やさしいWeb集客の話

Webマーケティング会社を選ぶ時に注意したいポイント

更新 :

「お世話になります。御社のホームページを見てお電話をしました。弊社によるWebマーケティングで御社のサービスをグロースさせませんか?」

こんな感じのWebマーケティング会社による営業電話を受けた経験、あなたにもありませんでしょうか。

担当者の人柄の良さや予算感など、会社選びのポイントはいろいろあるかと思いますが、自社を守るためにも営業トークを鵜呑みにせずに、フラットな目線で会社選びをすることが大切です。

今回は一切営業をしないWeb集客コンサルティング会社 ninoyaの一員として、Webマーケティング会社選びの際に気をつけたいポイントをまとめてみました。

 

Webマーケティング会社を選ぶ時は「ポジショントーク」に注意

一言で「Webマーケティング」=「Webを通じてお金を稼ぐ方法」と言っても、本当に様々な手法があり、星の数ほど専門の会社が存在しています。

各企業が得手不得手を持っており、それぞれが得意分野からの「ポジショントーク」によって企業向けに営業をかけています。

ですから、Webマーケティングに注力したい時は、自社の課題に対して業界全体を俯瞰した上でどの会社が最適なのかを考えた上で、会社を選ぶ必要があります。(これがなかなか難しいのですが…)

今回はざっくりとWebマーケティング業界の会社を4種類に分類して、各社の特徴とお金の稼ぎ方、話を聞く上での注意点を紹介したいと思います。

 

Webマーケティング会社を4種類に分けてみた

業界の方にお見せすると「MECEじゃない!」みたいにカタカナ語で怒られてしまうかもしれませんが、以下のように分けてみました。

・Web制作会社

・Web広告会社

SEO会社

・Webコンサルティング会社

それでは、各会社の説明に移ります。

 

Web制作会社の特徴や注意点

Web制作会社とは、その名の通り企業や個人のホームページやランディングページなどを制作する会社のことです。

Web制作会社の営業電話によくあるフレーズ

「御社のホームページ、スマホ最適化されてないですよね。弊社でリニューアルしませんか?」

Web制作会社の特徴

制作会社ということで、Web制作におけるプロであり、デザイン性、コスト面などに長けたWeb制作をする会社が多いです。

Web制作会社の売上の立て方

Web制作会社は基本的にサイトを制作して納品することで売上を立てる、スポットで請求の発生するビジネスモデルです。

ここにサーバーの保守・運用などをオプションで契約することでストック型で課金することも多いです。

Web制作会社の話を聞く上での注意点

Web制作会社は、あくまでもサイトやランディングページを作成するのが得意な会社です。

つまり、自社サイトを制作・納品するところまでは対応することはできても、その後の運用や代行、マーケティング領域はできなかったり、得意ではない場合が多いです。

また、一概には言えませんが、サイト制作特化型の会社の場合、サイトのデザイン性が高くても、SEOなどのマーケティング観点が抜けていることもあり、長期的な集客をする上でサイトのウィークポイントとなる可能性もあります。

Web制作会社に聞いておきたいこと

そのWebサイトを制作、リニューアルすることでどれくらいの費用対効果が見込めるのかをヒヤリングしましょう。

集客に繋がらない、目的や用途のぼんやりしたサイトができても意味がありません。

サイトの納品で売上が立つWeb制作会社だからこそ、SEOなどのマーケティング目線できちんと話ができるかは重要です。

Web制作会社はこんな企業におすすめ

対象サービスのサイトをまだ持っていないか、デザイン・運用面(CMSなど)において大きな課題を抱えている会社におすすめです。

 

Web広告会社の特徴や注意点

Web広告会社はWeb広告の制作や運用、広告領域の戦略コンサルティングによって営業している会社のことです。

リスティング広告やFacebook広告などのSNS広告、アフィリエイト広告など広告の種類だけ専門のWeb広告会社が存在しています。

Web広告会社の営業電話によくあるフレーズ

「今よりCPAを下げてリスティング広告運用しませんか?」

Web広告会社の特徴

短期的に売上を伸ばしたいのであれば、広告会社に依頼するのが最も手っ取り早いです。

Web広告はCPA、CPCなどの指標で費用対効果が見えやすいのも依頼する上でのメリットと言えるでしょう。

Web広告会社の売上の立て方

Web広告会社は、広告出稿による手数料によって売上を立てるビジネスモデルです。

また、バナーや動画など各種広告の制作費も売上となります。

Web広告会社の話を聞く上での注意点

広告会社は出稿時の手数料が売上となるので、基本的に広告量を増やすための提案をする傾向にあります。

つまり、広告会社に依頼し、広告を制作・運用をしたとしても、売りたい商品自体の魅力が弱かったり、広告の飛ばし先のランディングページがユーザーとマッチしていないと、効果的に購買に繋がらず、費用だけ嵩んでしまうリスクがあります。

Web広告会社に聞いておきたいこと

広告効果が想定していた成果を下回っている時のリカバリーはどのような方法で行うのか、誤った時間や媒体に広告出稿がされてしまった場合はどのように対応するのか などのリスクヘッジとなるヒヤリングを事前にしておきましょう。

