最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2017年4月版です。
「Mastodon」「HALLOM」「popcorn」「Kyash」の、計4つのサービスをご紹介しております。
Mastodon
ドイツ発のソーシャル・ネットワーキング・サービス。4月中旬から日本国内でも注目が集まりはじめた、Twitterとよく似たSNS。
独自の特徴として、サービスが1箇所ではなく複数のサーバー(インスタンス)に分散している点が挙げられます。初期の国内最大級サーバーとして「https://mstdn.jp/」があるほか、現在は最大手としてpixivが開設した「https://pawoo.net/」などのインスタンスが存在。徐々にサービスを拡大中です。
HALLOM
複数の出版社が参画する、女性向け情報配信サイト。
本や電子書籍といったコンテンツの一部を切り取り、Web記事として掲載。各記事の末尾には元になった書籍へのリンクを挿入しているため、気になった本はその場で買って読むことも可能。ある種の「試し読み」サービスとして、20~30代の女性をターゲットに展開中です。
popcorn
誰でも自分の映画館を作ることができる、マイクロシアタープラットフォーム。
プロジェクターとインターネット環境さえあれば、初期費用ゼロで上映会を開催することができるサービス。オフィスでもカフェでも、どこでも権利許諾の心配なく映画上映をすることが可能です。今後、観ることのできる作品数も増やしていく予定だそう。
Kyash
いつでもどこでも使える、無料送金アプリ。
初期設定でクレジットカードを登録したら、送金相手と金額を指定して送るだけ。手数料は無料で、LINE、Facebook、TwitterといったSNSのつながりを経由して送金することが可能となっています。現在はiOS版のみの提供ですが、Android版のリリースも予定しているとのこと。
まとめ
以上、「Mastodon」「HALLOM」「popcorn」「Kyash」の4つのサービスを紹介させていただきました。
今月は何と言っても、Mastodonの盛り上がりが大きかったように思います。ここ数年でTwitterやFacebookがすっかり普及し、生活に根付いているところに新しく登場した、新興のSNS。
今のところ、使っているのは一部のアーリーアダプター層に限られており、そのなかでも評価が分かれているようではありますが、「おもしろそうなサービスが出てきた!」といろいろと試している人も見受けられる様子。今後の動向は要チェック、ですね。