「Web集客を他の会社に依頼したいんだけど、結局何してくれるの?」
「SEO会社やリスティング会社にはどんなサービスタイプがあるの?」
「ツール会社とコンサル会社から営業があったんだけど、どっちがいいの?」
そんな悩みを抱えられている事業会社のみなさん、こんにちは。
Webマーケティング会社は星の数ほどありますが、提供するサービスの内容はある程度限られています。
今回はWebマーケティング会社をサービス提供のタイプについてまとめたいと思います。
「そもそも、SEO会社とかリスティング会社とか、数あるWebマーケティング会社の中からどういう業者を選んだらいいの?」という方はこちらの記事もセットでお読みいただけたら、より理解に繋がると思います。
合わせて読みたい:Webマーケティング会社を選ぶ時に注意したいポイント
Webマーケティング会社のサービス提供のタイプを見極めよう
Webマーケティング会社はものすごくざっくりと分けると以下のようなタイプに分けられます。
①コンサルティング型
②運用代行型
③ツール型
それでは、各タイプの特徴とメリット・デメリット、どんな会社におすすめなのかについて紹介します。
①コンサルティング型
コンサルティング型の特徴
・全体感を描いて、仕組み作りからマーケティング戦略を考えられる
・ナレッジに強みがある
メリット
・Webマーケティングの全体方針を幅広い知見と共に考えるのが得意
・最新の事例や幅広い業種での経験に基づく知見を持っている
デメリット
・現場の運用は自社orパートナー会社に依頼する必要があるので、リソース面の対策にはならない。
・パートナー企業と連携するとディレクションフィーが必要となりコストが高くなる
・制作物の納品がなくても費用がかかる
こんな会社におすすめ
・自社にナレッジがない会社
・費用が多くかかっても、Webマーケティングに投資をしたい会社
コンサルティング型の会社は、戦略を考え、理想と現状のギャップを埋めるためのナレッジの提供に強みを持っています。
最新のトレンド把握や、豊富な知見に基づいてアドバイスをすることが得意です。
自社に運用リソースがある場合は、戦略を知って自社リソースを使って運用するパターン。
自社リソースがない場合は、コンサルティング会社+外部パートナー会社との連携が入ることで戦略から運用まで行えるようにはなります。
しかし、外部パートナー会社との連携が入ると、ディレクションフィーがプラスでかかることが多く、費用的には高騰しやすくなります。
たとえ費用がかさんでも、それを初期投資としてとらえ、全体戦略を描いてから運用したい会社にはおすすめです。
②運用代行型
特徴
・実際に現場の運用のために手を動かしてくれる
・自社リソースの削減に繋がる
メリット
・自社のリソースを大きく削減できる
デメリット
・作業に応じて費用が発生する
・専門のコンサルよりは戦略立案能力や全体感を描いた提案は苦手な可能性が高い
こんな会社におすすめ
・ある程度Webマーケティングの運用方針が決まっている会社
・社内にある程度のWebマーケティング知見があって、リソースがない会社
「社内に知見はあるけど、手が回らなくて…」という会社にもってこいなのが運用代行型のWebマーケティング会社です。
ある程度の方針さえ固まっていれば、自社リソースを使うことなく業者がPDCAを回して運用してくれます。
しかし、運用代行型はコンサルティング型ほど思い切った戦略提案はできないことが多いです。
ある程度運用してナレッジに課題があるのであれば、コンサルティング型の会社に依頼したほうが体制の立て直しや施策の抜本的な方針決定にはおすすめです。
③ツール型
特徴
・コンサル=専門家の代わりに、ツールが自社のWebマーケティングをサポートしてくれる
・ツール+コンサルがセットのプランもある
メリット
・人件費のかかるコンサルティングより安価
・上手く活用できたらコンサルよりコスパよく成果に繋がる
デメリット
・コンサルと違って成果報告をしてくれる人や、お尻を叩いてくれる人がいないので自律できない会社だと成果が出ない
・ツールが使いにくかったり、使い方がわからないと使わない
・提案内容がどうしても機械的になる
こんな会社におすすめ
・コンサルほどの予算はなく、多少努力が必要でもやり遂げることのできる会社
・自律・自立して学ぶ意欲高い社員がいる会社
ツール型の会社は、少額で済む分、自社リソースを割いてツールを活用する必要があるスタイルです。
すなわち、自社でPDCAをきちんと回す能力がある会社にはおすすめではあるものの、上手く活用ができないと毎月のコストだけがかかってしまう商品となります。
運用体制や社員のモチベーションの観点から、自走ができる会社は費用対効果が最も高いやり方ですが、リソースもナレッジも不足している会社には最もハードルが高いやり方と言えるでしょう。
④まとめ
費用 | ナレッジが得られるか | リソースを削減できるか | |
コンサルティング型 | 高 | ◎ | ✕
運用代行型と連携すれば◎ |
運用代行型 | 中 | ◯ | ◎ |
ツール型 | 低 | △
自走できる社員がいれば◯ |
△〜◯ |
これまでの内容をまとめると上記のようになります。
自社にとって、最適なサービス提供のタイプを把握して、比較検討してから契約に移りましょう。
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