また、広告は基本的に出稿量を増やせば成果が比例して上がるものです。

だからこそ、集客(CPA)だけでなく「購買(CVR)」の改善に関して強みを持っているのか、競合他社での成功事例はあるのかなどについても聞くことをおすすめします。

Web広告会社はこんな企業におすすめ

集客したい商品の基盤がある程度固まってきており、売上を大きく伸ばしたい!というフェーズの企業におすすめです。

 

SEO会社の特徴や注意点

GoogleやYahooなどの検索エンジンで自社サイトを上位化させるための手法を「SEO(検索エンジン最適化)」と呼び、それらを専門領域とした会社をSEO会社と呼びます。

SEO会社の電話営業によくあるフレーズ

「Googleで”青汁 おすすめ”で検索してみてください。うちの会社のSEOの成果です。よかったらSEOの提案させてもらえませんか?」

SEO会社の特徴

SEO会社は中長期的な視点で、自社サイトに検索エンジン経由でのアクセスを増やし、購買に繋げるための対策をする会社となります。

SEO対策に成功すると、広告を出稿しなくても検索エンジンの上位に自社サイトのページが表示されるようになる=ユーザーの自然検索流入が増えるため、広告の出稿コスト・運用コストの削減に繋がります。

SEO会社の売上の立て方

サイト内の改善提案コンサルティングや、集客用のブログやオウンドメディア用の記事の納品などによって売上を立てています。

SEO会社に話を聞く上での注意点

SEO会社によっては「SEOはコストをかけずにできるWebマーケティングである」といったようなことを言うこともあるかもしれませんが、そんなことはありません。

コンサルティングや記事の作成、エンジニアによるサイト反映などにおいて、予算や時間的コストが必要なマーケティング手法です。

広告会社と違って成果が出るのに時間がかかる上に、Googleのアルゴリズム変動によって順位が変動し、集客状況に変動が起こる可能性があります。

SEO会社に聞いておきたいこと

その会社がホワイトハットなSEOで過去実績を持っているかどうかを確認しましょう。

ホワイトハットSEOとは、人工外部リンク対策などのGoogleからペナルティを受けるリスクのある手法ではなく、ユーザーにとって有益な情報を最適な形で届けるためのSEO対策方法のことです。

人工外部リンクを推奨する会社についてはおすすめしません。

また、広告同様、競合他社で、集客だけでなく「購買」がSEOにおいて成長した事例を持っているかもヒヤリングしましょう。

SEO会社はこんな企業におすすめ

すでにある程度リスティング広告に費用をかけているものの、費用に対しての成果が青天井になってしまっている企業におすすめです。

また、サイトの新規立ち上げにおいて、制作会社がSEOの知見を持っておらず、SEO最適化されたサイトを作りたい時に依頼をするパターンも多いです。

 

Webコンサルティング会社の特徴や注意点

Webコンサルティング会社は、広告やSEOなどの特徴を踏まえた上でどのように戦略を組んで売上につなげていくのかを考える会社です。

Webコンサルティング会社の電話営業の特徴

「Webまわりの戦略をまるっと一気通貫で提案させてもらえませんか?」

Webコンサルティング会社の特徴

SEO、広告などの手法ベースではなく、目的から逆算したWebマーケティング全体の戦略考えられるところに強みがあります。

つまり、専門会社のようにポジションにとらわれずに施策を考えて提案してくれるのがポイントです。

Webコンサルティング会社の売上の立て方

Webマーケティング全体のコンサルティング費用が売上になります。コンサルティングということで、制作会社のような納品物がなくても売上が立つビジネスモデルです。

Webコンサルティング会社の注意点

戦略を考えるところからオファーすることになるので、上流の戦略を考えるための広く深い知識が必要になるため、対応できるのがある程度大きなコンサルティング企業に絞られることが多く、高いコストが必要となります。

また、コンサルティングがメインということで、高い費用をかけても実装や運用は自社、あるいは別の専門会社に依頼して対応することになるため、別途コストを想定する必要があります。

Webコンサルティング会社に聞いておきたいこと

Webコンサルティングのプロセスにおける予算の内訳をヒヤリングしましょう。「Webコンサルティング」と一言でざっくりと言っても、どんな役務提供をしてくれるのかを把握し、それぞれの工程におけるコストの妥当性を聞いておかないと、不必要なコストがかかる恐れがあるためです。

Webコンサルティング会社はこんな企業におすすめ

Webマーケティング対してSEOや広告などの方法の決まった戦略ではなく、売上を最短距離で立てるためにやるべきこと・やらないことを明確にして、推進していくパートナーがほしい企業におすすめです。

 

まとめ

おおまかにWebマーケティング会社の特徴や注意点についてまとめてみました。

それぞれの手法ごとにメリット・デメリットが必ず存在しているため、きちんと特徴を把握した上で会社選びを進めましょう。

中には、ひとつの会社に依頼をするだけでWeb制作からSEO・広告などのプロモーションまで一貫して対応します!という会社もあります。

しかし、多くの人へのディレクション費用がかさむことでの費用高騰や、広く浅く対応する会社であるため成果が出ない といったパターンが想定されるため、慎重に他社と比較検討して判断しましょう。

 

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大久保 しろう

大久保 しろう

岐阜生まれインターネット育ち 良さそうな奴はだいたい友達の大久保です。リラクゼーションセラピストから社会人生活をスタートし、その後Webメディアの編集長、SEOコンサルタントを経て今に至ります。三度の飯よりカレーが好き。

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