最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2017年1月版です。
「Amazon Launchpad」「Dropbox Paper」「VEGERY」「ecbo cloak」の、計4つのサービスをご紹介しております。
Amazon Launchpad
ついに日本でもサービスが始まった、Amazonの特設ストア。
スタートアップが生み出した商品を専門に取り扱うサービスとなっています。
ウェアラブル、スマートホーム、知育・学習玩具など、販売されている商品は多種多彩。消費者がそれら独特の商品を購入できるのはもちろん、“出品者”であるスタートアップは自分たちのブランディングにつなげることも可能です。早くも商品レビューが盛況となっている、注目のサービスです。
Dropbox Paper
1月末に一般公開されたばかりの、Dropboxの新サービス。
Google Docsに代表される、オンラインドキュメント共同編集ツールです。
リアルタイムに更新され、誰が何を書き込んだかがわかるドキュメント編集ツールとなっており、チームでの議論がオンライン上で可能に。タスク機能も兼ね備えているため、決定した事柄をその場で各人に割り振り、進捗状況を確認することもできます。将来的にはまた新たな機能の追加も予定。
VEGERY
最短1時間で新鮮野菜を届けてくれる、デリバリーサービス。
オーガニック農法で育てられた九州の野菜を取り扱っており、最短1時間で指定した場所に配達。たった3タップで注文できる簡単操作も魅力のiOS向けアプリです(Android版もリリース予定)。現在は渋谷区を中心に、目黒区、世田谷区、港区で利用が可能。近いうちに23区全域へ拡大する予定だそうです。
ecbo cloak
旅行者、観光客向けの、手荷物預かりサービス。
カフェやバー、雑貨店やゲストハウスが加盟店となっており、オンラインで事前予約が可能。旅先でコインロッカーを探して右往左往する必要なく、スムーズに手荷物を預けてそのまま街へ繰り出せるのが魅力です。現在は渋谷・浅草の一部店舗のみが利用でき、徐々に店舗数は増やしていくつもりとのこと。
まとめ
以上、簡単にではありますが、気になったサービスを4つご紹介させていただきました。
個人的に気になったサービスとしては、「VEGERY」と「ecbo cloak」でしょうか……。当然といえば当然なのかもしれませんが、特に「都心での生活・移動を便利にするサービス・アプリ」が、ここ数年で数多く登場している印象があります。
それも単なる情報アプリや物流サービスにとどまらず、場合によってはその人の生活そのものを大きく変化させそうなものまで。少しジャンルは違うかもしれませんが、「Uber」や「LINE TAXI」のような配車アプリもありますし、区を跨いで利用できるコミュニティサイクルも整備されつつある様子。
ますます私たちの生活を便利にしてくれる、これらのサービス。まだまだマイナーな印象は否めませんし、用途もそれぞれ限定的ではありますが、このなかから多くの人の生活に定着するサービスが出てくるのか――今後の展開が気になりますね。