最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2019年7月版です。
「ユメノグラフィア」「ノーキャンドットコム」「atta」「カナリー」の、計4つのサービスをご紹介しております。
ユメノグラフィア
VRのコミュニケーションサービス。
バーチャル空間上のカフェにアバターの姿で入店し、キャストと会話を楽しんだり、一緒にゲームをして遊んだりすることができるサービス。
バーチャルライバーグループ「にじさんじ」を運営する、いちから株式会社による新規プロジェクト。そのβ版がリリースとなりました。1枠30分1,000円で、VR空間でキャストとお話をすることができます。現在はOculus Rift・Oculus Rift Sのみの対応。
ノーキャンドットコム
飲食店の無断キャンセルの予防&債権回収を代行するノーキャンドットコム
飲食店のキャンセル料金回収サービス。
弁護士が、飲食店のドタキャン(ノーショー、無断キャンセル)を予防&債権の回収を代行。初期費用無料で利用できる、飲食店向けのサービスです。
会員登録をすると、キャンセル時に発生する料金や注意事項を記載した「キャンセルポリシー」を無料で作成。実際に無断キャンセルが発生すると、督促・回収代行を実施してくれます。手数料はキャンセル料の30%。飲食店にとって、損失を最小限に抑える手助けとなりそうです。
atta
atta: Search and find the best accommodation deals
宿泊施設の比較・検索アプリ。
複数のホテル予約サイトの宿泊料金を横断して検索し、比較検討することができるサービス。iOS/Android向けアプリとしてリリースされました。
検索対象となるのは、世界中218の国と地域、約63万軒のホテル・旅館・民泊・別荘などの宿泊施設。しかもただ比較するだけではなく、検索時点で最安値のプランが今後さらに安くなる確率をAIが提示し、安くなったときには通知してくれる機能も搭載しています。
カナリー
賃貸の部屋探しアプリ。
多数の不動産会社からの連絡を比較する必要がなく、個人のエージェントが対応。希望日に内見できるおすすめ物件を、LINEもしくはメールで提案してくれます。
担当エリアのエージェントが案内してくれるため、いちいち店舗へ足を運ぶこともなく、細かい日時調整も不要。現地で待ち合わせてすぐに内見できます。契約の際もスマホのテレビ電話でひととおりの説明を受けて、その場で手続きを進めることが可能。忙しい人に嬉しいサービスです。
まとめ
以上、「ユメノグラフィア」「ノーキャンドットコム」「atta」「カナリー」の4つのサービスを紹介させていただきました。
今回は特に「ノーキャンドットコム」が気になった人が多いのではないでしょうか。
これまでは基本的に飲食店側が泣き寝入りするしかなく、SNSでもたびたび話題になっていたドタキャン問題。そのキャンセル料金を弁護士が回収してくれるサービスということで、注目している人も多いのではないかと思います。
また、個人的には「ユメノグラフィア」をおすすめしたいところ。
というのも先日、β版がリリースされる前に体験会に参加してきたのですが、すごく楽しめたんですよね……! 現状は自宅にVR機材が不可欠ということで利用ハードルの高いサービスですが、もし実店舗から利用できるようになれば、それなりに流行るんじゃないかと考えています。