最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2020年5月版です。
『仮設の映画館』『Facebook Shop』『comony』『Congrats』の、計4つのサービスをご紹介しております。
仮設の映画館
映画のデジタル配信サービス。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、各地で休業中だった映画館を応援するべく立ち上げられたサービス。
ユーザーは作品と一緒に映画館を選び、選んだ映画館に鑑賞料金が分配される仕組みとなっています。5月下旬現在、11本の映画を鑑賞することが可能。全国各地の劇場が参加しており、映画ファンのあいだでも話題に挙がっていました。
Facebook Shop
Facebookの小規模事業者向けECサービス。
企業が運営するFacebookやInstagramで、商品を販売することが可能に。商品を「コレクション」として登録し、Facebookの審査を通ればショップを始められます。
昨今の感染症の影響を鑑みてのサービス展開であり、営業停止中の小売店や自粛生活中の人々を支援することを目的にしているそう。Businessを支援する『Facebook for Business』のページ内で紹介されており、日本語の説明も掲載されています。
comony
VR空間共有プラットフォーム。
クリエイターによって作られたVR空間を誰でも自由に訪れることができるサービス。物件内見や研修用のVRアプリを制作して公開することも可能。
VR機器はもちろん、通常のWindows/MacPCからもアクセスできます。モデルハウス、アートギャラリー、歴史的建造物などが、現在アップロードされている様子。他にもバーチャル旅行やインテリア相談など、幅広い用途での活用を想定しています。
Congrats
オンライン結婚式サービス。
準備に手間とお金をかけることなく、いつでもどこでも誰でも簡単に、Zoomなどのツールを介して結婚式を挙げられるサービスです。
自分たちですべてを作り上げる無料のスタンダードプラン、プロデューサーに手伝ってもらえるプラン、配信機材なども利用できるスタジオプランの3つから選択でき、すべてのプランでお祝い金の決済機能を利用可能。「結婚式」の新しい選択肢として、注目を集めています。
まとめ
以上、『仮設の映画館』『Facebook Shop』『comony』『Congrats』の4つのサービスを紹介させていただきました。
外出自粛生活の続く今月も、自宅に居ながら利用できるサービスが多く登場。特に映画や結婚式など、外で行う活動を自宅用にサービス化したものが目立っていた印象があります。こうした代替手段が登場するのは、ユーザー目線でも企業目線でもありがたいですよね。
まだまだ先行きが見えない現状では、たとえ全国的に外出が可能になったとしても、このようなサービスが今後も登場すると考えられます。自宅での生活や仕事を効率的かつ充実したものにするべく、これらの新しいサービスも積極的に利用してみてはいかがでしょうか。