は自動で登録されるようになっています。楽天ユーザーにおすすめ。
同じくバーコード検索機能のほか、プレイリストのように複数の本棚をアレンジできたり、新刊情報を入手できたり、図書館の在庫検索があったりと、機能はなかなか豊富。洋書や雑誌、Koboの電子書籍にも対応しています。
読書管理ビブリア
シンプルデザインで本の簡単管理ができるアプリ。「読書カードのようなアプリ」を目指して作られた(参考)とのことで、とにかくそのシンプルさが魅力です。
バーコード検索はもちろんのこと、本に関するメモと感想をそれぞれ別に入力して記録することが可能。メモはオフラインでの入力もできるほか、日々の読書量をグラフにして振り返る機能もあります。
ブクスラップ
本の「読み返し」を前提とした、読書管理アプリ。「本から得た学びや感動をまとめて、リマインドによって自身に伝える」ことをコンセプトに掲げる、一風変わったアプリです。
本を読む際にアプリを使って記録したスクラップが、定期的にリマインド通知されることで、何度も本を再読、感動や気づきを再体験することができます。自分の読書体験を振り返るだけでなく、他のユーザーのスクラップも参照することが可能。
まとめ
以上、読書管理アプリの紹介でした。
「読書管理」を謳うサービスは少なくありませんが、やはり競合が多いためか、更新が途絶えてしまっているアプリも散見されました。本記事で取り上げたアプリに関しては、いずれもまだユーザーが一定数おり、アップデートも継続的に行われているようです。
基本的な機能は大差がないため、選び方の基準としては、「シンプルな使いやすさ」を選ぶか、もしくは「単なる管理以上の機能」を求めるか、といった視点で選ぶと良いでしょう。本を媒介として他者と交流したい人がいる一方、自分用に淡々と記録したい人もいることでしょうし。
どのアプリも無料ダウンロードできますので、まずは試しに使ってみてください!